水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第三章 水色のなかま ➈愛の使徒とのコラボレーション(コンポストで花を育てる編)

水色のなかま)正樹は、このブログを書く以前から、コンポストに興味があるみたいだね。生ごみを少なくし、植物を元気にして緑を増やす、つまりは、コンポストは地球にやさしい活動だと言えるね。

 

我が家で使用しているタイプのコンポスト ↓

 

 

はい。以前からコンポストを使って堆肥を作り、植物を植える前に土に混ぜ込んでいます。おかげさまで、夏には、結構な数のゴーヤが採れて、おいしくいただけました。すごく嬉しかったです。

次回も、うまくいかなかったかぼちゃに再挑戦したりとか、いろんな野菜にチャレンジしてみたいです。

 

水色のなかま)そのコンポストは、多少なりとも手がかかるんだろう?

 

そうですねー。

まずは、容器と発酵促進剤を用意すること、そして、中に新聞紙を敷き、水を切った生ごみを入れるごとに、発酵促進剤を振りかけて、容器に生ごみを溜めていきます。たまったら外に出して、1~2週間放置して、発酵したものをこれから植物を植える土や、植えてある植物のわきへ埋めておきます。そうすることで、肥料となって、植物に栄養を与えられます。

行程はこのくらいですが、お隣さんや通行人の方が臭い思いをしないように、十分に気を付けました。工夫したことは、コンポスト自体を、大きなごみバケツの中に入れて蓋をして熟成させておいたことと、土に埋める時は、においが付近に充満しないように、なるべく素早い動作で土に埋めました。そして、植物を植える予定がない場合は、コンポストを作らないでおきました。

 

水色のなかま)そう、それは、体を持った人間同士、肩を並べて暮らす中で、相手を思いやった行為であり、そういう気持ちは、目に見えなくとも、人にだけでなく、地球や自然を癒せる愛エネルギーが、その身から放出されている行動で、正樹は、頭を使って、考えられる限りのまわりへの配慮をしてコンポスト活動を行い、自らも楽しめているというわけだ。完璧とも言えるな。

 

いいかな、皆に聞いてほしい。

われらが異次元の民であるという説明は、正樹から伝えられている通りだが、異次元の民である我々は、人間と、単なるテレパシーでしか繋がれない存在ではないんだよ。なんというか、われわれ異次元の民と、人間との間に、空間的な隔たりがあったのは、お互いの波動が合わなかったからなんだ。しかし、愛の波動がわれらと同じ程度の活動を人間がしてくれたならば、そこにわれらが寄り添って、手助けができるんだ。それはもう、同列に並んで、同じ場でその作業にいそしめるんだよ。つまりは、異次元の存在と人間との、コラボレーション活動の実現だ。

正直に言って、正樹は、こうしたコンポストなり園芸なりの、人間的な活動がうまくははない。知識も不足しているし、手先も人と比べて不器用で、体力やセンス・経験などもまるで足りず、人より秀でた能力を、何一つ持っていない。できていることはすべて不完全で、改善の余地ありと、どこが完ぺきなんだ、と人は見るだろう。

しかし、異次元の存在との愛のコラボレーションともなれば、その業は、完璧だと言える。なぜなら、正樹のコンポスト活動は、人間や地球を含む、ありとあらゆる存在に対する、できうる限りの配慮ができた活動だからだ。

例えば、正樹は、家族のことをも思う。あまり自分が園芸にのめり込むとその他の家事をやってやれなくなる、子どもたちと会話もしてやりたい、コンポストを完璧に行おうとして、家族に同じ行動を強制しすぎれば、家族の生きたい生き方を尊重できないことともなる。

だから、正樹は、あらゆる周りの存在への配慮をした上で、自分が出来る範囲でのコンポスト活動を行っており、人から見たら、完璧なコンポスト活動ではないのだけれど、愛の活動としては完璧で、それによって、われらと同じ場でその作業を行えていて、実は、人間である正樹の手で足りない分の作業効果を、われらの力で補うことができ、人間からの見た目よりは、ずっとよい感じの成果が、正樹のもとにもたらされているんだ。

 

僕のめくらめっぽうなやり方で作った割には、道理でゴーヤがおいしいと思った。笑

 

水色のなかま)そうそう、そういうことなんだ。

例えば、料理でも言える。

君が子どもの作ってくれた料理を、うまい!と感じるように、家族も君の料理を本当においしく感じているし、それは、君の家族への愛が料理に含まれているからで、そういう料理を作れる君は、ぱっと見では、料理技術や工夫・アイデア等では他の人に大きく劣るが、君の料理は、われらとのコラボレーションを可能にし、家族とよりよい食卓を囲めるという、大きな成果を生み出している。・・笑顔いっぱいの食卓、それこそが、目指すべき食卓と言えはしないだろうか。それ、叶えているよね。

 

うん。

 

水色のなかま)もちろん、地球も喜んでいる。地球を思ってくれてる気持ち、伝わっているよ。そして、家族を始め、ありとあらゆる人々、目に見えない異次元存在が、君の活動から愛の波動を受け取っているよ。だから、自信持っていい。

 

ありがとう。何をやるにしても、自分はもちろん、家族や周りの人も楽しいのが一番だもんね。

 

水色のなかま)うん、その一言に尽きるな。これからもコラボレーションしていこう。

 

うん。

いつも作業のアドバイスありがとう。君たちと活動すると足りない経験やアイデアを補ってもらえて嬉しくて楽しい。そして、最後に手からエネルギーをふわっとかけてくれてる、それって幸せエネルギーだよね。

植物はよく育ち、料理はおいしくなり、・・僕もできることやるけど、例えば、植物に忘れずに液体肥料あげたり、花を見て『可愛いなー♪』と思ったり、料理だったら、暇さえあればレシピを見てる、家族においしいもの食べさせたくて。

そんな僕の思いを伸ばしてくれる、その思いを叶える方向に手を貸してくれる。君たちとのコラボレーションはとても楽しくて最高ー♪ ここでご紹介できてよかった。

 

水色のなかま)もうそういう時代がきたんだなー。

 

そうだなぁー。