水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第11章 瀬織津姫再び僕のところに現れる ②「もう自分のことを好きになりなよ」

(※以下の存在が、瀬織津姫かどうかは、みなさんの判断にお任せいたします。)

 

瀬織津姫)・・さてと、正樹、仕事が終わったところで、

 

え?、前回話した、根の国で、地球にくっついているすべてのパラレルワールドを地球から切り離す、という仕事が、もう終わったってこと?、早くない?

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瀬織津姫)早いも何も、このタイミングで正樹は仕事(現実で実際に努めていた職)から自分を引き上げ、この自分の定位置に戻り、というか、居場所をきちんと作り、または作りかけている状態になっていて、これからは、人の居場所で頑張るでなく、自分の定位置で自分らしく過ごす、ということが、正樹の人生のやらねばならないこと、ということを自覚した、そんな正樹と、私は、念願かなって、一緒にここにいて、ともに英気を養いながら、共に過ごし、共に仕事、つまりは役割を重ねていく、それが暮らし、その、暮らしを、ここに導かれた人たちとともに、和を持って、地球との環を持って、推し進めていく、というのが、まさに、正樹と私に決められていた予定であり、未来だったのだから、その通りのことが、ここに起きているにすぎないので、早いも早くないも、スピード感としては、どちらでもなく、つまりはちょうどよく、流され、または流れるままに来た道が、正樹には最適で、正樹以外にも最適で、普通で、いかにいろんなことが巻き起こってこようと、その流れは、必ずここに到達し、ここで、すべての予定された者たちが集うと、どれが、もう決まっていて、私と正樹がここにいることが、そのスタートだということ、・・わかってもらえるかな、

 

なんとなくは分かるよ。、でも、もう少し説明が欲しい、僕は、職場でいったい何をしていたのかな。そりゃ、辞めることには僕自身もその方がいいと感じているけど、

 

瀬織津姫)そう!、その決心が必要だった、この君の定位置に来るのに、人への情にかまけて、自分の力を分け与えるようなことをこれ以上しない自分になるまで、この定位置は来なかった、君の子どもも、ほら、元気に活動を始めてる!

 

うん、僕も、それを、「・・あれ?」と思ってはいるんだ、僕の引きこもりの我が子、急にどうしたんだろうと。朝早く起きて、掃除を始めているよ。

引きこもりの我が子 の検索結果 - 水色のなかま (hatenadiary.jp)

 

瀬織津姫)今まで何度も言ってきた話になるけど、正樹は、本当に完全たる愛、水色の魂の持ち主で、その魂が、下界の、(・・あとで説明するけど、あえて下界と言っておくね。)自分の魂を持っている人々と、このたび現実の世界で実際に会ったの。その時に、君の目で、その人たちが完全たる愛かどうか、確かめなきゃいけなかった、その結果、愛じゃなかったため、君の方に、君の魂が、戻らされたってわけ。君が、吸い取ったわけではなく、エネルギーの自然な流れがそうなだけ、正当な源に、自然、還ったの。

 

僕は、始め、こんないい職場はないと思い、スタッフさんや利用者さんと楽しく接していたけどね。

 

瀬織津姫)そう、そうでない部分には目をつぶってね、

 

11月の後半になったら、急に、職場にいるのが苦しくてたまらなくなったんだよ、

 

瀬織津姫)そう、正樹に(職場から)去られることを察知した、正樹の魂を持っていた人物の、異次元におけるお偉いさん方が、一斉に、正樹に、パワハラを仕掛けたからね、人間まで使って、出ていったらこうだぞ!、と。

 

僕は、急に、職場に違和感を感じたんだ、自分はここにいていいのか?、と。

 

瀬織津姫)正樹に、夢を見させていた異次元の存在が、正樹の魂を失っ(ていっ)たらそれが出来なくなって、今度は人間に命じて、パワハラで職場にいることを押し付けようとしたからね。

 

だから、僕は、退職しようと思った。これ以上いたら、パワハラを受け続けたら、弱い利用者さんにそれが(しわ寄せが)伝わってしまうと思って。

 

瀬織津姫)ここまでが、正樹のこのたびの職場でのやることであり、それがもう終ったということ。仕事が終わったというのは、私も一緒♪

 

じゃ、聞きたいんだけど、『下界』とは?、同じ現実世界に下界も上界もあるの?

