水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第9章 新地球を作る旅・異次元存在と話す ③僕がやること・やるべきでないこと

(※この章を書くにあたって、常にいろいろな魂をやさしく包もうと尽力してくれていた地球と、地球のならわしを根気よく教えて仲間に加えようと努力し続けてくれた水色のなかまに、深い敬意と感謝の意を表します。)

 

先日、ふと思い立って、いつもとは違うところで散髪をしました。

チラシを持って行けば割引で、自然派の素材を扱っているとあり興味を持ったからですが、行ってみると、しっかりとシャンプーリンス等の少し強引目なお勧めに遭いました笑。人がよさそうに見える僕だから、押せばなびくとスタッフさんも思ったんじゃないかな笑。

ちなみに、そのお店で扱っていたものは、たしかに自然派で良い製品でした。でも毛染めをした僕は、今頭皮がかゆくてたまりません。いくら良いものでも、人により合う合わないがあるのでしょうね。・・そう思ったら、なんだか、自分で石鹸や保湿クリームを作ってみたいなーという気持ちが湧いてきました。

また一方で、思いがけなくスタッフさんやお店の割と強い商売っ気を感じてしまった僕は、正直あまりよい気がしなかったけど、でもまぁ世間はどこもこんな感じなんだろうなーと思いました。

するとその後、その美容院を守る?異次元存在が僕に話しかけてきました。”この者らは、商品を売ってそのお金で生計を立てているんだ、ここにはそういった暮らしがあるんだ、悪いと思わないでくれ。”と。

僕は、そういう経営の美容院やそこに勤める美容師さんを悪だとは思わないし、自分の生活に必要でないものを買わないだけです、とお答えました。

そのあとも、”こうして生きている彼らを支えてくれないか?”とか、”スタッフの良いところを見つめて、彼に合わせて関りを持ってくれないか。”などと言われましたが、僕は、「うーん・・それって僕の気持ちもスタッフさんの気持ちも無視していて、すごく不自然だと思う」、と思ったところで会話は終わりました。

 

するとしばらくして、”これ以上、家庭から現実社会に出ないでほしい。”と、違う異次元存在に言われました。この力?を与えるから家庭で活用して生きてくれと。

僕は、それならなんで僕が若い時にそう言ってくれなかったの?、なんであの時僕に魂を返さないままに現実社会に突き出したの?と思いました。(・・僕はもともと家庭で生きても構わない地味な性格だし、魂を取られた身で、自分の決めてきた役割を果たせるはずないのに、時にはできるはずだと責め、色々なところに勤めさせ、鍛えるという名のいじめを受けさせ、学びとは程遠い本当に意味のない半生で、異次元存在は、僕に無理を強いるにもほどがありました。)

すると異次元存在がこう言いました。

ある異次元存在)その判断が、われらを破滅に導く、われらのそのままの姿が世界にさらされる、隠してきたものが解き放たれる、今はもう逃げ場がない。それゆえの懇願、許してくれとの願い、交換条件で事が済むのなら、少しくらいの犠牲は我慢しよう。

 

・・僕は、なにを言っているのか、さっぱり分かりませんでした。

 

 

水色のなかま)私から言えることは、許してやるとかやらぬとかではなく、すべての存在は、みな公平だということ、善も悪もなくそのままでそこにいて、ただ人と自分と違うのは、自らがかもしだすエネルギーの量や質ということ、この地球では、それと同じものがそれぞれに返り、自らがどんな存在なのかを知り与える土地こそが、この地面に立つ人々の世界だということ。

そうした人々の歩みの過程を、異次元存在は見守っているのであって、異次元を感じられる人間に、自らの贔屓の人間を助けるよう促すのは、あまり喜ばしくない行為と言える。

このたび正樹と会話した異次元存在は、そうしたある意味でのルール違反を全世界にさらされるのを恐れて、正樹に交換条件を持ちかけた。自らも不正に持っていた水色のなかまの魂(力)をやるから、これ以上世間の民と触れ合うな、家庭に留まり現実社会の仕組みを解き明かすことなく過ごせよと、そう言ったのだ。

