水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第5章 こもの屋へようこそ ⑳現実と異次元の二重生活は特別なことではない

・・・タイトルがねー。(とほほ

昨日、大変だったんですよ。異次元でいろいろなことがあって訳が分からないし。体感も朝から夕方までずっとつらいし、呪いでもかかっていたのかなー。

詳しく言うと、歯茎にすごいエネルギー的攻撃?を受けていて、歯を全部取られるんじゃないかと思ったくらい。同時に、全身がエネルギーでじんじん不快な感じにしびれてて思考がおぼつかなくて、夕方まで買い物に行けなかったよ。

おまけに、引きこもりのわが子も、昼まで起きれなくて、やっと起きれて食事をしたら、また昏々と眠り続けていて、どうかなっちゃうんじゃないかと心配で。

でも、今朝は、昨夜はぐっすり眠れたみたいで、元気に起きてきたからホッとしたんだけど、・・・、こういった二重生活が、特別じゃないと言われたら、『本当かよ!?』と言いたくなります。

僕、同じような体験している人に、今まで会ったことないから。

 

水色のなかま)はっはっは。そりゃ、正樹と同じ体験はないさ、正樹はそういう意味では特別だ。しかし、異次元を信じていない人たちだって、実際は、異次元を感じながら現実を生きていて、あまりに異次元と現実が一体化しているから気が付かないだけで、みんな、異次元と現実の二重生活をしているんだよ。

例えば、正樹は、昨日のように体調を崩した時、自分の体の変調ではなく、異次元からの作用だと気が付く能力がある、でも、それがない人には、ただの体調不良としかとらえられないんだ。ただそれだけの話。感じてはいても、そう理解はしてないだけ。

 

なるほどね。

ただ、僕とか引きこもりのわが子のは、ちょっとひどすぎないかな、日常生活ができなくなるのは死活問題だよ、異次元からの影響で現実を普通に生きられないなんて。

それを、知らない人には、おかしいとか、さぼりとか思われるんだから。僕らが現実で普通に働けるには、ものすごい精神力や体力が必要となるわけで、人様よりも、何倍も何倍も頑張らなきゃいけない。

 

水色のなかま)そう、今まではそうしてきた。だが、もうそれが覆る時が来たんだよ。

 

どういうことですか??

 

水色のなかま)君が、昨日、異次元で何を見たのか、ここで話してもいいかい?

 

はい。

こちらのブログで今までも書いてきましたが、昨日見た(体験した)状況は、僕が、大昔から現世にかけて人様に貸し続けてきた魂が、どんどん返されている様子でした。

僕は、そのたびに相手の方々から攻撃を受けていて、・・って、やっぱり、昨日の体へのエネルギー攻撃は、呪いだったの??

 

水色のなかま)はっはっは。呪いもあっただろうね。

また、君がどういう人に魂を貸していたかと言えば、生きるのにつらかった人や、志なかばで死を迎えるような人、そういう人を助けるためだったんだが、結局、そういった方たちは、その人自身がネガティブなエネルギーをまとっていて、そこの場のエネルギーをまともに感じてしまったというのもあるだろう。・・・あ、歯茎へのは攻撃だったけどね。・・・笑、歯茎って、・・笑

・・ごめんね。君が歯茎に攻撃受けて歯が抜けるかと思った、なんて言うから可笑しくて、つい笑っちゃうよ。フフ・・

 

まあね、今は痛くないから笑ってもいいよ笑。

可笑しいよね笑、フフ・・

 

水色のなかま)君が、大昔とはいえ、いろんな苦しんでいる人に、自分の魂を貸してあげた経緯があった。しかし、魂のあった場所に、それが取られないように呪いがかけられていた。取りに来た人を呪うように。

君本人も呪われたけど、君が人に預けていたのは、君の分霊である子どもたちの魂だったから、君は、その子らを救う使命があった。この現実の体に魂を戻して、異次元での誰かに寄り添う人生でなく、子どもたちが、この現実をよりよく生きる時が来たから、それの準備のためだったんだ。

ちなみに、呪いは君がかけていたんじゃない。君に取られないがために、相手方によって、守りの呪いがかけられていたんだ。君は苦しんだが、大丈夫だった。子どもたちも大丈夫だった。

 

そうだったんだね。

 

水色のなかま)そこでだ。みなさんに話したいことに続いていく。

正樹以外にも、異次元で誰かに寄り添うために、自分の魂を長いこと他者に差し出してきた人々がいて、正樹は、自分や家族に関する事しか人間の意識下で見てはいないが、正樹と同じように、魂を、家族や自分に返されている者が、本当にたくさんいるという事実がある。

その者らは、安心してほしい。この先の人生、戻された力と能力で、現実を闊歩していってほしい。魂が少なくても頑張って生きてきた成果が、きっとあるはずだ。

また、これとは逆に、今まで持っていた魂を失われた者も当然多いはずだ。

その者らは、自らを見つめてほしい、自分の本当の姿をちゃんと知ってほしい。その上で、今まで与えられていた幸せに感謝できたら幸いだ。

・・しかし、きっと、そういう気持ちになれない者の方が多いと思われる。なぜなら、彼らのポジティブ思考を支えてきたのが、持ち主に返した魂なので、きっと、がっかり感や、焦燥感、悲壮感、怒り、悲しみ、うらみなどのネガティブな気持ちが、心に広がってしまうだろう。

