水色のなかま

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第10章 水槽の中の地球へ(水槽の中を眺める人達の言葉)⑫前回の記事⑪を受けてアドバイス

水槽の中の地球を眺める人々)本日は、前回の記事である⑪の内容に関するアドバイス

 

↓(前回の記事⑪はこちら)

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

まずは、正樹の身の回りの話から。

 

 

はい、では話します。

僕の職場の先輩スタッフの1人が、この頃耳鳴りがひどくどうやら適応障害のようだ、と言っていました。頭痛にも悩まされているそうです。原因はストレスだと聞き、僕はこの仕事を実に楽しく取り組ませていただいているので、え!と驚いてしまいました。そして、先輩スタッフさんが病院へ行けるよう、もう少し僕の勤務を増やした方が良いかなーと思い、同時に、この先輩の耳鳴りって、もしかしたら異次元存在からのサインなのかも、とふと思ったんです。

 

 

水槽の中の地球を眺める人々)ここで、我らから地球に住むみんなにアドバイスを与えたい。

正樹は、目の前で苦しむ先輩に同情し、この方のおかげで職場が整えられているし、なんとか助けることができないかな、と考えをめぐらせた。しかし、こうした愛が逆手に取られて、異次元では、正樹にこの先輩の生んだネガティブエネルギーが差し込まれ、1日苦しむこととなった。正樹の自然な思考や気持ちも邪魔された。

この先輩がなぜストレスを抱えるか、それは、もちろん正樹たち新人スタッフのせいではなく、完璧を求めすぎるその性格ゆえに、知的・精神障害者のお世話をするにあたり、一般的な家事援助はできていても、利用者に合わせて対応する心に欠けているところにある。

正樹には当たり前にそれが備わり、かつ皆の知らない利用者たちの良さや優しさなどをありありと知り、逆に自らが彼らから教わる事が多いと感じている状態だが、彼らの良さどころが出来ないところばかりを見て、ダメなところばかり探して、不平不満を募らす、それではストレスは募る一方である。

そんな心のあり度を持つ先輩スタッフは、この職場の古株であり、誰より職務に精通している存在でありながら、悪循環にエネルギーに逆走した考え方を持つ点において、実にもったいない存在だと言える。エネルギーの流れに準じた考え方、心のあり度をもちさえすれば、ストレスなど溜まらず、自らの身にネガティブエネルギーなど作り出さぬのに。

しかし、こういうタイプの人間が、今更、今のエネルギーの流れに合うような人柄に変化できるわけもなく、もちろんこれまで奉仕の場を整えるために借りていた水色の仲間の魂やエネルギー体を返される運びにも陥り、この先もどんどんとネガティブエネルギーをその身で作り、どんどん貯めていく道程をそこに表すであろう。

正樹のように、今まで自分の魂を他者に貸して小さな魂で生きてきた心優しき温かい者らが、魂を返されて、頭脳を持って仕事や学業や生活を行える時期が来て、今、どこの職場でもそういったいわゆるスタッフの入れ替えが、徐々に行なわれていく、そう、スタッフが入れ替わっていくが正当な流れであり自然な流れ。

奉仕の場において、障がいのある方を援助する立場において、その仕事に合った者がそこに残り、ストレスを溜めてしまう者がそこを退くが正当な流れ、今のうちはまだないようだが、今にその限界が来た時、どう足掻いても出勤できなくなる状況が大きくその身にかぶさり、誰がどう思おうとどうしようとも、愛なき者がそこの場から去っていくだろう。

正樹やそれに準ずる者にアドバイスするとしたら、その状況を冷静に見守りなさい、ということと、自分たちにもできるという意識を持ち、マイペースで先人者の抜けた穴を埋めていきなさい、ということ。

和を重んじず、人の持てる力を引き出すことのできない先人者である彼らは、教え方もうまくなく、自信を無くするような指導を繰り返し、その指導を受けた者が、多々自分にはまだできないと思い込みがち。その洗脳を自らが解き、できると信じて抜けた穴の仕事を引き受けなさい。いつまでも、強者の傘に入ろうとせず、そうすることでネガティブを受け取る立場に成り下がることを自覚し、1人、堂々と歩きなさい。職場の新しい柱に向かい、返された魂内の頭脳をフル活用し、大丈夫だから歩きなさい。

