水色のなかま

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第7章 瀬織津姫と語る  (21)古事記を紐解こう・瀬織津姫と菊理姫の関係

(※以下、瀬織津姫とされる神、その他の神とされる見えない存在との会話を、なるべくそのまま書き記します。内容の正誤の判断は、みなさんにお任せいたします。)

 

僕は、今日、とても元気です。ちなみに昨日は、”僕は、この先、家事にいそしんだり仕事につくことができない立場で、子どもたちの社会進出を応援するのみで、僕が日常で人に関わることはなくなるんだー”とぼんやり思っていました。まぁ一昨日よりは動けはしたけど、そんな気持ちになっちゃう感じの体調だったんです。

 

瀬織津姫)正樹、正樹はこれまで本当に大変だったね、その理由を説明するよ、また同じ立場の人もいるから参考にしてもらいます。

魂が、アバターである人間の中に入る時、その魂が人間界でやるべきことが決まっていて、それが可能となる能力を持って人間に入るんです。でも始めからその力は発揮されない、自分が練習とか経験とか積んで、こうなりたい・ああなりたいと希望した時に、その希望の気持ちが強い時に、用意されていた魂が、アバターの中に入るのです。

正樹は、母親に生まれてからずっと脅されて、人間の中に少ししか魂を差し込むことができていなかった。それゆえに、自らああなりたいとかこうなりたいとか希望を抱く機会を与えられず、母親は、正樹に、日常生活のイロハを教えることもなく、できない人間だとののしることでアバターの中に魂を差し入れさせず、自分が成長していきたいと思う出来事にも遭遇させず、持ってきた能力の魂を使う機会を母親なのに奪ってきた。

そうして、正樹が、自分の生まれてきた意味も役割にも気が付かないことで、なにも望まない姿勢を貫いていたため、その能力の魂は、菊理姫から母親の方につぎ込まれ、母親が正樹の用意していた能力を持って、正樹の代わりに活動したんだ。・・ここまでは分かるかな?正樹の母親は、菊理姫の小さな分霊、この小さな分霊が水色の魂を得るために、とても贔屓されていた立場だったことが。

 

はい、分かります。

 

瀬織津姫)途中までは、正樹の母親が、そうして正樹から水色の魂を得ていて、計画通りだった菊理姫と正樹の母、しかし、正樹が自分のしたいことに目覚めて、地に足つけて生きたいと望むようになった。それは、自分の思う子育てをしたいと強く思った出来事だった。そこから正樹に、正樹自身が用意していた水色の魂が流入し始めた。それを見て、菊理姫はとても焦った、今までの正樹の何度もの生では、こんなことは起こらなかったから。

菊理姫は、次に、正樹に魂が完全に戻っていない状態で、正樹が行くべきだった職場、正樹が遇うべき人物に正樹を向かわせた。正樹は当然そこの場でおかしな行動をとってしまった。そこで役目を果たせる能力を返されていなかったのだから。そのようにして正樹に経験を与える義務だけを果たして、正樹に自信を失わせ、その道に進まない決意をさせ、能力を返さないで済むように仕向けたのだった。・・・ここまでも分かるかな?

 

はい、分かります。

 

瀬織津姫)しかし正樹は強かった。たえず子どもたちのことを考え、今ある魂だけで能力が少ないままに、一心に努力をし続けた。何かに愛情もって接することだ出来るようになるたびに、喜びを感じていた。そのうちに、そんな正樹に、正樹が用意していた魂を与えないようにしている菊理姫の所業が不自然だと、みんなが気が付くようになった。だんだん母親のところから魂が戻されていって、正樹はどんどん大きな心を持てるようになっていった。その分、正樹の母は、性格を貧弱にし、今まで恵まれていたツキにも見放され、他者からのつらい態度を受け取るようになっていった。それが当たり前の当然であったのに、あたかも正樹が悪かったのように、水色の魂を不正に得ていた母親から少しずつの幸を恵まれてきた者たちが、(その者らは異次元と現実に両方にいたのだが、)勘違いをしているのをそのまま捨ておき、正樹が念で責められるはめにもなった。

 

それが、一昨日の僕の苦しみだったんですね。

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瀬織津姫)その通り。正樹は悪くなかったのに、全く悪くない者が悪いように思わされていた。

 

それは、僕以外の方々がそうなっていたら、お気の毒としか思えません。

 

瀬織津姫)そういう正樹だから、みんなが今助けている、きっと同じ立場の者たちのことも、親身に感じてくれるだろうと思って。実は、正樹は、正樹を優遇するから、他者にはこのことを黙っていてくれ、と交渉されることもあった。だが、いいよ♪と答えながら、そういう不自然に正樹が納得するわけもなく、今もどんどんわれらと協力して、同じ立場の者の魂を、もとの人間に返しているというわけ。

