水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第9章 新地球を作る旅・異次元存在と話す ⑮僕の地上での立場・立ち位置 (木々と話せた日)

 

(※この章を書くにあたって、常にいろいろな魂をやさしく包もうと尽力してくれていた地球と、地球のならわしを根気よく教えて仲間に加えようと努力し続けてくれた水色のなかまに、深い敬意と感謝の意を表します。)

 

このところも異次元や現実でいろいろあった中、

僕は、人間なんだし、できたら人間の方々と仲良く関わりたいんですよね。でも、僕には異次元が見えたり聞こえたり、・・大抵の方々とは話や感覚が合いません。家族以外は、犬連れの時に、やさしい飼い主さんや道行く人となんとなく言葉を交わせるくらいで。

そして、最近 気が付いたのですが、それ以外にも、僕が人間の方々と仲良くできない理由がありました。

それは、僕の性格がとてつもなく頑固であるということ。・・これ、今まで気が付かなかったんだけど、妻の家族が家族全員頑固なのと、今の僕の家族も全員頑固で、僕がわりと双方と話したり緩和剤になっていることで、これまで自分を頑固だと思ったことがありませんでした。

しかし、このブログを振り返って読んでみて、我ながら僕という人間は、生きる生き方にこだわりが強くて、いかに(異次元存在を含む)他者の考え方や生き方を許していないか、小さな矛盾や間違いにこだわりや文句が多いのか、と思い、これでは人間の友達ができるわけがないと自覚ができたのでした。

そして、このように気が付いた自分の短所も、これまでは、異次元存在が邪魔をしているとか、おかしな意見を吹き込まれてつられてしまってとか、どこか他者のせいにして、自分に原因がないと感じているところが、我ながらよくなかったなと反省しました。・・なんと言うか、つられるのも、自分の意見がなかったり、どこかその意見に同調する部分が僕の中にあったからであって、僕の生きるのを邪魔したり、つってくる異次元存在には罪はないよなーと思って。

そうして、僕は、”これからは謙虚な人になりたいな、地味で目立たず、誰かの役に立てる人になりたい”、と思いながら、犬の散歩に行ったのでした。

 

すると、ここ数回訪れている川端の小道で、ふと、以前も話したことのある木に意識を寄せてみると、また声がしました、『ここに来るのはまだはやい・・』と。

僕は、たぶん僕の精神性の成長が、まだ木々と語れる世界に入るには早いと、それなのになんでおまえは来てしまったのかと、そう言われているのだと思い、”しまった、失礼だったのか・・”と反省しました。

そうしたら、次の木は、こう言いました。『ようこそ、いらっしゃい♪』と。そして次の木は、『木の気持ちに注目してくれるのとは嬉しいことだ』と。僕は、木にもいろいろな性格や意見の違いがあるのかもと思いました。

そして、川縁の小道の先の森に入ったとたん、ふわっという植物の息吹というか、緑の一帯がさーっと生気を帯びた感覚がして、木や草や花たちが、みんなで喋りかけてくれたのでした。

内容は、まとめるとこんな感じでした。↓

木は、地球を愛する者を守っている。

木やツタの先から元気がでるエネルギーを送っている。

植物は地球のアンテナであり、地球が守るべき者を判断している。

木の高さは、ここまでは地球の領域だというしるしでありこれ以下に地球外の愛無き者を受け入れることはない。

昔は大きな木があったが、今は木が低くなり地球の領域が狭まってはいるが、低い木がその高さで昔と同じく愛ある者を守っている。

地上に一堂に会しているように見える人間たちも、魂が木の高さ以下までしっかり降りている者は少ない。

そして、森は僕に、このように言ってくれました。

『いろいろな異次元存在と関わらなくていいように、この先は木の世界とつながろう、われらが守ってやろう』と。

僕は、そうしてもらえたらどんなに幸せだろう、と思いながら、こうした植物のみなさんに甘えすぎることなく、これからも、こつこつと、自分の欠点を人様や異次元存在のせいにはせず、誰かの役に立てる人となれるよう、心がけていこうと思ったのでした。

 

 

水色のなかま)そろそろ君らともお別れかな・・?、おいおい、そんなことを思わないでくれよ、木々は立派なワンネス、つまり君は、以前よりもう一段ワンネスの世界に入り込めたということなんだよ。

木々は受け身、その身に何もかもを除け得る能力がないかわりに、木はじっと人々の所作や心を見つめ、自らが救うべき人間かどうかを観察するんだ。意地悪されても軽く扱われても、痛めつけられても、悲鳴も上げずにそこに留まり、じっと愛すべき者にエネルギーを与え続ける。正樹は、そうした木の心に触れて、今は、自分もそういった落ち着きを持ち得たいと心底思ったことだろう。