 

瀬織津姫)あるよ。言葉は悪いんだけど、愛の濃い世界に対して、愛の少ない世界が下界、だからと言って、正樹は、そういうそこの場にいる人たちをも馬鹿にして見下したりしない、だからこそ、自分で行って確かめなきゃならなかった、それが、そこにいる方々のチャンスだったんだ。この先も、正樹の魂を持てるか、持てないかの、

 

分かった。‥ならば僕はもう、そこの場に行かれないわけだ。

 

瀬織津姫)そうだね、行ったら体調を壊し、気もふさいで、仕事どころじゃないだろうね、そういうことが分かってて、行くのなら行けばいいけど、あとの始末は自力でやらなきゃ、大変な労力が必要だけど。

 

分かった、よく考えてみるよ。・・あ、頭が痛い・・、苦しい。

 

瀬織津姫)・・ね、そうなっちゃうの、もうあそこに君のエネルギーがないから、君の居場所は、そこじゃなかったんだから。

 

君と、君の職場は、もう波動が合わない。半身半霊の人間には、波動の合う合わないが体への締めつけ感を生じて普通じゃいられない。

半身半霊とは、正樹のように、左半身に異次元を感じて、右半身にて現実の世界を感じる状態のこと。その状態で、たとえ空想でもある場所を思うと、そこの磁場が感知され、体が苦しくなるの。

 

僕だけかな、こういうの。・・あのね、こんなこと普通に説明して分かってもらえるわけがないの、もちろん言わないけど。

 

瀬織津姫)むこうの(元の職場の)人たちが、君のことを思う時、意識の空間が繋がっちゃう、それがなくなれば、こんなに苦しくはなくなる。君も、むこうを思う必要はない、もう関係は破城しているから。

 

異次元的にはね。でも、常識から言えば、まだ職場と僕はつながっているよ。

 

瀬織津姫)常識、・・そうだね、それを考えると、だいぶ波動が低くなる、誰もが正しいと認識しているであろう、常識、・・

どういえば良いのかな。・・

常識が、ある一部の人間の作ったものであることを、みんなには認識してほしい、そして、その常識に入れない人たちがいる、当然のそのことを、その入れない人たちのことを悪いとか、劣っているとか、の思い違いが、人の中にはあるということ、そのことも、しっかり認識してほしい。

これだけ世界が発達しても、人々は、次々半身半霊となり、この自分の出したものを、素直に受ける世界に、これだけ完璧に近づいていても、今だ、まだ、これまでの常識にとらわれて、自分の進退を決められない人たちが、世の中には大勢いる、正しいのに、自分の感覚こそがそれでいいのに、大勢の、みんなの王道こそが、正しいと、そこに自分の価値観をゆがめ合わせなきゃいけないと、そういう思いを、そう、ここにいる正樹でさえも抱く、それが今の世の中。・・このことを、私は、嘆かわしく思う、ここまで愛ある正しき人々が、苦しみぬいてきたのに、それでもまだ、自分を苦しめた存在をも包めと、そこまでやらせる、その仕打ちを常識だと、そのようにまで思わされる、そんな腐ったやり方に、一部の者たちをのぞき、みんな、みんなが慣れてしまい、そこに愛着まで感じ、そこから離れることを不安にさえ思う、そんな今の状態こそ、嘆かわしいと思わざるを得ない。

 

瀬織津姫、僕は思うんだけど、パワハラに負けないくらいの、もっと大きなものを、僕たちは得られないかな、・・だけど、力に力をぶつけるんじゃなくて、なんというか、僕たちが、持てる、自信というか、正しいを正しいと証明できる出来事とかが、僕らには必要なんじゃないかと思うんだけど、そういうのは、君とずっといたとしても、与えられないものなのかな。

