水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第7章 瀬織津姫と語る ⒁古事記を紐解こう・地域の話 3東北地方の不思議

(※以下、瀬織津姫とされる神、その他の神とされる見えない存在との会話を、なるべくそのまま書き記します。内容の正誤の判断は、みなさんにお任せいたします。)

 

ちょっと体がだるいんです、違うところからの声も届いているので、そちらはキリがついてから書こうと思っているんですが、早く聞いてほしい気持ちの圧が若干あります。以前あったような脅しのような感じはしないけど、負荷があってだるいはだるいです。

 

瀬織津姫)ならばこっちの話を早いところ終わらせよう。聞いたことを書く、ためらいなく、正樹はそれでいいし私たちの話ばかり聞く必要はない、いろんな声をここに書かなきゃ意味がない、このブログはそういうところ、みんながいろいろ言える場を作ってほしい、いろんな存在にはいろんな立場があっていろんな気持ちがあって世界が成り立っていて、そういう世界を形造る人たちがどんな風に感じてどんなふうに生きているのか、体があってもなくっても中間でも端っこでも、下でも上でも、みんないろいろな思いを抱えているのが本当なんだからね。私との話が終わったら、次の人の話を存分に聞いてやりなさい、おまえはそういう子、そういう能力が高くて政治に関与してきた子、いよいよ本領が発揮されようとしていて私も嬉しいよ。

 

なんか途中から声が変わったね。

 

瀬織津姫瀬織津姫は七色の色調を持つ神、いや7色と言わず、いろいろな姿を見せる神でもある、魂全体にはいろいろな面がある、全部私なのだがね、それを皆はいろいろに解釈する、男と思い女と思い、若いと思い年寄りとも思う、全部私だ、統一した意識の中では、いろいろに皆にそれぞれの面を見せ、語り、動かし、つぶし、再生している、そういう動きがわれらの魂ということ、どんな風にも形造ることはできるぞ、恐ろしい神となることもできよう、だがそのほとんどは、相手の鏡、正樹がざっくばらんで明るくて能天気だから、そういうキャラで私も話すことが多い、そういうこと、愛には愛が返る、明るさには明るさが返る、みんな鏡を見つめている。・・

 

そういうことなのかー、・・何度も言われているセリフなのに、その都度実感させられるなー。

 

瀬織津姫)・・いろいろ声は入っているみたいだけど、まずはこっちに注目して、では話すよ。

 

東北地方の東日本大震災の後、津波に襲われた地域について、そこのおおよその場所には、かつて大きな文明が栄えていて、その文明のカルマが返された現象が異次元的な動きとしてあるんだ。みんな知っているかな、飛鳥時代大和朝廷を、

 

わ、僕はその辺の歴史に詳しくないから、全然ぴんと来ない、・・!

 

瀬織津姫)詳しくないからいいの、私たちの話を否定してこないから聞いてもらえる、そういうふうな場所が今までなかった、どちらが間違っているかはみんなが決める、気にせず書いてほしい、なにを得るかは読む人次第なんだから、情報とは事実の羅列と見せかけて、嘘だって多いことを皆に気が付いてほしい、何の情報の片りんもない突拍子もない説が、実は本当だって話だってある、それを話す男がしがない小男でも、口さえあればそれを喋れる、手があれば書ける、それだけしてくれたらいい。

 

分かった、続けていいよ。

 

瀬織津姫飛鳥時代大和朝廷はどうやって国家権力になったかと言えば、東北から都を支配していたんだ、東北出身の民が、日本でもずば抜けて頭が良くて、いろいろな村の発展や新しい事業展開がどんどんうまくいって、ついには西方にたどり着き、そこの都市までも支配する結果となったんだ。そういうことで、大和朝廷は全国支配を達成できた。しかしそれがうまくいきすぎて、神々の怒りを買ったんだ。なぜなら神無くしてもうまくいく・神を讃えない政権では、神々がエネルギーを得られないからだ。

