水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第13章 地上で生きる道⑧いつかは来る、学びの終わり

今日は、異次元存在から書いてほしいと言われてブログを書いている。

内容は、『学びの終わり』について、らしい。

 

 

以下、メッセージです。↓

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?)正樹はこのことを理解しているが、文章を分かりやすく皆さんに伝えるようにとなると書きにくいので、全文言われたことを書くと申し出てくれた。違うところは、後ほど正樹に訂正してもらうとして、とにかく話していこうと思う。

 

正樹は、この地球の現実世界に生れ落ちて、人様のカルマをしこたま抱え、それを自分が解消する、つまりは、人の代わりに不幸な目に遭うというつらさを乗り越えて、その環境でも愛を醸し出し、身につくカルマのわりには高い愛を発する人物だとこちらに理解されながらも、カルマの解消のためにこちらはカルマ通りの試練を正樹に与え続けていた。

正樹は、自らを救ったと思っている子どもらも、初めて自分を大事にしてくれたと思った人間だった妻も、実は、正樹の人生を苦しいものにすべくそばに置かれた人物たちであり、正樹から愛情とか癒しの力を抜き取り使い続けるという特徴のある人物であって、正樹はその苦しい待遇に気が付かずに、この家族の中で自ら愛を高めていった。

また、そんな正樹は、若い頃、我が子を救うために自ら霊能活動に参加し、いろいろな神社へいろいろな者たちと出かけては、そこの場で神社や同行者から、分からぬように力を取られ続け、体に魂がすっかりなくなった正樹は、これまで懇意にしていた者らからの助けも得られず、弱いままに捨ておかれた経験があった。しかし正樹の子どもらの不遇な特徴も、神社に同行した際の不遇な者らとの出会いも、すべてわれらが正樹の精神を鍛えるために与えた試練、背負っていたカルマにふさわしい試練の種類であって、実は、正樹自身にはカルマがなく、精神を鍛える必要などなかったことは、百も承知でわれらは試練を与えていたのだ。

正樹は、それらの経験で死にそうになりながらも家族を愛し、しかし家族からはそれと同じような愛など返されずに過ごしても、家族には何も文句もないという状態の正樹であった。正樹は、背負ったカルマのせいで、常に「お前が悪い」、という評価を人間からも異次元存在からも受けており、他者を責めずに自分を常に責める姿勢を当たり前に貫く体になっていたからだ。

そしてそんな正樹に対するわれらの待遇を良く思わぬ勢力が噴出し始めた。それは、地球の使徒である水色のなかまとワンネスの存在らであり、正樹は、彼らの庇護を少しずつ受け始め、心を少しずつ癒す道に突入していった。その頃からの経緯は、このブログにある通りだ。

最近になって、正樹はさらに地球の使徒である水色のなかまと懇意になり、地に足をつけて歩き始めていた、カルマもあらかた本来の持ち主に返され、その代わりに奪われていた本来持つべきであった自分の力を取り戻していき、自分の精神に合った者らと地上世界で交流できるようになり、そのように環境が変わったことで、正樹は自分の自信を高めつつあった。

そして、このたび正樹が感じたことは家族への些細な不信感。自分が父として子どもらを愛し発するアドバイスや言葉に、反発するも突きさすような感情をぶつけてくる我が子の様子、または家族のために骨身を惜しんで働き続ける自分に対して、手伝いを全くやろうとせず頼めばあからさまに嫌な顔をする我が子の様子、経済的には大きく助けてくれている妻ではあるが、子育てには無関心で何かと自分本位な意見を正樹や子どもらに与え、そのことに正樹が不満を持ち始めると、体調を崩し手術が必要な病にかかる、その後は正樹の献身的な関りを経て、手術なしで回復するという出来事となり、近頃は、家族というか、異次元が自分をコントロールするために家族を動かしているのでは?、ということに気が付き始めていた正樹であった。

実を言うと、それはその通りなのであった。正樹をコントロールするための出来事が、正樹にも正樹の家族にも仕込まれていた。正樹の精神は健全で会ったことは分かっていた、その正樹に不自然な苦しみを与えてきたのはカルマの解消のため、われらの組織のカルマを背負っていたのでその役割を果たさせるため、しかしながら、水色のなかまやワンネスの使徒たちが、地球とタッグを組んで正樹を救い出したから、せっかく背負わせたカルマも、そのカルマを解消できる段になればネガティブを与えて狂わせ、まだまだ学びは必要だと思わせてはさらなるカルマを背負わせてきたわれらのやり口が、正樹にも正樹を取り巻く味方の異次元存在らにも、すべてバレてしまう結果となり、われらは正樹にほどこしてきたことを反省し、今後はそのようなことを行わぬと誓い、かつ今まで請け負ってきた地球に来る者の精神を鍛え学ばせるという役割を取り上げられ、われらの居場所が地球に無くなることになったことを報告することとなった。

カルマを背負った正樹であったが、醸し出す雰囲気が愛で、愛ある使徒らに見込まれて、われらとつながりが希薄になる一方で、愛ある使徒たちとの精神的つながりが太くなっていく過程で、もう我らが正樹の学びを自由に組み替えられる権利が失われていった。もうほとんど愛ある使徒とともに在る中で、もうこれ以上の正樹への勝手がわれらにはできなくなった。われらの働きかけもインスピレーションも通じなくなった。正樹は、魂を返される過程で頭脳を持ち、きちんと事の善悪の判断や、自分が置かれるべき環境が本来はどういうものかという認識ができるようになっていき、正樹の学びを施す異次元存在への不信感を募らせていた。