そして、もう少し説明を加えると、

正樹が若い頃、取り上げられていた魂を返されないままに社会に放り出されたのは、正樹が自分らしく生きることに挫折するようにしむけ、既存の組織になじむ道を与えたかったから。

それが世間では、教育という名で正当化されたやり方であり、現実社会では、異次元も一緒になって、人という存在の生きる本当の意味を誰にも渡さぬままに、自らの傘下に下らせエネルギーを供給するための一員になってほしいという、異次元における大きな存在の願いがそこに表れているんだ。

そういう現実社会に隠された異次元の組織があり、その組織のために働かざるを得ないようになっている人々の魂があって、たとえ地球に降りても、人々は、異次元的な縛りをぬぐえず、現実では自分の意思なく組織を太らせるべく働く、それが自分だと思わされて、または思い込んで、逆らう気力も体力も、現実のなにがしかに追われることで失われ、いつしかなにも疑うことなくそこにあり、よい職員になることにのみいそしんで、家庭を守り、家族を養うということ。

そういうことから逃れられぬ限り、いくら人として生まれても、地球で他の異次元種族の魂たちと隣り合い、互いの有り様を学ぶとか知るということ、そして互いに思い合える存在になっていくことなどは、程遠い目標となる。

多くの異次元存在の大物は、地球や異次元における他種族の魂を持つ人間から、どれだけの力を奪い、自分たちに有利な土地をどれだけ多く作れるか、それしか頭にないから。

 

そうだったんですか。・・僕には、なにができるでしょうか。

正直、考えたんです。・・僕を担当してくれた床屋のスタッフさんに、どこか、縛られてて苦しい、みたいな感情を感じて、僕は労わりたくて、なんとなくその方に気を遣って会話してました。でも、後半は、その方は商品の宣伝に終始していたので、その方を助けるとは商品を買うことなんだと思い、助けられないなと思いました。

・・あ、今それを思ったところで、僕の魂がその方から返されました。

 

水色のなかま)水色の魂を介した絆によって、現実社会で互いに出会い、それぞれの道を歩む決意がそれぞれできたんだ、君に魂が返されて、彼も君も、この先さらなる自分らしさを歩けるんだ、よかったじゃないか。

 

はい、僕もそう思います。ちなみに過去生では、もしかしたら僕は彼を可愛そうに感じたことがあったのかもしれない、でも今の僕はそう思わないです、彼の働く姿はとてもかっこよかったし、腕も良く、活動的でした。

 

水色のなかま?)まぁ、そうだな、そうなんだが、彼は、異次元的に組織に縛られているよ、このままでは、現実社会の組織から出ようと思い立っても出られないし、思い立つ気力も持てないままだ、そのことを、どうするかだ。

 

・・ちょっと、調べてみます。

・・ええと、確かに胸のところに縛りがあります。それがご本人を苦しめてもいる様子です。でもそれにより、働く気力も保てていて、・・本当は品物を売り込むことが苦手かもしれないけど、そこの職場を大切にもしていて、ここで頑張ろうという気持ちが強いようです。このお気持ちが、胸のところの縛りを通してこの方に持たされているものかどうかは、外見からは分かりません。

その胸の縛りを解いた後に立つであろう、ご自分の本来の生きる目的意識は、まだ与えられていません、だから、縛りを解かない方がいいと思います。・・僕の場合は、縛りが解かれた時にはすでに、自分の生きる本来の目的への探求心がいっぱいでしたから、すぐ立てましたし、この方のお気持ちは、こうして異次元で察するだけでは全部は分かりませんから、ちゃんと現実で人間同士で話して、この方の意思をお聞きしない事には、僕に勝手はできませんよ。・・それに、こうして拝見するだけでも十分失礼なことです。

 

ある異次元存在)・・まず人を解き放たなければ、組織はなかなか良くなっていかない、人がわれらに従う限り、どうしても組織の存続に必要性が生まれる、皆の願いを背くわけにもいかず、昔に作った、人体に影響を及ぼす魂につけた仕組みがわれらでは取れないのだ、どうか頼む、解いてやってくれ、向いた者がここの職場に、それはいい、しかし人体の魂につけられた仕組みがその者を縛るのであれば、これは由々しき事、解放してあげたいし、自ら歩いていただきたい、それが正直な気持ちじゃ。