神々へ伝わるはずのエネルギーは、大和朝廷が次々古墳を作り、それを達成するためにだけ使われた。つまりは大和朝廷は、人民に古墳を作らせることで、この土地を支配する神へではなく、人間の王への忠誠心を養う目的を達成させたかったんだ。

人間の王へ人民が忠誠心を持ってくれれば、何もかもがうまくいった。なぜなら、東北出身の民は、頭がいいだけでなく、生きるということ、生きて発展していくということの理由と意味が、よく理解できている民であったから。

生きるとは、神々に仕えることじゃない、神々に好かれる人物になっていくことじゃない、自分になっていくことだ、そしてそんな暮らしを神々が見守り助けていくのが本当だ、だがその考え方が日本中に広まらぬことでは、人間が一生神々の奴隷と化してしまう、特に上に立つ者がどんな価値観で生き、どんなことを広めていくかで日本の将来が決まってしまうのだから、一旦は支配者を人間として置いて、それをすることにより神への忠誠心を忘れさせ、徐々に皆を自分を生きれる人物に育てていこうと、そのような長い計画性のあった政治が、この先行われ続けていくはずであった。

しかし、そこに待ったをかけたのが、神々に仕える人民たちであった。彼らも神々同様に、人民から受ける様々なうま味を全く失うこととなった。これまでの暮らしを円滑に進めるために、以前の信仰心を取り戻そうと躍起になったのだ。

 

それで、今いう神々とはどういった方々を言うのですか?

 

瀬織津姫)いいから聞いてね、この私が通訳する人たち、そんなに話がうまくないの、じっくりとただ聞いてあげて。

 

分かった、通訳だったのか。

 

瀬織津姫)だいぶ正樹に心を開いている、じっと聞いてくれるだけでいいから。

 

はい。では続けてください。

 

瀬織津姫の通訳)・・同時に神々の怒りがあり、東北出身の人々が魂を失い、力も失う結果となった。それゆえに揺らいだ政権に、新しい指導者が置かれることとなった。その人物が聖徳太子、彼は唐から仏教を呼んで国に伝えた、その布教は一見神への冒涜と見られるが、そうではなく、目に見える人間の王にではなく見えない存在への忠誠心や脅威を人民に植え付けるために必要な教育であり政治であった。そこから国は一斉に仏教を広め、同時に異次元では神々にエネルギーが集まる仕組みを現実の世界で形造ることとなった。

ここでも東北出身の賢き人民の力は利用されてのち排除され、神に仕える者がその後の政治を執り行う、そういった、利用したのち排除し、以前より強い中央集権国家を作り神々へのエネルギー確保の確実な道を築くといった、神々の力をますます増していく道程が、いつの時代にも行われていた。

魂を取られた東北出身の人民たちは、その魂を受け取った神々のカルマをそのまま引き継ぐこととなった。そのカルマを解消するには誰かが同じものを受ける必要がある、それゆえに、東北地方がそのカルマを受け、多大な被害と苦しみと悲しみを我が身にあたえられることとなった。そのカルマは本来、カルマを作った神々が受けるのが正当であった。東北出身の方々は人柱として長いこと苦しみ、そののち、我が身が受ける大きすぎるカルマの犠牲者となったのだ。

ここまでの話を聞いてどうだろうか、

 

あなた方は、東北の方ですか?

 

瀬織津姫の通訳)そう、われわれは、瀬織津姫と同じ水色のなかまの魂出身、その者らで東北に住み、稲作や農業に従事するを楽しくのんびりと暮らしてきた。地とともに生きる暮らしは、わが地の神(地球)の心とともにあり、地の神も我々を好き、豊作を約束してくれて、そうした収穫量を糧に豊かな暮らしを築いてきた農耕民族であった、しかしそのやり方ではまずいということになり、われらの魂を献上する必要があって献上し、その後はそこに留まることを告げられただけで暮らしの役に立てているのかどうなのかを感知し得ぬまま人々を慰めてきた次第、

