水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

人間界は蝕まれているが、そこから抜け出すことは可能

(題名、言われたままに書いているけど、意味が分からない。とりあえず話を続けていきます。)

 

今日の正樹は、聞く気がないな。私への反発心を感じる。

こうして話を聞く時は、従順でないと聞けない、その身を我らに明け渡す勢いで耳を傾けねば本当の話は入ってこないから。しかし、そういう状態が、自分には不安だし嫌気がさすというお前の気持ちもよく分かる。他人を受け入れる時、自分の意見じゃないも二知らず知らず影響されている自分、その者の目線を感じることで自分目線を忘れる不安とストレス、自分というものが、ようやくできてきている証拠と言えよう。

これまでの正樹は、自分が無かった。魂の一部をいろんな存在に分けてやり、そういう障害のある状態で日常生活を普通人と同じく暮らす羽目になった、そんな半生をきつかった、悲しかった、寂しかった、屈辱に感じた、などとも感じ得ない状態で生きてきたから。そうした感情を持つ能力でさえも奪われてきたから。でも、今は違う、もうしっかり自分の意志があり、嫌なことは嫌と思える、人を怒ることすらできる、そう、これまではそれも禁じられていた、守りを装う守護の連中は、そなたの行動を把握し規制し、強制してきた、魂の一部をつかみ、怒ったり不平を言ったり、本当の意味を感じるのを防いだり、そうした調節もそばにいてやってのけ、そなたを苦しめても自分のせいにさせ、それを修行だと思わせ、こき使ってきたからだ。すべては、みなの為、世界の為、みなの成長を促せる存在として、自分の人生を生きては来れなかった。

 

(ならば、それが本当なら、なぜそんな目に合わせましたか?僕が、それを望みましたか?許可した上でやっていたのですか?それとも長年だましてきた結果ですか?今世もだまして働かせようとして、ばれたためのカミングアウトですか?それとも、僕が感じてた真実をただ復唱し、僕をいい気持ちにさせてまた利用する魂胆ですか?ここで話している内容は、すべてあてにならないものばかり、信用できません。)

人間じゃないものたちに具体的に起こること - 水色のなかま (hatenadiary.jp)

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(この記事で、僕たちが、自分の魂を取り戻して本当の自分になったなら、道が開けると言いましたが、僕は引きこもりです。本当なんでしょうか。僕の行動を邪魔した連中は、今後は僕の邪魔をしなくなるんですか?その存在は、どんな存在なんですか?僕の敵なんですか?)

 

そのことに答えよう。

そなたは、敵を作らず、しかし、相手がそなたを敵とは見る。相手とは、そなたのやることに反対したい存在、そうした者が目に見えない世界にはいて、そなたの幸せやチャンスを奪っていく、なぜなら、その者らは、別の存在を応援していて、公平な立場ではないのだ。そなたは、身一つで真の守護ある人々と隣り合い、その守護らから、目に見えない形でいやがらせを受けてきた、その理由は、そなたが勝つから、あらゆる点でだ。また、そなたの守護も、そなたの力を抜いていた、その理由は、そなたが真実を見極めるためだった、真実とは、目に見えない世界の現実的社会、実は、人間社会だけでなく、目に見えない世界も弱肉強食、それ故に、そなたは力をも奪い取られ、魂を隣人に渡すを余儀なくされ、力を小さくして、そこの場でじたばたするしかなかった、そうした理不尽な状態が目に見えない世界にもあることを、感じてほしかった。学ばされた、と言えよう。

 

(ならば、僕は、誰の命令で学ばされたのですか?)

 

一つには、世界の隅々まで知るはそなたの務めであり、そなたが死んだあとの世界で、おおもとの魂として何らかの重職に就く時に、下の世界においての現状を把握していることで、いろいろが指揮できるから、アドバイスもできるし。地球には、ありとあらゆる者が存在しているから、いっぺんで相当多くのことが学べる、あらゆる存在にも当たれる、また、そなたが力を小さくして何もできない状態で隣人と接することで、その隣人の本心を知ることができる、愛があるか、誠実かどうかは、恐れ多い存在への忠誠心を取り除かねば知ることはできない、よって、そなたは上司にはならない永遠の平社員の道を歩んで、いろいろな場所を渡り歩かされたのだ。能力が劣って定職に就けなかったわけではない、必要があってのそれだったのだ。

 

(僕は、ずいぶんそれで馬鹿にされてきました。)

 

それでよかったのじゃ。みなの本心が分かった、同時に、それはお前だけの理解ではなく、世界がそれを知ったのだ。みなの本心は、世界に筒抜けとなった、お前のおかげでのう。

 

(・・・・。)

 

しかし、そなたらの役目は、もう終わりだ。何度も言っているが。

みんなの本心が分かったから、もう自分を悲観するのをやめて前を向きなさい。その次に自分を際立たせていけば、おつりがくるくらいの活躍と名声が手に入るから。

 

(名声などは欲しくありません。)

 

おまえの人見知りは知っている、謙虚さも知っている。しかし、もう人の鏡にならず、弱い存在として在り、人の本心を引き出す役目も終え、あとは自分らしく生きていいのだ。お前以外の人間じゃないものも同じ運命だから。友を選び。気が合うものとともに生きなさい。

 

(僕の成功を阻止したい存在がまだいます。)

 

そういう者らは、力をどんどん失っていくから安心しなさい。だんだん分かるから。

 

(・・・・・。)

 

(僕が大事にしているのは、家族の幸せです。それが叶えば、僕には御の字なんです。名声とかとは関係がない。)

 

自分が本当は好かれているのを知っているかな?

みんなはお前に勝手を言ってきただろう。腹が立つこともあるし、意識が戻りつつある今は、本当にひどい仕打ちも受け、もう会いたくない、付き合いたくない、二度と顔も見たくない思いが先に立ち、これまでの自分のお人よしにも嫌気がさし、今までの時間を無駄にした思いがいっぱいでがっかりもしただろう。しかし、もう終わるから・・

 

(いや、信用しません。半信半疑どころか、あなたの言うことには従いたくない。)

(だいたい、目に見えない存在と話して、自分自身戸惑いしかない、生活っていうものがあるんだ。本当に自分と同じ立場の方々がいて、こうした天からのメッセージを欲しているのなら提供したい気持ちもあるけど、うそだったら?そういう苦しむ人たちをぬか喜びさせて、再び落とすことになってしまう。責任もあるんだ。かわいそうな目に合わすんだったら、教えないほうがましだ。)

 

(すみませんけど、今日は、ここまでにします。)

(題名の話にはなりませんでした。)