水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第6章 自分の歩み ④思いがけない形での親子関係を知ったこと1

なんて説明したらいいのか分からないのですが、とにかく記録しておきます。

昨日あった出来事は、僕の異次元でのこと。

 

異次元に、引きこもりの我が子が出てきて僕に言いました。”お父さん、肩のところにおかしなものが刺さっているよ、ほら、取れたから元の持ち主に返さないと。”と。

僕は、その時、ちょうど体の痛みと異次元からの声に、耐えているところでした。そして、現実世界でも異次元でも、これまで、引きこもりの我が子が僕に、異次元的処置をしてくれることなどは、一度もありませんでした。

僕は、少々あっけにとられながらも、言われたとおりに、どんどん自分に刺さっている不自然なものを抜いて、それを、それのまとうエネルギーと同種の場所に、次々乗せていったのでした。

すると、びっくりするぐらいの量のものが、僕の体?から排出されて、僕はどんどん楽になっていきました。そして、引きこもりの我が子は、長いこと、異次元で、僕の体の浄化?の指揮を、執ってくれていたのでした。

そしてその間、シンクロと言いますか、現実世界での引きこもりの我が子も、いつにも増して、二階からたびたび降りてきては僕に話しかけ、または家事を手伝ったりしてくれて、現実的にも、僕を励まし、助けてくれていました。

そうして朝になり、昨日のことを振り返って思います。

先ほど、僕は、ちょうど昨日から観ていた『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』を観終わったところ。もしかしたら僕も、フロド同様、これで、長らく自分が請け負ってきた多くの負担から、解放されたんじゃないかと。そして、その鍵を握っていたのは、僕の引きこもりの我が子だったんじゃないかと。

 

異次元で、何度となく僕は、引きこもりの我が子に言われました。”僕は、お父さんを信頼しているよ。”と。もしかしたら、僕の現実でのこの子との関係において、僕が、この子の信用を得る人物となることが、今回のことがもたらされた理由なのかもしれません。

でも、まぁ、ほとんどが異次元での出来事なので、話半分で聞いてもらえたらと思います。ほかにも、異次元的視点でいろいろ考えて、僕なりの解釈をしている事もありますが、そのことも、僕は決めつけないでいて、この先の自分を生きようと思います。もちろん、現実においてです。

 

 

水色のなかまの通訳)水色のなかまの口を借りて、われらから伝えることがあるが、よいか?

 

はい、どうぞ。

 

水色のなかまの通訳)もうおまえは、水色のなかまとしか話せん。われらとは、袂を分かつ存在となる。今まで、われらの仲間をかばい、その重荷を自分に引取り、友と思って歩かせてくれたことには礼を言う。そのことを知らず、または忘れて、そして、思い出を押しやって、そなたのことを冷たく扱ったことに許しを願いたい。申し訳なかった。

 

はい、了解です。

 

水色のなかまの通訳)今後、われわれの一族は、本来与えられるべき地球からの仕置きや、他の種族からの攻撃、または呪い等、おまえが請け負ってくれていたものを全部受け取り、その成りで生きていこうと思う。この瞬間が来るのがこわかったが、そんなには、思った以上の恐怖が、われらを陥れることはなかった。なぜなら、われらは、おまえから憎まれもせず、嫌われもせず、ただ、預けていたものを返されただけだったからだ。

もしかしたら、今までの仕置きに腹を立て、もっと恐ろしい目に遭わされるかと恐怖に震え、そなたからわれらが託したものを返される日が、どんどん遠のくようにと、われらはそなたに与えた試練やならなる負担、それを重ねに重ねた、そなたは我を失い狂いそうになるのを必死に生き、今世、子育てをした。

われらがそなたの悪を見つけ、そこをたたいたは、われら自身の悪をたたくことであった。本来のそなたには愛しかなく、われらが預けた魂が、愛でないだけだった。そのことにも気が付いていたが、そなたに悪を押し付け、われらの善を強く主張し、ますますそなたを傷つけ、陥れ、遠ざけ、嫌っていった。・・そのこと、許してほしい。