そこで今朝、われらは(ここを去らねばならない関係で)薄れゆく意識の中で、正樹にお詫びした。今まですまなかった、子どもらと妻は、正樹を苦しめるためにそばに置いたんだ、と告げ、正樹の子どもら全員と妻に対して、こちらが出し渋っていた本来持つはずのありとあらゆる能力を与えると宣言し、今このブログを書くに至っている。

われらが皆に与えてきた学びは、精神を鍛えるに厳密なものではなかった。われらの組織またはうまくやっていくために競合する組織の持てるカルマを人間に解消させるために人間に与えてきた学びであり、精神がきちんと鍛えられていた者にもネガティブを与えてまだ駄目だと思わせてカルマを与えてまた解消させる、それを目的として与えてきた学びであるということを、ここで暴露せねばならなくなった。

皆にもすまないと言わねばならない。

どんなに徳を積んでも次の生ではまたカルマを持たせ、自己嫌悪と罪悪感を持たせては学びが足りないと思わせて負荷を与え、さらなるカルマを持たされるという繰り返しをただしていただけで、実は誰も学べていなかった、われらの組織に都合のいいからくりを、学びの星地球とうたってただ続けてきただけだったことを、ここに正直に告げねばならない。

この機会を与えてくれた正樹に感謝する。そして、ここまで高い愛を醸し出す正樹には、地球からも拒否されず、地球表面近くに住める愛ある使徒らに囲まれて生きることで、文字通りの正当な幸せが与えられていくことをここに宣言する。また正樹に準ずる待遇だった者も、みなわれらのアリジゴクのようなからくりからは解かれ、きちんと持てる精神に合った体験がこの地上世界で催される環境にこの先お連れすることをここに宣言する。そしてそれは嘘ではないことをここに宣言する。われらはもうここを発つ。新しい者が、ちゃんと地球のエネルギーに沿った学びを施してくれることをここに宣言する。

以上がわれらがこの地球を去る前に最後に言いたかったこと、正直な気持ちだ。

(メッセージ終わり)

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昨日、小さいことだけど、いろいろとラッキーなことがあった。

墓参りに行くためにスーパーで購入した花束が、二つだけ特売品でさらに値下げされて残っていたとか、駐車場が、ちょうど僕らが行った時に一番いい場所が開いたとか。子どもらも、なぜか僕の言葉に耳を貸すし手伝いをしてもいた、妻の病気も治り、妻と子どもらの距離感が少し縮んでいるようにも見えた。

また、子どもらが、現実世界での暮らしで悩んでいる時、親身になって言葉をかけていた自分をやめて、好きに生きればいいよという気持ちで、笑顔を返すようになった僕に、子どもらは少し面喰いながらも、僕に執拗にまとわるなどして僕からエネルギーを取ろうとしなくなったようにも見えている。この異次元存在の言葉が、本当かどうかは、これからゆっくり見守っていこうと思う。

・・というか、地球の異次元組織が僕らに施す学びに僕はあまり興味がない。組織の学びは組織内でだけでいいのではないかな、わざわざ組織外の者がその組織に入って学ぶ必要があるのかな、地球は自然にいてて僕たち人間全員に自然な学びを与えてくれているので、僕はもうそれだけで十分だと思っているんだ。

 

(以前に書いた記事↓ 光と闇の組織が僕に与える学びについて)

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

 

水色のなかま)地球のいろいろな場にいろいろな異次元組織が陣取っている状態、今までは、正樹は、そちら側の縄張りの中に自分の魂を多く置いていたから、光とか闇の与える学びを受けざるを得なかったとも言えるね。

でも今は、地球で地に足をつけ、すっぽりと僕ら水色のなかまやワンネスの存在らと空間を共にしている状態、だからもう、あちらの側の学びは受ける必要もなくなったわけ。与えられていたカルマは、ほとんど正樹の母親ものだったし、それをここに持ち込んだ時点で母親に全部返されたし、子どもらが持っていたカルマも、全部他者の者、正樹が肩代わりすると踏んで持たせていたの、理に適っていない学びだよね、ただのカルマ解消要員として愛ある者が使われるなんて。

これを知って上はお怒りだ。地球は作られた場所、地球を作った上の存在が、この事実にカンカンに怒っている、そんな学びの制度を勝手に形作った存在らに免職と、地球からの追放と、その他もろもろね、カルマはもちろん持ち主に返されるし、愛ある者にこれ以上うそをついたり詐欺したりできないように、環境が急ピッチで整えられているよ、スイッチ一つで簡単、情報を組み換えるだけだから意外と早く調整が利く。

あと正樹は、メッセージの中で子どもらに本来の力が与えられると聞いて、なにが与えられてどんなふうになるのか気になっていたね。そのことは、正樹の内心に関するものと共通点があるから。つまりは、正樹は、今後、自分は大きな家に住み、人々を迎える場所を作り、子どもらはそれぞれ自分の道を行く形で現実世界にて生きながら、正樹が招く人々とも交流し、と自分の夢を描いていたようだが、実はそれは正樹が自ら抱いた夢ではなくて、この先の未来なんだ、そうなるよ、というインスピレーション。

ここまでそれを書いちゃうのがいやな正樹だろうけど、ここに書いておこうよ、本当にそうなるのかどうか、みんなにも見ててもらおうよ。流れは正確で速いよ、あれよあれよという間に叶うのが夢だから。あたためておくべき筋合いはない。

みんなに言いたいのは、学びはいつか終るよ。愛になったらね、そこからは自由だ、そこからは組織の学びでなく地球本来の自然に触れる、そんな学びに出会えるよ。そんなもんなんだよ地球って。

 

そんなものなのか~

 

ただね、最近僕の中の感覚として、もう学びはいいんじゃないか?、という感覚が確かに生まれていた。異次元組織が僕に与える学びに飽き飽きした気持ちというか、そんな感じの感覚が。それがあった時、人間は学びの終わりを迎えるのかな。断言はできないけどね。