 

 

色々言ってくださりありがとう。

頭脳、僕に戻っているのかな、確かに、薬の管理など、いつもなら間違えそうな場面で間違えなかったな、でも、掃除や利用者さんの身の回りのお世話などはまぁできても、まだごみの日を知らなかったり、ちょこちょこ忘れたりすることもまだあったり、

 

 

水槽の中の地球を眺める人々)そう、忘れたり、まだ完璧でない仕事ぶり、それは、そうしていても大して支障のない部分でね、そういうところは仕事をやるにつれて治ってくるから大丈夫だし、できないと困る部分は自ずと減ったりね、なぜなら君がそこに入ることで利用者が一斉に協力を始めるからだ、いつもは困らせる利用者も、君の時には自らの力を発揮でき、できることはするし、困らせない、好きだし暖かいから、自然そうならざるを得ない。

だからそこに、異次元での動きを信じていてほしい、エネルギーというのは不思議なもので、君が施設の利用者たちを尊敬し、僕のような者でよかったら一生懸命努めさせていただきます、という姿勢で仕事をしてくれるのを、利用者たちが何も感じないわけない。そして利用者たちの周りを囲う異次元存在たちが、そんな君に感謝し、利用者に、君にとって良き言葉を言わせるべく奮闘する動きが見て取れる。君は、相手の異次元までも通じる心で生きているわけだ。それを自覚してほしい、そうして味方が増えなわけないということを、じっくりと感じてほしい。もう君は、現実においても幅をきかせる道しかないことを、それを、いろいろな異次元存在が望んでいることをもう自覚し、その通り、現実での存在感を増やしていってほしい。もう敵はいないから、エネルギーの流れが、君を押し上げるから。

同じことを、愛ある優しい者らに伝えたいんだ、遠慮なく前へ出よ、と。

 

確かに、記録では認知症だという男性が、僕には、麦茶が冷蔵庫に足りないことに気がつき、「麦茶はあるの?」と声をかけてくれたりしました。僕はその時、飲みたいのかなと思い、出しましょうか?とお聞きしたのだけど、そうではなかったのだと後から気がつきました。また、他にも、トイレを毎度汚してしまうという方が、全く汚さなかったり、お風呂で体を洗えない方が、ご自分で全部できていたり、不思議に思うことがいくつかありはします。それらが、

 

水槽の中の地球を眺める人々)そう、異次元存在が協力して利用者に良きインスピレーションを与えることで、君を助けているということ。もちろん、君のようでない、愛に満ちていない者に対しては何もしないから、知的・精神障害者が、思う存分スタッフを困らせる結果となる、

 

あの、異次元存在の働きって、ここにある人間の能力を超えるんですか?、だって、時により普段できないことができるようになるって不思議で、障碍者である利用者さんの持てる機能に限界だってあるだろうに、どんな仕組みでそうなるのか、

 

水槽の中の地球を眺める人々)そんなこと造作もないこと。

人間の体も動物も、現実の生き物は、魂をその身に宿らせて思考・活動している身、動くこと、話すこと、粗相だってそう、全て操れるし導ける、自分の意思で動いている気がするが、全て異次元から導ける、動かせる、たとえ体に障害や欠落があったとしても、不可能はないのだ。

 

 

でも、僕が以前にいた施設で、片麻痺の方がいて、その方は、感情崩壊で感情が抑えられずに結果的に暴言が多かったし、体の機能に障害があれば、落ち着こうとするも落ち着けない状態でした。

 

 

水槽の中の地球を眺める人々)その暴言を受けるは別の者だったが、君が代わりに受けていたんだ、だから今後は、ストレスを溜める者を見ても助けようとしてはいけない、静かに見守るのだ、