 

・・いや、僕には判断しかねます。申し訳ありませんが。それで、その仕組みは誰がつけたんですか?、・・まぁいいかそれは。とにかく、僕に勝手はできませんので。

 

僕がやるべきことと、やるべきでないことがあります。異次元存在は、ご自分が生きていないから簡単におっしゃいますけど、人間同士はやってよいことと良くないことがあるんです。

 

 

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ここまで話し、買い出しに出て帰宅したところ、僕は、床に寝そべり立ち上がれなくなりました。

聞こえてくる異次元の声、「・・・人がものを落とした時スッと拾って届けるだろう、その時に失礼と思うか、思わないだろう、胸の仕組みを取らない事にはだれもにっちもさっちもいかない状況で、もしかしてかつての自分と同じように呪縛に縛られ苦しんでいる状態と思える人を、その人に頼まれていないからと言って助けないままでいいのか、人間同士の失礼などの前に何が正当で何が不正か考えろ、不正を心地よく思う民なぞいるものか、そういうことを全く分かっていないのが人間、そんな人間におまえには成り下がってほしくなかった・・!!・・」

「出会いはタイミング、出会ったということはもはやすでに仕組みを取るタイミングが来ているのであって、今の時期を逃す必要はなく、自然の成り行きにまかせてつらい仕組みを取ってあげなさい、彼は腕がよければまた次の職場にも縁ができそこの場を旅立てる、大丈夫だから取りなさい、そしてそのことをブログに記しなさい・・」

 

僕は、異次元の声を聞いて、体が苦しい中、確かにその通りかもと思い、思い切って、僕担当だったスタッフさんの呪縛を取りました。

仕組みは簡単なものでした。

ただの一本の管が、彼のハートから異次元のほかの場につながれていて、その管にはエネルギーの行きと帰りの通り道があり、その管を外せばいいだけ、・・・よかった、あまり彼のハートが変化してはいない、ただ一点の考え方の固執がなくなっただけ、基本は変わっていない、よし、・・・はぁ―ドキドキしたー。

僕のかつてやられた異次元処置がとても荒くて、その時の僕のように苦しんだらどうしようと思い、過剰に心配していました。

 

水色のなかま)君の時はまた別、君を立ち上がらせないための拷問だったから、そんな思いを、君以外の誰もしないから大丈夫。

 

それなら、本当によかった。・・あー僕の時は、異次元処置で心が不安定になるようにネガティブな負荷といろいろな負の感情を織り交ぜて注がれてもいたんだね、僕はそんなことをしていないんだからこの人は大丈夫なんだね、・・・僕のトラウマなんだ、それ笑。

 

ある異次元存在)よくやってくれた、その道を皆も歩くだろう。われらの組織も自然に形造られるだろう、皆が意思を持ち行く(生く)だろう。さぁこれを返そう。

 

・・僕の魂だ、固まりが入ってきて胸と背中が痛い、いったいぜんたいこれは、どうなっているの?

 

水色のなかま)場が、開いたんだよ。

 

場・・???  なんのこっちゃ。・・・あーまた寝るのかーーー

 

 

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その後の夜中、場が開いたから?(←意味は分かりません笑)なのか、僕の魂じゃない、おかしなものが背中から入ってきて眠れなかったのですが、その間に、僕が呪縛を取ったスタッフさんに再び呪縛が戻ったことが分かりました。

結局、僕が無理を強いられて取った呪縛は元通り。

僕は、少しだけど、自分がやることとやるべきでないことが分かってきた。

僕は、やっぱり僕自身の自然な感覚で生きればいいようだ、異次元にいくら不正があっても、人間(や、その他の存在)であるご本人の意思なくしては、それを改善することは不可能なんだから。

 

 

 

 

(柚子の種を焼酎につけてみたけれど、本当にこれが化粧水になるのかな。)

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