ここからが大事だ。魂を返された人間は、急にいろいろなことができるようになるし、これまで不正に魂を持っていた人間は、魂を無くして急にいろいろなことができなくなるから。正樹は、この期間に、魂を取り戻せたり、魂をまた取られたりを両方体験したことがあるので、実感としてもその現象が分かっているだろう。

 

はい、分かっています。今などはいろいろが手につきます。元気だし、体も良く動きます、でも、これまで家事が手につかなくなることもあって、その時は、魂を抜かれていたんでしょう。このことは、本当にあることだと自分の体験から断言できます。

あと、大事なのは、急に何かができるようになった時、自分のせいで能力を失った人がいるなどとは思わなくていいということ。最初から不正だったのだから、不正が自然に戻っただけで、今能力を得た人は悪くないはずです。・・・僕は、母に、『強くなったんだから次は弱者(母)を助けないといけないんだよ!と言われて、母を助けないでいる自身をつめたいのかなと一時期悩みました。でも、母を助ける役目はもうほかにいるので、僕は僕が助けるべき人を助けなきゃと思います。親孝行はとてもいいことだと思っていますが、他所のご家族と僕とは事情が異なりますので。

 

瀬織津姫)まずは正樹家がこのように元通りとなり、新年から自分の道を行けるモードに入るよ、その後は、正樹のような人物がそこかしこで活躍し始めるよ。そのことを伝えておくね。活躍とは、その道を行く人という意味で、必ずしもスピリチュアル能力じゃないことを忘れないで、スピリチュアル能力もその他の力も、みんなどう価値であり、個によって持つものが違って、それぞれの場で光れるの、そういうことだから。スピリチュアル能力だけが特別じゃない、時代に合った能力が必ずしも用意されているわけではない、ずっと長いこと伝統のように使い古されてきた分野にだって光明はある、要は、自分の歩ける道を他と比べることなく信じて歩きなさい、ということだから。

 

分かりました。いろいろ言ってくださりありがとうございます。

 

瀬織津姫)いいえー、話せてよかった。能力が元通り戻っていって本当によかった。役割でない者がいくら能力だけ持ったって、同じことを遂行したって、やはり意味がないし効果も少ない、不正に能力を持った者が自分に得意でないことに取り組み不平不満ばかり、そんな雰囲気も、もうやめていきたいんだよね、能力取り上げていた方も不幸だったなら、そういう体制に意味なんてないからね。菊理姫スサノオ、そして正樹の母にも自分に戻って幸せになってもらおうね。いくら能力を戻されても、自分である以上に幸せってないよ。それは断言できる。

 

そうだね。母も生きてきてずっと不平不満ばかりでした。きっと僕の役割が性に合わなかったんでしょう。ならば魂は返していただかないといけません。僕の魂なんだから。

 

あ、なんか菊理姫が話しています、・・

 

菊理姫)・・こんなはずじゃなかった、・・正しい道のはずだった、・・なにをどう間違えていたのか、・・・不正が不正でないように協力してくれていた瀬織津姫がうらぎり、不正だと声を荒らげ、・・皆が責め立てている、・・次の王は大国主だと、その王はわれらを責めぬのに、下に従う者らが責め立て、汚名を着せられ、・・流れは、もはや瀬織津姫に在る、・・無念・・

菊理姫を責めなかった大国主の言葉↓)

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僕が感じるに、瀬織津姫は相当苦しんでおられましたよ、人柱として、ただ封じられ続けて何もできないで、

 

瀬織津姫菊理姫は、そのままがこういう人、何も悪くないよ、自分に合うところにただ行けばいいだけ、つまりは、地球では合わなかったというわけ、その事を認めたら、どこにでも行けるのに、合う場所にさ、

 

そうだね、その通りだね。

 

瀬織津姫)正樹の前で誓うよ、私はもう菊理姫スサノオを助けない。魂を完全に返してもらい完全たる瀬織津姫になる、ここにそれを宣言する。この先は、誰にも止められない、この先の我が道。

(菊理姫瀬織津姫との最初の出会い↓)

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うん。・・・・うわー、僕の体にも影響ある、きっと僕も母と完全に切れるんだ、うわー、背中が何とも言えない違和感・・・!

全ての水色の魂が、解放されてるんだー

やっとこの時が来たー・・・   ・・・  ・・・

 

菊理姫)・・わが魂も、そのままに、・・

 

瀬織津姫)正樹に本当の役割が入るよ、それ全うして、新しい年迎えたら走るよ♪

 

よく分からないけど、オ、オォー!

 

 

(水色の魂が抜けていく菊理姫↓)