水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第三章 水色のなかま ㊺人間は、異次元の存在に自由にされる身なのか

水色のなかま)われらから、タイトルについて話していこうと思う。

 

お願いします。

 

水色のなかま)・・ということは、多少なりとも、正樹もそう思うところがあったのかな?

 

はい、なんとなく。どうしても僕は、異次元の存在に振り回されがちだなーと思うところがありまして、今朝、なんとなく読んでいたブログが、これで、↓

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

改めて読んでみて、この時も同じじゃん!と思いました。

僕、今も、店を出したいのが自分の気持ちなのかどうか、よく分からにところがあって、少し気持ちを整理したいんです。水色のなかまたちに、『君ならできるよ。』と言われたのは嬉しかったけど、店をやろうかな、と思うと、いろいろな思考や感覚が入ってきて自分らしく作れない。アイデアのインスピレーションはありがたいんだけど、僕の性格に合っているわけではない道ややり方なので、その意見を無下にしないのなら、一つ一つ試さないとならなくて、そういう疲れ方をぼくはもうしたくないよ、家庭があるからね。

ちなみに、僕は、とりあえず人とか異次元存在の意見は聞くようにしているから、このブログでも、異次元存在の意見に流されたままの姿を見せてはいるけど、いつまでも流されたままにはならないところもあり、揺らぎが大きくても、結構自分というものを、僕は持ってるほうなんだ。

 

水色のなかま)で、このところの一連の流されてた感じが、我ながら嫌になったと。

 

そうだねー、昨日のブログも、自分のようで、自分じゃない感じ。

僕は、基本的に争いが嫌いなんだ。争いの渦中には入りたくないです。たとえ、それが、仲裁のためでもね。仲良くなりたいと双方が思っていて、その間を取り持つならできるけど、争ってる双方の間になど、とても入れませんよ。

でも、異次元の存在が、どこか、そういう役を僕にやらせようとしているなーと感じてて、それだったら、もう僕は、店などやりたくないですよ。

ただ、異次元の全体が、人間というアバターを、自分たちの操り人形として見ていて、それが当たり前の世界なんだったら、その、人形としての一生を送ることを受け入れないとだなーとは思うけどね。

 

水色のなかま)まぁまぁそんなに悲観的に考えないで。

君には、人一倍意思があるからなー、矛盾を許せないし、でも、ここのところは魂が返ったことで、人間としての能力や心の厚みも戻ってきていて、子どもたちにも親として、家族の真ん中にいる身として、それぞれによい対応ができているし、意外とリーダーシップを発揮している現状を、君が理解しているように、いい雰囲気だと思うけどね。 店を出す出さないは別にして、現状を気に入っていないわけではないんだろう?

 

そりゃ、まぁ、そうだけど。昨日のブログも、まるっきり嘘じゃないし、幸せは幸せだよ。割と元気だし、頭脳も戻ってきているしね。頭脳は、急に、以前できなかった店のアプリのカスタマイズが、できるようになったんだ、それは本当の話。

ただ、僕は、そんなに『幸せ、幸せ』って、宣伝するタイプの人間じゃないし、みんなが僕の異次元的措置をしたほうがいい、とは思っていないよ、しない道もあってもいいし、その方が幸せな人もたくさんいること知ってるし。それを言わずして、僕の意識でない者が店を繁盛させようとしてたのか、少々偏った表現になってたと思う。つまりは、全部が本当の自分じゃなかったよ。

だから、今朝は異次元に向かって言ったんだ、君たちの思い通りには動きたくないって。自分に力を貸してくれるのはいいけど、君たちの人生じゃない、僕の人生なんだから、僕を自由にしたがるのはやめて、とね。

そしたら、実は・・と、ある異次元存在が言うには・・、始めの計画が、僕と誰かを人間同士で協力させて、よい地球?を作っていくために働かせたかったんだって。それで、その人が道をあきらめたから、その人が持っていた能力を僕に注ぎ込んで、その人の意識も僕に突き刺して、僕一人の体にその人との協力体制を作り、これで二人で協力できたことにして丸く収めたかったって、そんなふうに説明されたよ。・・もちろん、その人の意識に振り回されるのは嫌だ、と断ったよ。体は僕なんだ、その人が勝手を言えても、いわば、僕は矢面だよね。そしたら、やっと気持ちが落ち着いた、その人の意識を抜かれて、自分になれたよ。

 

水色のなかま)そうだね。そのほかに、知ったことはあるかい?

