水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第5章 こもの屋へようこそ ㉓こもの屋でやれることとは?・・結果、閉店か2

前回の話の続きになりますが、

 

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

僕が、店を運営していくのは無理だなーと感じたのが、この期間に異次元で、妻のおじいちゃんと関わったことも理由の一つでした。(僕とは血のつながりがありません。)

おじいちゃんは、孫であるとむ君のことを心配していて、僕に助けてほしいと言いました。とむ君は、おばあちゃんがなくなり、おじいちゃんがなくなってからは一人暮らしで、今は、遺品の整理を一人でやっているのですが、何とか力になってくれないか、と。

僕は、とむ君を手伝うことを、とむ君の実の兄弟である妻に相談すると、妻は不機嫌になって、『向こうから言わないのに私が出しゃばることではないよ』と言いました。

おじいちゃんがなくなって一年ほどですが、相続が終わる前にみんなで片付けましょう、と、弟妹やその連れ合いたちが片付けに来たのをよく思わず、いくつかの居室が、床が腐って危ないからリフォームが必要だというのに、僕たちが心配しているのに関わらず、スムーズに片付けをさせてくれなかったという経緯があって、妻には、とむ君の印象がとても悪いのです。

僕たちが、おじいちゃんの代からお世話になっている工務店さんに頭を下げて、早くリフォームできるように言葉をかけてもらうなど協力してもらい、今は、工事が必要な部分は片付けられているので、もうこちらからは口を出す必要がないと妻は言いました。

僕は、その通りだなーと思ったのですが、おじいちゃんの魂が、なかなか納得してくれなくて、すごく困りました。困るという度合いは、おじいちゃんの魂が、僕を自由に動かして、そばにいる妻にきつい言葉を浴びせたりしたので、本当にそれはやめてほしくて、これはもう死んだ人と生きている人間との橋渡しなんてことは、自分には無理だなーと悟ったのでした。

店を開けば、そういった相談もきっとあるだろうし、頭が単純な僕には、死んだ人の複雑な気持ちや思い残しの気の強さが予想不可能で、生きている人間の気持ちだって尊重されなければならないのに、その上事情を知らない僕が、双方が納得するような、人様へのそうしたお世話など、できるわけなかったんです。

結果的に、僕らを苦しめたおじいちゃんは、妻の怒りと正当な訴えに負けたのか、どこかに行ってしまいました。

僕も、おじいちゃんととむ君のためにできることを一心に考えましたが、どの案も、妻と妻の兄弟たちには受け入れられないだろう案ばかりで、却下となりました。

僕には、人様の相談になどのれないことが分かりました。そんな立場じゃなかった。

 

水色のなかま)形のない形というものもある。何をしてくれなくても、やろうとした、一心に考えてくれた、そういった気持ちこそが死者を慰めることもある。それが出来たことは、各自、君の実力を認めてもいるよ。

あと一つは、ほつれた糸の補充と、絡まった糸の整理整頓、そのことは君の着眼点に頼りたい。その眼は、君以外が持ってはいない、そういった異次元の仕事を今後は手伝ってもらいたいんだ。これからの世のために。

 

うん、いいよ。もちろん無料でね笑。

 

水色のなかま)エネルギーの流れがある。地球は、アセンションを繰り返している。その地球任っている我々も一緒にアセンションしている。その時に、不自然な魂を結ぶ糸がその都度現れる。それは、大昔の約束や、慣例、癖になっているような関係、糸は、複雑に絡みつき、または、本来の糸が消えかかり、皆がそのままの自分に戻りにくくなっている。そこを整理してくれるのが正樹であり、なぜならば、人間の身でないと、いろんな世界に飛べないということがある。また正樹には、自分の魂をありとあらゆる世界の者に貸していたという経験があるために、どんな世界にも見覚えがあるわけで、今が非常に役立っている。

今後、地球のアセンションは留まることはない。あとからあとから直すべき糸が見つかるので、それを丁寧に紐解き、元通りつなげて呼びかける、あなたはこちらですよと促す、説得して元通りの居場所へいざなってあげる、そういったことは君にしかできないから、そりゃぁ無料奉仕だけれども、そっちをやり続けることで、君たちの世界が整うし、整った世界に活躍する子どもたちが、どんどん潤って水を得ていけるので、現実での幸福感を感じながら、その得意をこれからも続けていってほしい。

 

うん、分かった。始めから僕に店はいらなかったね。そこは、僕の得意じゃなかった。

 

水色のなかま)そういうこと。

そしてそのうち、異次元のその仕事がうまくなってくると、異次元が整ってくるからだけでなく、君の人柄がだんだん変わってくるから、その人柄で、現実社会を生きてごらん。きっと人々と集えるから。

人知れずの奉仕は、その者の人格をとても高めてくれる。その様子は、人間の君からもうかがい知れることなんだ。なにも役職もなく、ただの市民が、とても高い人格を持ち、人々に友好的で、笑顔が穏やかで、楽しそうに暮らしていて、何もできなくても愛がある、そんな人柄の人物、好かれないはずがない。もう好かれているけどね、ますます人柄が認められていくよ、現実でね。

 

うん。そういうこともあるんだろうね、まだ僕は、全然だけど笑。

 

水色のなかま)あとは、植物に学んでみて。植物は、君ととても合うよ。心配しないで、植物は、君にとってオアシスであり、植物も、君をオアシスと思うから。

 

いやー、それは僕は、とても植物のオアシスではないよ。育て方が、まったくなってない。植物は、僕を癒してくれるけどね。今は、多肉植物に凝ってるんだ。

 

水色のなかま)会話、会話。知識で育てるんじゃなく、花と、草と、会話してみて、水いるかどうか聞いてみて。君が育てるんじゃなく、君は、植物の補助役だよ。その気持ちで接してみて。今は、水、いらないから。

 

えー、そんなふうにできるもんかなー。

 

水色のなかま)異次元では心繋がってるよ。君は、動物よりも植物系、そして、動物は、君にとって刺激であり活力、動物は君で癒される。

 

へぇー、そんなふうにできたらいいなー。

 

水色のなかま)異次元ではもうやってる、あとは、現実の所作を学ぶだけだ。

 

うん、分かった。そうなんだねー。

 

 

・・では、そういうことで、そろそろ現実に戻ります。

本日も、家事・育児、雑務が山積みだから、それに取り掛かるとするか♪

今後のこもの屋は、人知れずに、異次元でひっそりと続けてまいります。

 

 

 

(↓ 先日観た映画です。異次元の世界はこんな感じっていう内容で、この映画は、娘に勧められました。この作品、本当によくできてるなーって思いました。)