水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第17章 現実も異次元もやさしい理由 ⑩異次元は僕にやさしいのか・・?

9月26日木曜日、今日は仕事休みなので、ここ数日のことを書いてみる。

 

24日は、アセモかぶれを気にしながらも、初めての現場で慎重に仕事をしたため失敗がほぼなかったし、仕事量が少なかったため、わりと楽しく仕事が行えた。また、そこで出会えた方々がとても良い方ばかりでよかった。事務所に帰ってからも、職員の方々に労らっていただけて、家族にも労られ、良い1日だった。

だが、25日には、アセモかぶれが悪化して病院へ。市販の薬をあれこれつけたせいで、全体が赤く腫れ上がってしまったのだ。先生が良い方でよかった。

そして、今日は、病院の薬が効いたことで、アセモはだいぶ快方へ向かってる。ここのところ仕事と家事とで忙しかったので、今日はのんびり過ごそうと思っているところ。僕の現実は、ここ数日も、僕にとてもやさしい世界だった。

 

しかし、異次元では、いろいろなことがあった。

覚えている範囲だが、まず、今回も魂を返しにきていた異次元存在に、いつものように「助けてくれ」とか、「こんなはずじゃなかった」とか言われて、霊障であちこち痛かった。

あと、それとは違う感じで、「私は、あなたのお母さんに苦しめられたのよ」と訴える方々が何人か来ていた。その方々は、こう言っていた。「あなたのお母さんが私を苦しめ、私の気持ちを鎮めるためにあなたの魂を私に抱かせたが、私のネガティブは浄化できても、あなたのお母さんにやられたことは決して忘れることはなかったわ。あなたに魂を返して、これからあなたの母親に訴えに行くから。」と。

それと、母の魂と思われるものが来て、僕に、「世の中には、もっと親から虐待を受けてきた者もいるのに、それに比べたら私のしてきたことなんて軽いのに、なぜ私のしたことを認めてくれない。」、というような恨み言を言ったあと、僕に魂を返すことが何度かあった。これが1番苦しくて、僕は、現実でも少々気持ちが不安定になってしまった。

それと、ある男性の魂が来て、「自分は中立だから、あまりあなたに言いたくないのだけど、僕の持っていたあなたの魂も取られているので、もう後がない、これ以上は取らないでほしい」と言われたりした。

ここまでくると、どんだけ僕の魂が貴重なんだ??、と思うよ。現実では、箸にも棒にもかからない立場からすると、なんか変な感じ。笑

しかしながら、ありがたいことに、これらの霊障さえなければ、アセモかぶれが回復しつつある僕は、至って元気で体もよく動くし、思考も、前のような夢見がちなメルヘン的な感じでなく、自分であれこれ考えて、いろいろを判断できるようになっているので、異次元で自分の魂が戻ってきているのは、本当なのでは?、とも思うよ。

 

 

僕の側近?)・・正樹が思っている通り、その通りなのだけど、自分ではうまく説明できない?

 

ああ、うん〜・・、そうだね、今思ってる考察があるにはあるけど、嘘だろ?、という気持ちもあって。

 

僕の側近?)じゃ、僕から話すけどいいかな。

 

ああ、とりあえず話してみてよ。

 

僕の側近?)分かった、じゃ、話すよ。

今、正樹が受けている霊障、ここに来ている、異次元でかつて正樹の魂を所有していてそれを返しにきている存在は、正樹と現実で会っている人間の魂で、正樹に、現実で出会った時に親身になったり、親切にしなかった者なので、そういった過去の自身の行動を後悔しているのだ。「こんなふうになるのならもっと親切にすれば良かった。異次元的な団体の部下や、天の声のままに、自分が悪いと思わせて魂をさらに搾取し、その後は守りを解いて苦しめて、最後に自らそこの場を去らせるよう誘導して、責任逃れをするんじゃなかった。俺は世界に試されていた。分かっていたならそんなことしなかったのに、全てを捨てて助けてやったのに。」と。

だが、もう世界は、この者の人柄と、この者を取り巻く上から下へ連なる異次元団体の考え方を把握してしまった。あとは、世界が、そういう者らとして扱うだけ、ただ、それだけとなったんだ。

ちなみに、あなたの母もそう、生きていて共に暮らし交流し接している間に、何かあなたに善行を施せたのか?、いや、利用はしたが、先ほどの男性と同じく、魂をさらに奪って打ち捨てたんだ、しかも、あなたが怒れば自分が被害者のようなふりをして周りに取り繕う始末、そんな姿を世界は把握し、今のこの状況がある。

正樹は、随分と辛い思いをしたがね、我らがそばにいる限り大丈夫、地球の使徒ら同様に、愛ある者を、地球ならずも、世界が守る仕組みがここにある限り、あなたがご自分の魂を全部その身に引き入れた途端に、世界がガラッと変わるから、

 

つまり、僕はある意味、囮、だったということだよね。

 

僕の側近?)そうだね。あなたには、みんな気を使わないから。

 

世界がガラッと変わるって、どんなふうに変わるの?