 

いや、なにもないよ。ただ僕は、自分の人生を送りたいだけ、異次元の自由になるのが人間なの?それとも、そんなにも時間がないわけ?僕が、一つずつ歩む時間もないほど、異次元は、なにかに困っている状態なの?

 

水色のなかま)その質問には、一部、イエスと答えておこう。確かに時間はないんだ。君には、早いところ、人々の間に入ってほしいというわれらの希望がある。

 

それは、水色のなかまもそう思っているわけ?

 

水色のなかま)そうだね、その君自身の能力を、君自身が発揮したいというのが君の希望だから、その通りに歩いてほしいと思っている。君の思いなんだ。

 

その辺のところは分かるよ。でも、あまり急がせたリ、自分じゃない自分にさせられたら、できることもできなくなるよ。異次元の思い通りに人間は動かないとだめなの?自分の意思は邪魔なの?

 

水色のなかま)そういうことじゃなくて、君が、他の人間を放っておけるのか、というところ、そのままにしてていいのか、後悔しないのか、後悔しないならいいけど、後悔した君を見たくないんだ。つらいから。

 

でも、できないことはできないから、そのままの自分でできることを細々とやりたい。店作りは楽しかったけど、いざやると思うと、立派すぎる店構えに逆に緊張してる自分がいて、まぁ自分が作ったんだけど。・・異次元の処置って、そんなにきっちりできるもんじゃないし、信用だってないのに、証明できないものにお金を取るのって、どこかこわくて、あと、やればやったではんぱなく疲れるし。

 

水色のなかま)あはは。そういう心配もあるのに、ぐいぐい背中を押されたのが嫌になったのか。

 

そうだね、そのままの自分でできることをやろうよ、僕も、みんなもさ。無理すると疲れるだけだから。

 

水色のなかま)君が、他の人々とあまり接しなくなるのは、とてつもなく残念に思えるけどね。

 

あー、そう思ってるの君たちだけだから。このブログだって、僕に溜まってくる異次元の声を吐き出したくて始めただけのもので、誰かのお手本とか、これが正しいよ、とか、そういう意味で書いてたわけじゃないから。話さないと、僕にストレスが与えられるの、言ってくれ、言ってくれって、そういうのも、異次元って勝手だなーと思っちゃうね。

 

水色のなかま)みんな君に話ししたくなるんだな、きっと。

 

聞くだけならいいけどね、答えなんか出せない、みんな、自分らしくがいいんじゃない?それくらいしか思わないし、言えない。だって、僕には分からないもの。みんな、自分で考えて、自分で歩くしかなくない?自分の人生なんだから、と。

 

水色のなかま)そういう君だから、よけいに人の中に入ってほしいんだけどね。

 

それはともかくとして、僕は、動物の中だったら入りたいな、動物には欲がないからいい。魔法動物とコラボして、なんか作りたいな。

 

水色のなかま)それもいいし、ぜひしてみるといい。

正樹の魂、だいぶ集まったみたいだね。

 

ちなみに、異次元と人間界の仕組みについて話しておこう。

正樹の話していることは、現状として正しい。異次元とは、人間界を取り囲むようにしてある大きな世界であり、異次元存在は、人間をいろいろなところから見守っている状態であるということ。

また、異次元存在は、地球という星を、人間がどう生きていくか、その生き方の指導をする身でもあり、人間が地球でしたかったことを達成できるように、インスピレーションを与えてサポートする身でもある。

まあ、基本はそうだが、例外的に、大きな柱となることをなさねばならぬ人間については、その役割をどうしても果たさなきゃならない関係上から、誰かの魂に他の者の意思を与えて、という状況もありうることだと思われる。

正樹は、その状態が窮屈だと不平を漏らしてはいるが、その役割は、正樹に差し込んだ意識の者がやらなければならなかったのだ。それを、正樹が継ぐかどうかは、やはりやらせてみないと分からなかったので、とりあえず、その者の意識を差し込んでみた、という、実験的な側面もあったため、正樹がその意識と意気投合しない限りは、その役目を放免しても良く、本来できなかった者が責任を取るべきであり、正樹の人生を犠牲にするべきではないという見解が、もっともだと言える。