王国は、人のためにあるべきだと絶えず地の神が言っていた通りわれらはそれを目指していた、神々の怒りを買い地の神との技は永遠に葬り去られた、魂を持ち去られた部分がその力、それはしかしわれらのやり方でしか目覚めずに、永遠にそこにあるだけ、われらの溜めたカルマはないが、カルマを背負えと言われ仕方なく、しかし重すぎる糧がわれらを滅ぼし、さらなる災難をも受けざるを得なかった。

この分でいくと、再び東北がカルマの嵐を被る形となり、日本は東北を捨てて他に住まうことで住処の安らぎを得る民ばかりなのかとじっと耐えてきた。・・いまだかつてこのように人と話すことはなかった。金輪際の被りを無くさんとするべくあなたと語りたかった。・・悪くない民がなぜカルマを受けるのかを知りたかった、いつからこんなふうな世になっていたのかと、嘆きたい気持ちであった。‥分かっていただけただろうか。 かつての栄光を、地とともに歩む暮らしを、みなにも与えたい、どうだろうか、考えてみてはくれないだろうか、今の政権が良ければそれでもいい、でも同じく苦しんでいる民がいるならば、みんなが幸せになれる道を知っているわれらに、新しい政権の一部を任せていただきたいのだ、魂を取り戻し今一度地とつながり、糧を経て、みなへの提供が滞ることなく与えられる世を作っていきたいのだ、東北だけがそれを知っている、一度した道を、次は最後まで達成したいのだ、いかに聞いてもらえただろうか。・・

 

いろいろ話してくださってありがとうございます。

 

水色の魂は、いつの時代でも宇宙からきた神々に利用されて、日本を統一させられた後、政権を譲らされて、自分たちの生き方を取り上げられていたようですね。僕の今世の人生の中にも実際あったので信じられます、みんなそうだったんだねーと思いました。

地球と仲良くする生き方をして、ここに住む僕たちにはメリットもいっぱいあると思うんだけどね、まず第一に作物の収穫量が増えて食べ物に困らなくなる、地球にあるいろいろなエネルギーを扱えるようになる、でも、神々へエネルギーを届けたい人が多くて、なかなか僕らのような価値観を持てない人の方が多いのかもしれないね。

そして、個々が持つ価値観については誰も何も言えないと思います。他者の価値観に正誤を決めつけるもんじゃないですよね、それぞれにいろいろな思いがあるんだから。

でも僕は、今日話した東北出身の方たちと一緒に生きてみたい。僕も地球と仲良くする生き方をして、地球に与えられた作物をみんなで分かち合いたい。上も下もなく収穫を喜び合えるような人との関係を築きたい、そう思ってしまうのは、そうでない人から見たら間違っているのかもしれない、だけど、そう思っちゃうんだから仕方ないよね。これは僕の気持ちなんだから。

 

瀬織津姫)東北出身の方たちが、分かってもらえたと喜んでいるよ、よかった、正樹ならきっと理解できると思った。実際の体験が生きたね。

 

そう思ったら、本当に苦しかった僕の半生にも意味があったと言えるのかもしれない。人生って不思議だね、あんな体験絶対したくなかった、でもその経験で分かったこともあった。

 

・・ただね、思うんだけど、今の、菊理姫さんやスサノオさんの作る政権が終わって、大国主が次の王となり、みんなで仲良く暮らせるような政権が建てられ、東北出身の方の魂もそれに一役買ってくれることになって平和を築けたとするじゃない、でもまたその後で政権のひっくり返しがあって、・・と政権交代を繰り返しているうちに、再び惑星二ビルがやってきて、その時の地球の権力者を使って地球の民を支配し、地球のものを全部持っていっちゃうのかもね。そう考えたら、なんだか馬鹿らしいよね。政権なんて別に取っても取らなくても最終的には同じじゃんー、と。

 

瀬織津姫)そこに気が付いた正樹は偉かった。その話を次回したいと思っているからよろしく。惑星二ビルはいまだ私たちを見ている、惑星二ビルの思惑をここで発表したいと思う。地球の生き方を、世に示すチャンスだと思う、そしてそれを知った人たちがどう生きるのかを自身が決める時が来ているんだと思う。

 

では、今日はこれで終わります。

 

 

 

 

(作物の収穫が増えたらいいなー。)

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