しかし、木は木、正樹には正樹の存在感や役割が有する身、今一度身辺を見回せば、君が人々に嫌われることなどはなく、頑固が欠点というわけでもなく、これまでのいきさつを正樹と同じ体験をしてきていない者らは知る由もないだけで、正樹の人生で見てみれば、だいぶ健闘し、不死鳥のように何度も立ち上がって歩けたことは、褒めたたえるべきであることを伝えておこう。

たとえ自分がそう思わねど、誰かが見ているものだ、ついぞ地球は、地球で起こるすべてを把握して愛すべき人物を特定している。嘘をついても無駄、エネルギーがうそをつけさせないからだ。愛あるエネルギー、やさしさあふれるエネルギーの前に、みな、心地よさを感じている、それが、答えなんだ。

 

水色のなかまは異次元存在でしょう?、僕は、人間の方々と関わるために、君たちとも付き合わない方がいいのかなと、少し思ってしまったんだ。

 

水色のなかま)君が前述したことは、半分は正解、半分は不正解。

正解の部分は、人間が、魂ごとしっかりと地上に降りるには、木々の作った高さの結界を抜けねばならない、その時に、魂は、木々の声を聞くことができるということ。

また君が感じた反省点は実にいい。どんなに次元存在に意地悪されようとも気にしない自分でいられるようになることが、木々と話せる自分となれるための精神修行だからだ。言われたことに反発するようでは、同じ程度のレベルだと言える、また、以前スサノオ殿に呼びかけたようなことも、この地に組織を形造っている存在に対しては、自分が無関係な場合ほど失礼ということとなる。文句があれば、自分が組織のトップに立ってみろと、皆がそう思うだろうな。(参考記事↓)

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

 

笑、いや、落ち込まなくていいぞ、そういう欠点が君、君自身は必要な人間なんだから、そして、個々に住むどの人間も必要な存在であることは間違いない。

つまり僕が言いたいのは、今、君が、自分のあらゆる汚点や失敗を人や異次元存在のせいにしないで、または自分の境遇のせいにしないで、環境がどうであれ、この置かれた環境で、自分のなりたい自分を目指そうと思えたことが素晴らしかったんだから。そう、直すべきは他者や環境でなく、自分だということ。文句を言う暇があったら、自分の改革に、自分を磨く努力に、いっそう時間を注いだ方が、何倍も(得)徳というわけなんだ。

君は、植物と話せたんだ。それは誇りに思っていい、そして、植物にもいろいろあるからいろいろ話して試してみるといい、育ち方も千差万別、どんな植物があるのか、木のように人格があるのか、または幼子のように可愛らしいことを言う小さな花があったかどうか、一点ずつ当たって見なければ分からないぞ、小さくても人格のある花だってあるぞ、人と同じ、見かけにはよらないんだから。

結果、実はその植物に向いた育て方は、種類に大まかには寄るものの、個体差というか個性があるので、話してみない事には分からないんだ。ぜひ話してみてほしい。

また、自分の立ち位置により、木々から聞こえる声、つまりは提供される情報が異なることもある、そのこともお伝えしたい。

この先も木と話しなさい、水色の仲間ばかりではない、木も水も、みんな何かを思ってる、話してもいる、感じてもいる、それを、よかったらまたここに書いてほしい、小さな声を聞くのが、君の役割でもあるのだから。

 

一つ気になっていることが。僕は、まだ木々と話す世界に入るには、早かったのでしょうか。

 

水色のなかま)気にしなくていいよ。一つは、君の魂が、まだ母親とは切れていない、そのことを木は感じていたんだ。

君は、母親もここに連れてきたことになる、しかし母の波動は木とは合わぬのだ。だがそれも、かなり早くに解決するだろう。今にここに耐えきれずに、母の魂は君の体を遠のいていく、それの初めの段階が今回の体験だったんだ。

いつでも自分でいるように、いつでも自分でな。母の心をここに寄せない判断を、母と同じことを思っていれば、母は永久に君から離れ得ぬだろう。君と母は長らく一緒だったが当然違う、その線引きをこれからしていこう。木々が手伝ってくれる、君はこっちだと手招きしてくれる、その通りに行けばいい。

 

はい。ありがたいことです。

 

水色のなかま)君の立ち位置は、つまりはここ、ワンネスの木とともに。

 

植物好きなので、うれしいです。

さぁ、どうも手につかなかった多肉植物の寄せ植えだけど、今日あたりできるかな♪

 

 

かわいらしいアジュガ

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