異次元に従うのは楽だろう、流されるままでいればいいのだから。でも正樹は違った。われらとしては、そういう見識の者が、そういう意識を人間界で発揮していってほしいと願うが、できないものは仕方がない。でも言わせてほしい、異次元の存在に流されないから、人間同士仲良くなれるんだと。

人間というアバターは、自分の意思で、他の種族の魂を持つアバターとともに、肩を並べて生きることで、互いに理解しあったり、互いに協力するすべを学んだりする、その目的で地球に生きているのであって、人同士争うためではない。

それなのに、異次元の存在に流されすぎると、互いのアバターを応援する異次元同士の争いに、人間が巻き込まれてしまうこととなる。それは、あまりよくないことだ。異次元は人間を通して相手に勝手なことを言える、でも、矢面になるのは、人間なのだから。

 

そう。そういうのって、人間がかわいそうだよね。

あと、人間ってさ、争う存在同士が、家族に生まれて生きてたりするでしょう、それって、人間の子を思う親の本能に助けてもらって、争う異次元存在同士が相手を思う機会を与えられているんだよ。

人間という地球の動物は、元来、親が子を思う、当たり前の動物なのに、その本能を殺すくらいに、いつのまにかアバター内の異次元存在に作られた常識や、世襲制とかね、男尊女卑とか、年功序列の上下関係とかね、そういうのに振り回されて、親子で殺し合ったりしてるんじゃないかなって、僕は思うよ。

みんなでなかよくしたらいいじゃん、富があるなら家族で分け合ってさ、弱い子がいたら労わってさ、みんなで助け合って生きたらいいじゃん、そういう感覚、僕の生家にはなかったから、僕、今の家庭では、それを実現していきたいんだ。家族で助け合って、何がいけないんだ、よく見りゃ似てるよ、家族だもの。

ダメなとこ?そんなの一緒になって、アハハ!と笑っときゃいいんだって。笑えたら、もうそれは、いいところだよ。

 

水色のなかま)正樹、時間がないってこと、言ってもいい?

 

はい、どうぞ。

 

水色のなかま)本当は、正樹に、↑こういう考え方を人間界に注ぐ役割を与えたかったんだ。でもね、もう遅すぎたの。実は、この役目も、本来の役目でありながら、あまりに現状(異次元も人間界も)が愛に進んでなくて、慌てて今になって正樹に頼んだ状態で、正樹に今からじゃできなくて当然なの、でも、すがるしかなくて。

正樹に始めに与えておけばよかった。正樹もそれを望んでいたけど、みんなが正樹の魂を返したがらなくて、そのままにしていたら、もう正樹の出る幕は終わっていた。しかたがないけど、もう正樹に頼ってはいられないんだ、みんなに自分で頑張ってもらわなくちゃ。

というのも、天変地異がもうすぐくるよ。その時に助かれるかどうかなんだよ、正樹には頼れない、だから、みんな、日々の努力を怠らないで。お願い。

 

僕は、普通の人間だから、あまり勘違いしないでください。でも、この声は、どこか切羽詰まっているから乗せておくね、でも、天変地異は、もうタグにしないよ、僕、こういうので目立つの嫌いだから、脅すのも良くないと思ってる。そういうんじゃ、落ち着いて生きられないよ。いつ来るのかも分からないのに、一日一日を自分らしく、よかれと思うことをして過ごすしか、人間にはできないんだから。

 

水色のなかま)もっともだと思うけど、・・

 

異次元のみなさん、人間は、ただの人形ですか?上から見てたら、人形の気持ちは分からないでしょうね。あまり圧かけないであげて、その人の意思をなるべく尊重してあげて、人間は、結構、自分自身で考えられますよ、あなた方が能力を奪ってなければね。

僕がいなくても、本当は、魂戻せるし、呪縛だって解けるんでしょ?なぜ自分の責任でやってあげないの?人間を救いたいんならなんで? 何の常識? 愛より勝るものってあるのかな。僕には、異次元のことが、まだよく分かりません。

 

 

僕の大好きな映画↓  アリは、実は強いんだ。人間もね。


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