 

僕の側近?)本当の歯車が動き出すってこと。・・渦がね、今はまだ、愛ある者に正当な量の愛エネルギーが帰ってきていない状態、正樹が、一時期よりも現実世界で良き目に合っているように、だいぶ流れが改善されてきているが、この先は、正樹が、そして愛ある者が皆、他者に貸していた魂を自身に取り戻せたならば、愛には愛が返る、その法則が如実に実現され、それが正当な流れとなって、大きく色濃い状態の渦となる。そして、愛ある者にも愛なき者にも、自分の放出したエネルギーが与えられ、現実世界において、生きやすい者、生きにくい者に分かれていく、正樹や愛ある者らは、もちろん生きやすくなっていく。その程度は、愛により様々だが、信じられないくらい何もかもうまくいく、を体験する者もいる。

そして、もう一つ言いたいのは、皆さんの世界を把握する目線の狭さを説明しておく。

世界には、皆が崇めるいろいろな神がいるだろう。そして、大きな神に従えば、きっと良き道を与えてもらえると皆が勘違いしている点だ。大きな神は存在する。しかし、上には上がいる、もっと大きな神だって存在する。そして、上にはまた上がいて、その果ては、遠く遠く、世界はどんな世界も含有し、そして、含有されていく、そういった状況が、どこまで行っても続くものなのだ、そう、まるで合わせ鏡で鏡の奥をのぞいてみた時のように。

世界は無限だ。自分が感じる神が、1番大きな立派な神とは限らないのだ、上には上がおり、皆、さらなる大きな神に存在を掌握されているのだ。

そして、この愛の星地球で、そうした上の世界からの掌握を免れて、好き勝手やってきた者らの裁きが、今行われているということ。愛がないくせに、愛ある者よりそれを奪い、魂を奪い、自分のものとして持ち、魂を奪ったあとは、その者自身が悪いと思わせるべくいろいろを与え、誤解をさせ、その者が自身の意思で魂をよこしたのだとして、嘘を事実と誤魔化して・・、

そうして長いこときた歴史が、今終わろうとしていて、愛ある者らが皆人間となって有り、皆の前に横たわって無抵抗である時に、皆がそういった者らにどんな態度をとっていくのか、・・そう、彼らは囮としてここにあり、皆の本心を世界に晒していく、彼らは守られながらも苦しみながらその任をなし、ここにある本来の渦を取り戻していく、その一人が正樹ということ。

世界は広い、上には上がある、どの世界ももっと大きな世界に含有され、掌握されている、そのことをもっと皆知らなといけない。そして、その全部の世界に共通する渦が、エネルギーの流れこそが、与えたものが与えられるという法則に基づき、それに基づいていなければおかしいということ。長らくおかしかった地球の渦の澱みが、今解放されているということ。

いいかな、世界は必ず愛を守る、だから、安心して愛を発しているがよい。

どんな大きな神に頼んでも、そのまた上の神が、愛か愛でないかを判断するだろう。そして、神が掌握する世界に愛が正しく返らなかったならば、その流れを修復していくことが、その神の役目であり、それがきちんとなされているのか、それよりもっと大きな神が、その神を見つめるだろう。

正樹も苦しみはあと少し、魂が全部戻れば、あとは自分を生きるだけ、大丈夫、これも乗り越え、少しずつ歩こう、我らが守っている限り、あなたは大丈夫。

 

うん、分かった。苦しみは、魂が返り切るまでということだね。

 

僕の側近?)そう。その通りだから、大船に乗った気でいてね。

 

まだ、肩のところ重くて、何かが来ててきついけど、笑

 

僕の側近?)現実や過去生でも縁あった人の場合、あなたの魂を取り上げられる時に、なんで?!って思い戸惑う傾向にある。だって、あなたの扱いも完全に掌握してて、現実であなたを大切にしてきて自分に落ち度がないと思ってるから。

でも、残念ながらそういうことではないんだ。扱いがうまくてもダメ、与えたものが返るし、やり方が上手い下手で判断はされない、あなたを騙せても、もっと大きな世界が、あなたへの態度や考え方を見てて、救うか救わないか判断し、エネルギーの流れは、愛なきものには愛は返らない、そういう色濃い渦となりそこにあるだけ、例外なんかない、特別扱いもない、それらは澱んできたこれまでの地球にだけあって、その他にはまっさらでありえない。

今しばらく厳しいけど、正樹、がんばって、現実も異次元もね。

 

分かった。ありがとう。

現実は、この頃とても僕にやさしい。

でも異次元はやさしくはない。・・いや、結局やさしいのかな?。笑

 

 

勝手に生えてきたツルムラサキ