自分にネガティブを引き受けず、己は好きな職場で楽しむのだ、それが言いたかった、、、、どれ、そろそろ縛りを取ってやろう、静かに目を瞑りなさい。

 

 

はい。

※約1時間後目が覚める。

あのー、今何があったんでしょうか。縛り、とは。

 

 

水槽の中を眺める人々)交差する導きの糸が、今、正樹の背にはネガティブな人物に与えられるものだったものが、正当なこの地の立使者に与えられるものと変えられ、ネガティブでないのに縛られていた不自由さから取り除かれ解放されたのだ、正樹はもう自由、心のままに

 

 

え?、、、、何を言っているのか分かりませんし、まだ背中に痛みがありますが、

 

 

水槽の中を眺める人々)段階をおいて、糸が交差していく、これまで立役者だった者が、そうでなくなり、今後立役者となるべき者がその糸を受け取りその道を行く、もう正樹は、現実の世界でそこの場を立てて行く者として生きるのだ、、

 

 

あのー、水槽の中を観ている人が、なぜ僕にそういった異次元処置ができますか?

 

 

水槽の中の地球を眺める人々)こちらからできることは限られている。しかし、愛ある世界を作ろうとしている者を助けることは、実際許された行為として我らの行動が可能となる、異次元存在の行動が愛に応えるものであるように、愛に対する援助や処置は、どうあっても可能となるのだ、阻止できないエネルギーの流れが、我々ならずも水槽の中のありとあらゆる仕組みや存在をそうさせる、愛を救う道に障害はない、むしろ、水槽の中の地球に住む人間がわれわれをそうさせる、皆、愛には勝てない、愛に導かれるが皆の共通の特徴であるからだ。

 

 

でも、ここには愛でない人間もいます。その方々は、なぜ愛に導かれないのか、

 

 

水槽の中の地球を眺める人々)そりゃ、こちらの世界にもいるさ、まだね、だんだん人が入れ替わり、地上には愛が溢れていくから見ていなさい、愛なき者はそりゃ愛には導かれないさ、もうそういう特徴なのだ、彼らは他の地に行く、似た者同士で集まり、そこで愛ある者とはきり離された生活を送る、もう送りかけている、異次元が、いつまでも同じ場での生活を許しはしない、パワハラモラハラ、地球の愛エネルギーに反する生き方を自ら繰り返してエネルギーに反しネガティブを作り出す彼らは、もう間もなくこの場から弾き飛ばされる。みんなが引き止めない限りはね。引き止めれば地獄、一緒に愛でない世界へ行くだけ、そこで浄化の仕事やカルマの肩代わりをさせられるだけ、正樹はそれを選ぶのか?

 

 

いや、選びたくないです、もう二度と。これまでの人生が辛かったから。

 

 

水槽の中の地球を眺める人々)優しくしてもその価値の分からない者に手を貸す必要はない。強者に従うでなくいつでも自らの愛を貫きなさい。愛ある者を守りなさい、それが答えだ。

 

 

理屈はそうでも、具体的には、僕は、どうすればいいんだ、、?

お世話になっている先輩には逆らえないし、適応障害なんだと言われれば労わるしかない、助けようと自然考えてしまうし、

 

 

水槽の中の地球を眺める人々)その愛が、相手から返されるものにより苦しむ時、自然、皆の妨害が入り、皆とは、我らもそう、そして地球と、地球を取り巻く水槽のありとあらゆる世界の存在、君らの周りの異次元の存在、人間、動物、ありとあらゆる者たちのこと、そういった者らが、みんなで動き、君を守り、必要をなし、そこの場が作られる、そこの場の環境が、皆の意思により作られる、愛が愛だった場合、それを捨て置くことができないほどの愛がほとばしり、そのエネルギーが流れを作るとともに存在たちの心を動かすのさ、動かざるを得ないのさ、それが自然ということ。

 

 

え?、どういうこと?

 

 

水槽の中を眺める人々)つまり、君はそのままでいいということだ。

 

 

は?、、、よく、分かりません。

・・???

 

 

 

 

↓ 夏の暑さの中咲くベビーサンローズ