水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第三章 水色のなかま ㊲店を開くこと(異次元の仕事)2

水色のなかま)今日も、昨日とは違う君になっているね。

早朝に目を覚ました君は、再び母親がかけていた呪縛を取られていた。

その呪縛というのは、母親が、遠い前世の時代に、おまえが母親の理想とする生活を続けられていたのを垣間見て、嫉妬の気持ちと憧れとのはざまでもって過ごし、思いがけなくおまえから魂の一部を譲られて、それを持ったことで幸運が上昇し、それ以来、おまえと会うたびに魂をもらうを繰り返し、やっとおまえの、人間界まで運べる魂が尽きたところで、おまえを家から追い出して、自由気ままな生活を試みた。

しかし、物事はうまくいかずに、再びおまえに尻ぬぐいを頼み続け、おまえは、自分の子どもを愛する能力までささげなければならない羽目となり、それに気が付いたことで、母との縁を切ろうと決意した、というわけ。

あー暗い話だねぇー。

 

ほんとだねぇー。 、、、って、おい笑。

とりあえず、そんなこともあったのかなーと半分信じとくけども、それよりも、今日は、

 

水色のなかま)おまえが、人間界で人間として生きようと思ったから、今、いろいろな準備が始まっているんだよ、魂が返っているのもそう、また、生まれる前に、君とともに生きる約束をしていた人たちとも、どんどんコンタクトが取れていくよ。だって、君が、人間として生き始めなければ、そういった人たちの、ここまで持ってきていた大事な役割を、引き出せないんだからさ、肝心のおまえがいなければ。

 

まぁ、それは、そういう感じもしてるけど。

・・というのも、まず、僕が変わったら、妻が変化し始めたんだよね。妻は、僕のことを第一に考えてくれる人で、その分、僕は、主夫として子どもを大切にできてきたのだけど、

その妻が、僕が新しく歩き出した途端、苦手だった家事や片付けにチャレンジし始めて、まるで僕を支えるような感じに変わってきているんだ。子どもに対しても、以前よりぐっとやさしくなっていて、子どもたちもとても喜んでいるよ。まるで、僕と妻の役割が、これから入れ代わりそうな感じに。

 

水色のなかま)そこに気が付いてくれたならよかった。で、店はまだ、改装していくんだろう?

 

そうだね。サービスの中身とかを、もう少し自分らしく改めていくつもりだよ。値段設定も変えていくつもり。このままでは、店の体は保っているけど、まだ本当の店ではないなー。

 

水色のなかま)まず動く、そして、様子を見る、その繰り返しで君は今まで生きてきた。人間界では、実際にやってみないと答えが出ない、やってみた感触で、進む道を模索するのが君のやり方、でも、人には、それがマネできない理由がある、その理由とは、失敗やダメな自分を世間に見せることにためらいがあるからだ。そこが君と人との大きな違いというわけ。しかし、人には、そのためらいが必要で、君の方が、人に比べて、よほど変人だということが事実、マネしちゃいけない点ということ。

 

そうだね。

 

水色のなかま)君は、今日、君の異次元処置の様子を書こうと思っていたが、その前に、この情報を伝えておかないと、人々に申し訳ないと思い、君の作りたい記事に反して、われらが補足したくて、今、君に筆記してもらっている。いいかな?

 

分かった。お願いします。

 

水色のなかま)君の特質はこうだ。まず、これと思ったことを行動に移す。次に、その時の、自分の作ったエネルギーの方向や、そのエネルギーを出したことで、自分に返ってくる物事の全容を受けて確かめる、自分が出したエネルギーはこれだったのか、と。

そのエネルギーの返りが完全たる愛でなかった場合、君は、やり方を改める。そうして、逐一、自分自身を見つめながら進むので、実に慎重だ。しかし、はた目には、行動的には突飛だし、思い切りがいいし、見切り発車だと、人々の目には映り、君の全体像を勝手に想像して不安になる、この人についていってもいいのか、と。

もちろん、ついていっては困る。同じペースで、同じような行動をしていたら、皆には持たないだろう。正樹がこうなるのは、こうして生きる正樹の役割というものがあり、皆はそれをしない方がいい。しかし、正樹には、皆にとっての自分の道を与える能力があるので、この先、どういう形であっても人々と関わりなさい、と告げているのである。自分の道を知りたいならば、その目的でもって、正樹と関わるといいと思う。

 

あと、もう一つ言えるのは、正樹には、異次元の存在にも、その存在の自分の道を与えられる特質を持っているということ。異次元の存在とて、頭脳ある者、そして、上から役割を与えられて働いている者、人間とそこは相違ないのだ。つまりは、人間と同じく、欲にかられたり、楽な方へ流れたりする性質を多分に持っているということ。