 

・・あのー、先ほどから何の話か分かりませんが、許す、というのは、僕はしません。そんな存在じゃないからです。地球っていう星は、というか、宇宙とは、かな、与えたものを与えるんです、僕たちは、その法則からは逃れられないんですよ、きっと。

だから、許すとしたら、エネルギーが許すんじゃないでしょうか。僕も、エネルギーに許され、または叱られるでしょう、僕の与えたものがそのまま返る形で。だから、あなた方も、自分の鏡に出会うだけです。みんな、そうなるだけなんです、きっと。

そして、僕は、もうそろそろ僕を生きたい。今まで不自由だったし、自分の気持ちもよく分からなかった。たぶん、みなさんのいろんな責任をかぶっていたからだと思います。だから、この先は、僕は自分らしく生き、ささやかな幸せを家族と作っていきます。そして、同じような価値観の方たちと、無理なく交流していきます。それしか、僕には、できないと思います。

・・って、ちがうかな?? 

まぁいいや、違ってたら、また考えればいいし。

 

 

水色のなかま)はい、そこまでー。

この存在たちが、いろいろ言いたいようだが、もう話は切り上げます。もう話すことはない、君には、これからがあるのだから。

今後、正樹のこれをきっかけに、いろいろなことが現実で起こっていくだろう。ここで言うのは控えるが、正樹の性格の変化に皆はお気づきであろうか、最初から見てきた者には分かる、正樹の変化がここにある。それは、君らの変化でもあると言える。

個々の異次元に目を当ててみると、正樹同様の変化、または、正樹と反対の変化が、それぞれの身を取り巻いている、今後どうなるかは、世の中の不正な価値観が取り除かれて、まっさらな中に、与えたものを与えられる法則が、すべての生きとし生ける者たちを取り巻いていく。

具体的には明言は避けるが、個々にも、そしてある程度の集団とも言える全体にも、その法則はますます発令されていく。もちろん現実的にだ。

異次元は、現実とつながっている。今回、正樹の負担が異次元で楽になったように、正樹の現実世界も、思いの現実化も、どんどん楽になり、普通になっていく、そのなりを現実に表せるようになる。そのままの自分の鏡が、常にそこにある世界となる。皆も同じ、そして、そうして作られる個々の現実が、全体的な現実を作っていくというわけだ。大事なのは個々の行いや考え方価値観であり、それさえ各自がしっかり生き得たなら、全体の現実はその総称、全体の待遇だって整っていく。

よいだろうか、社会や世間に不満を抱き、社会全体や社会の価値観を変えたいのなら、自らを見つめ、鏡の自分を引き上げるが正しき道だと言える。個々の自分がよく生きれば、それらの総称である社会全体が次々良くなっていく、思った以上に、世界や社会は変えていきやすいんだ。高らかなる大きな壁では決してないんだ。

まずは、できる範囲で思った生き方をする事。誰にも評価される筋合いはない、無理をせず、できる範囲の愛を、行動に移すこと、愛されたいと思うなら、まず自らが他を愛すこと、弱い者いじめをしない自分を、そこに表すこと、強いエネルギーに屈しない部分を、少しずつでいいから、心と実際の行動に移していくこと、まずは自分が変わることなんだ。結構世界を変えるは簡単なことなんだ。

 

・・すみません、もう疲れてきました。まだ続きますか?

 

水色のなかま)すまぬ、無理させてしまったな。正樹の道は正樹の道、自分のしたいことをする以外は疲れるな。正樹は、人様にあれこれ言うことを自分の道としてはおらなかった、すまなかった、無理させて。

 

僕は僕で、そして、みなさんはみなさんで、みんな正しいと僕は思います。それ以外ない。僕は僕のやることしか分からない、それが僕だから。・・アーもう限界だー(苦笑

 

水色のなかま)では、これで終わろう。