ただ、注意してほしいのが、この地球は、与えたものを与えられる、そんな星なのだ。いや、宇宙の全部、そして宇宙と言わず、ありとあらゆる空間の全部が、その法則で成り立っているのだ。

(与えたものが与えられるのは、すべての力の権現、大いなる意志が、自らの体を細かく切りはなし、自分とは何かを知るために、それぞれの個体同士を突き合わせ、関わらせることで、自分の特性や持っている力を知り、個々に学ばせ、個々を成長させ、そうして自分の全体を成長させるべく在った時に、結局はみんなは大きく一つであり、大きな大いなる意志の意識の中にいて、個々が与えたエネルギーは循環して必ず自己に戻ってくるしかなく、そうして個々も、自分自身を知ることとなる。・・・そういう中に全員がいるのだから、与えたものが与えられるは、どこに行っても不変な法則だと言えるのだ。)

そういう法則の中で、ネガティブなエネルギーを発したら、必ずそれが返ってくるし、ポジティブなエネルギ―で生きているならば、きっとそういったポジティブ感を、自分も受け取る羽目になるのだ。

だから、君も、注意してほしい。あまり自分の歯茎を嫌いにならないように。結局、君のそういう気持ちが、自分の歯茎に呪いを集めることになるんだよ。

欠点や短所は、そんなに嫌な場所だろうか。自分にとって、その部分は不必要だろうか。・・というか、なぜそんなに君は、自分の歯茎が嫌いなのかな?

 

はぁ、まぁ、ちょっと歯が出てるもんで。

 

水色のなかま)プッ・・はっはっはっは!

そんなに不格好でないから気にするな。愛嬌だよ愛嬌、君の子どもたちも、みんな可愛いじゃないか、歯が出てて可愛い。

 

子どもたちは、僕から見ても可愛いですけどね笑。

 

水色のなかま)ただし、呪いを発すれば、呪いは必ず自分へ返るから、自分が呪われて力をどんどん無くしていく。結果、呪われる人は誰もいなくなる。

正樹のネガティブな歯茎への気持ちは、呪いがなくなった後は、正樹のネガティブな思いの影響で、人から見ても不細工だね、と思われるくらいで、別に大したことではない。ただ今は、異次元に関わるたびに、弱いところへ呪いを受けるから、正樹は歯茎に呪いを集中砲火だ。・・・って、笑ってごめんよ笑。

 

いえいえ可笑しいですよね笑、僕も笑っちゃうよ笑

 

水色のなかま)そして、最後に告げておく。

今後の現実社会では、異次元の影響に無意識ではいられない。現実の職場が、慢性的な人不足であることを見逃してはならないからだ。皆が、異次元の影響を受けて、働けなくなってきている。

つまりは、今まで守られてきた異次元の砦が崩れ、勝手な法則の中で生き生き生きられてきた人々も、皆、与えたものを与えられる法則にさらされ、自ら自身を知る運命の渦に巻き込まれていくからだ。

愛ある者にすべての魂が戻され、もうその魂の力にすがることもできない。異次元で与えたものを与えられるエネルギーにさらされて、現実に生きれる者が、この後の現実社会を支えていくしかないわけで、そこには、なにがしかのバトンタッチ的なことが必須かと思われる。

引きこもりの子が、大活躍をする日も近いのかもしれない。

 

子どもには、親には分からない力がありそうですね。

僕は、これまで、引きこもりの我が子を自分が守ってやらなきゃ、ってばかり思っていたんですが、最近は、ちょっと違う気持ちになっているんですよ。

植物を育てていて思ったんですが、・・

キュウリとトマトの逆さ園芸に取り組んで、ペットボトルに土を入れて、ぶら下げて育てたのですが、できたのは曲がった食べられないキュウリだけで、やっぱり収穫が全くできなかったんですよ。逆さ園芸じゃー土も栄養も足りなくて、素人だし、当たり前だなーって。

それで、諦めて捨てようと思ってよく見たら、トマトに、ほんの小さな実がついているのを見つけて、僕は思わず、うわー!って叫んだんです。かわいいー!って。

なんだ、トマト、こんなに頑張れる力があったのかーって思って、見直しましたよ。

だから、僕は、トマトの力を信じて、最後まで見守ろうと思ったんです。小さな実だけど、生きて、実を宿して、精いっぱいやっているんだから、それでいいよと言ってやりたい。

子どもも同じですよね。きっと力を持ってます。だから、僕は、子どもがやってることを褒めたたえ、最後まで見守ってればいいんだって。

僕が子どもを守る幕なんて、もうないんじゃないかなー

 

水色のなかま)そんな正樹が、俺たちは好きだよ。

 

 

(↓ 僕の逆さ園芸のかわいいトマト)

f:id:hanakozukue:20220826104950j:image

f:id:hanakozukue:20220826105005j:image

花もかわいく咲いてました。