人間自身と、そこにつく異次元の存在の思いが一致する時、すんなり正樹にコンタクトを取りたくなるだろう。しかし、人間だけ正樹と関わりたくて、そこについている異次元の存在が、正樹と関わりたくないと判断した時は、異次元の存在から、その人間に、横やりが入り、正樹と関わる道を邪魔されることがある。

その現象も、この先、異次元・人間界ともに、愛の波が満ち満ちてきたころには、愛でない人間や、愛でない異次元の存在の力が取り除かれるので、愛ある人間の思いこそが届き、コンタクトが達成されるだろう。

正樹が道を進むことは、すなわち、愛の波が地球の隅々に、満ち満ちていくことと同意であり、正樹は、その道を、慎重に進んでいるにすぎない、はなから形は求めていないのだ。

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

 

なるほどー。無意識にしていることだから、改めて説明してもらえてありがたいです。

 

水色のなかま)今はまだ、店に予約を入れないほうがいい。もう少し待ってからでいい。正樹は、自分に返ってくるエネルギーの返りをいまだ探っているから。

 

そういうことも、きちんと言ってもらえて光栄です。僕も、そう思っていたもので。

 

水色のなかま)正樹のエネルギーの返りが、全部愛になった時、それは、正樹の母親の呪縛が全部取れた時であり、その時の正樹は、頭脳明晰、何でもできて、自信にも満ちている状態で、マイナス思考がなく、プラスの塊のいいやつになっているだろう。

今は、まだ少し呪縛が残っているから、返りが愛ではないのだ。愛になってからが、本当の正樹だから、楽しみにしているといい。

 

はい、分かりました。

 

水色のなかま)今日は、異次元処置の様子が書けなくなってすまなかったな。

 

みなさん、書けなくて、どうもすみませんでした。

 

水色のなかま)水があちらこちらで人間界の浄化を始めているぞ、分かってるよな。

 

まぁ、なんとなくは。

 

水色のなかま)そういうのは言っていかないのか?異次元じゃ嘘つけねえぞ。

 

うーん、今日は、そういう話を書こうと思っていなかったからさ。

 

とにかく、店は開けているけど、まだ予約しない方がいいです。この状態でいれば、もう少し異次元が整うから、それでから、予約してくださることをお勧めします。

それと、さっき無意識に話したけど、僕と妻の役割が入れ替わりそうになってる、という話、この現状から、この先、こういうことが、いろんなところで次々起こっていくんじゃないかなと予想しています。そして、入れ代わった先にある仕事こそが、その人の本来の役割なのではないかな、と。

なんか、そういう予感がして、仕方ないのですが。

 

水色のなかま)互いに、親しみ慣れた位置から、そのように、相互に役割が入れ替われば、双方、不安や戸惑いが少なからず起こるだろう。しかし、その道に惹かれる自分を感じて、これからの時代、ポールシフト、陸地と海が入れ替わる、いろいろな説が唱えられているが、この地球の大地を守った時は、大地の入れ替わりなのではなく、人の中味と力量、または役割の入れ替わりが起き、いわゆる地球の命を守るのなら、そこの入れ替えをせねばならぬ結果ともなり、その道を、君たちは、どう考えようとも、認め、受け入れていただかなくてはならぬ。

みなの総唱が、その道だったのだから、気持ちの一つがそこだけは、皆一致していた結果なのだから、その皆の気持ちの一致にかけ、そこさえ守り、その他は、いろいろと無理を余儀なくされても、申し訳ないが許していただきたく思う。

そして、役割が入れ替わったのちは、どうか、お互いの思いを理解し合い、ともに不慣れな道へ運ぶことで、お互いを思い合い、互いを励まし、互いを支え、互いに教え合いという気持ちで、進んでいただけたらと思う。

大きな地震を起こさぬ道が、そこにあるのだ。その未来を手に入れたくば、何があっても愛情深く他者を包みうる心を忘れずに。

 

僕も、妻に、やさしく家事のこと教えます。僕の方が得意だから、つい気が緩んだ時は、妻の気持ちを考えない言葉がけになってしまうから。アイデアに感心したり、心から感謝したり、楽しく協力したり、たまには一緒にさぼったり笑、だね。

 

水色のなかま)そして、君とつれ合いが、うまく歯車をかみ合わせるようになっていく、その時まで、君の引きこもりの子は、手伝いもせず、君たちの間には入らない運命なんだ。

 

分かるよ。きっとそうだろうと思ってた。

 

水色のなかま)君たち夫婦は、まだまだ学ばなきゃいけないね。

 

子どもが大事だから、できる。

異次元の言葉で、何をしたらいいかが分かっても、人間関係ばかりは、自分が実際にやっていかないとね。思わぬ言葉で、妻が傷つくこともあるからさ、互いに関わり合って、知り合って、そうして、お互いに理解しあった時に初めて、子どもの真の笑顔が、見られるのかもしれないね。

おくさん、これからも、よろしくー。

 

 

(僕が待ち望む子どもの笑顔↓)

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