演説だけじゃ、だれも、ついてこないし、目に見えて、君が言う通りの世界が目の前に広がらない限りは、やはり、今いる現実の、常識というものを頼りに、生きるしかなくなる、だって、人はそこに集うんだから、そこに正しさと安心感を感じるのだから。

 

瀬織津姫)・・・。

 

でもね、一方で、僕はこう思うんだよ。もう、僕は、僕が正しいという印(しるし)や、得することがなくても、あの職場に戻りたくないって。

今回、僕の働いた施設、スタッフ同士が派閥で別れてた。それにはじめ気が付かずに、僕は、みなさんと普通に仲良くしていた。利用者さんのこと一番に考えて、仕事は、とても楽しかった。

始めは、みなさん普通に親切だった。でも一番僕に親切だった人が、実は、自分たちのチームに僕を引き入れたい理由で親切であり、そこに入った状態になった後、急に冷たくなった。その人は、急に僕にやさしかったり、かと思うと、理由が分からない場面で、僕に脅しのような言葉を浴びせたりした。

ようやく違和感を感じて、上司に相談したり、施設長に相談したりしてみたが、どの人にも、詳しい出来事を話すことができなかった。なぜなら、僕に親切にしてきた人も、上司も、施設長も、みんな、その派閥の人たちであり、施設の王道だったから。そのうちに上司も、僕に理由なく厳しくなった。支配されるのはべつにいいけど、僕の感覚や思いで、利用者さんを大切にすることが、全くできなくなってしまったのは、とてもつらかった。

だから、僕は、瀬織津姫がなんと言おうと、あの職場には、もどりたくないんだ。異次元で何があって、この先現実世界がどうなるのかは知らないけど。僕は、あのままあの施設にいて、心をなくしたくない、だから、退職するんだ。

 

瀬織津姫)うん、・・証拠を見せたいのはやまやまなんだけど、

 

うん、・・でも僕は、証拠を見るまでもなく、どこで生きたいかって言ったら、あんな自分に嘘をつかなきゃならない、窮屈な場所じゃなかったわけ、一心に利用者さんに接している瞬間は楽しく幸せだった、それともう一つ言うならば、やさしいと思っていた利用者さんも、僕が心から励まし元気になっていくごとに、どんどんやさしくなくなっていった。その現象が、なんだかわけが分からなかった。僕がこのままここにいていいのか?、とも思った。

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瀬織津姫)その利用者さんが持つ力が、君に還ってきていたからね。君の魂が、君に還れば、それを持っていた人の心は、君の魂が減った分だけ、やさしくなくなるということ。

 

やさしかった利用者さんがやさしくなくなって、他の利用者さんを馬鹿にするようになったことも、僕にはすごいショックで。

 

瀬織津姫)正樹に当たって、本性が出ちゃったんだよね、魂無くして、素のままの自分にさ。

 

正樹には、私は、四の五の言えないよ、もう自分の意見を持ってるもん。もし言えることがあるならば、自分の居たい場は、自分で選ぶってこと。そこに居たくないのにどうして居るの?、自分の居たい場所が自分の居場所なんじゃないの?って。

自分のそのままを好きになりなよ、そろそろ、そういう時期なんじゃない?

正樹も、揺れているけど、現実の世界において、自分が無作法をするのが罪悪感というか、そういう常識に、みんながみんな、かしずいているけど、そのかしずきが、常識や王道を支えるエネルギーなのであって、みんなが一人一人の価値観に立ち戻って、自分のそのままで生き始めれば、パワハラとか、支配とかをよしとする、その世の中の常識や王道とされる道も、細くなって消えるんだよ。

そのことを、知っておいてほしい。

あと、自分の居場所は、自分で作るんだよ、合った者同士が集まるんだからさ、まず、自分が自分にならなきゃ、自分の価値観で生きてみなきゃ、合った者が会うことはない、この先、いつまでたってもね。

 

分かった。ありがとう。

 

 

 

(半身半霊の図 ↓)