水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第7章 瀬織津姫と語る ⑿古事記を紐解こう・地域の話 1中央構造線の不思議

(※以下、瀬織津姫とされる神、その他の神とされる見えない存在との会話を、なるべくそのまま書き記します。内容の正誤の判断は、みなさんにお任せいたします。)

 

瀬織津姫)正樹、日本列島を思い浮かべてごらんよ、その陸地の真ん中に、中央構造線(フォッサマグナ)がある、その地層の割れ目を走らせているのが、今の政権の力だということ、

 

え・・?何を言っているのか分からないですよ、中央構造線というのは知っているけど、われ目を走らせているのが旧政権、というところがよく分からない。・・あまり向こう方のみなさんを悪く言わない方がいいのではないですか?

 

瀬織津姫)・・・

 

・・・、あ、ごめんなさい、とりあえずはお聞きしましょう。

 

瀬織津姫)悪く、言うつもりはないけど、事実を言わないといけない、その必要性を感じているだけだが、正樹には、迷惑をかけてしまうのかな、それならば、控えないといけないのかもしれない、人間は、・・人間には人生がある、命が限られてて、本能的に死にたくないとか、食べたいとか、心地よくありたい、という欲求や感覚を持ち合わせているのだから、人間は、・・人間には大事にしたい家族もいるし、日常をいろいろな魂を持った者たちと工夫して生きて、お互いに助け合って暮らしているのだから、あまり誰がどうだの、魂の出身がどうの、この私が言うのは、不作法なのかもしれないな、つらかった気持ちはもう十分聞いてもらったのだし。

 

瀬織津姫にお聞きしたいのだけど、ここに来ているあなたはご自分の魂のつらい部分なのかな、そうでない部分とつらい部分とに分かれて活動しているのかなと、ふと思ったもので。

 

瀬織津姫)私の話をしないといけないよね、理解してもらっているとばかり思ったから。人間の感覚になるべく近づけて答えるが、違うこともある、それは許してもらいたいのだけど、神、神というけど、神とは崇められている存在だけど、それは実は、魂が大きくても大きいだけのこと、神という言葉に、地球出身の大きな魂たちは、違和感を覚えてしまうんだよね、たかが魂、大きいだけの魂、大きい魂にも小さな魂にも個々に自分というものがあるんだ、それが地球出身の魂の価値観なのね。・・となると、宇宙からきた菊理姫スサノオの魂に失礼になっちゃうのかもしれない、地球の感覚・価値観自体が宇宙からきた存在の価値観と違うから、地球での普通が、今の政権下にある正樹も現在取り込まれている人間社会においては、私のはっきり言い切ったような発言と内容を、ここで発表することに、不安を感じてしまうことになるよね、・・という把握で間違っていないかな。

私としては、つらい魂がここに来て、なんとか相手方に一泡吹かせたくて正樹を使っているつもりはなくて、ただ事実を話したいのです。ただ事実を話すことが、このように難しくなっているということにも、正樹や人間の方々に、少し分かってもらえたらと思っています。・・事実は事実、変えようがないんです。

 

なんとなくは分かりました。では、これを読む人間の方のために、僕のつながる瀬織津姫から見た事実で、他からはどう見えるか分からない内容です、という前置きで、書かせていただきます。

 

瀬織津姫)では、続けます。

はっきり言えば、中央構造線の割れ目で、何が起きているのかというと、気の流出がはなはだしいのです。これは、中央構造線をぐるりと進む感じに、この割れ目を閉じるようにして、一つ一つ社が立ち、水色の魂をそこに封印して、割れ目から出る気をとる仕組みが張り巡らされているからです。

これがそもそもできたのは、古事記に書いてある時代からずっと後になりますが、日本は幸いに地の力が噴出しやすい地形に囲まれていて、その気をどうにかして利用できないかと旧政権は考えたのです。

そこで、この割れ目を抑えて留めて地震に備えるためと銘打って、実は政権の特権として気を吸い取り、宇宙にエネルギー資源として送っていたのであって、それでは地球が苦しがって、余計に地震が増えるだけだぞ、ということに、誰も気が付いていないんです。その上、そこに捕らわれた水色の魂は、ずっとそこに地球から見たら人質として置かれ、地球はその者らを救わんと気を吐き、また地球の力をただ吸い取られる結果を巻き起こしているのです。このことを、ここで話したかったのです。

中央構造線を旧政権が走らせている、とは、旧政権の処置によりこの割れ目がふさがるどころか、割れ目は気を抜かれることでどんどん広がろうとし、その地球の動きが地震を突き動かそうとしている、その地震南海トラフで、南海トラフとは、中央構造線の気の流出が引き金となる可能性が高い、いや、こちらから見れば、いかに南海トラフのプレートを刺激しているかが見えるから、ここは正樹を通じて人間のみなさんにお伝えせねばと思った次第です。・・復活できた、せめてもの恩返しにと、思ったのですけどね。・・気が利かなくて浅はかでした。

 

いや、そういうお気持ちを察することができなくて、どうもすみませんでした。参考までに、として読んでいただきましょう。

 

瀬織津姫)それでこれも事実なのですが、その中央構造線の封印がこのたび解けることになりました。地の力が、それだけ蘇り、もう不自然なものを取っていく動きが始まっています。実は、あなた以外にも封印を解いて回る者がいて、他の方が、遠隔や、地域に出向いては、そのなりのやり方で仕事を進めてくれています。すべては地球の意思のもと、心をつなげる民もとても多いので、そういった地球の人間社会へと地球の意思をお伝えするのが、今頃はどんどんたやすくなっています。すべて、時代なのでしょう、求められたゆえの現象でしょう。みんなが地球を神と思って従ってくれているので、私が行かずとも、ことはすみやかに行われつつあります。神は地球、そういう意識こそが、今の幸せや生活の安定をもたらすと、そのように理解してもらえればいいかと思います。

 

承知いたしました。

ちなみに、もう一つ地震について言われているのが首都直下型地震ですが、このあたりは、異次元から見てどのようになっていますか?

 

瀬織津姫)そっちはね、人間が地球に手榴弾を投げているようなもので、土地のしくみや気の流出には関係なく、極めて人為的な作用だから、予想はできない状態です。人為的な地震を起こせる権力者のグループが、ネガティブな気をためたのかどうか見ていなければ、来るかどうかは分からないね。・・・一つだけ方法がある、この地域に結界を張ること、それでこの地域は守られるよ。結界は、われわれ地球の神で手筈は整っている、だから地震は起きない、大丈夫。

 

ならば、南海トラフの方も結界を張ってなんとかなりませんか?

 

瀬織津姫)この地震でね、正樹、旧政権の方々は、自分が水色の魂を保有しているので大丈夫だと持っているんだ。でもね、水色の魂は、全部地球が救い上げて元の持ち主に返していて、その仕事を私も請け負っているのだけど、ここまで水色の魂をとられるとは思わなかった面々が、神社の気をできるだけ我がものにしたくて張り合っているんだよ。それだと、ますます南海トラフが起こることとなる、気を奪っているんだから、ますます地球の断層が開いちゃう。断層にあった、地球にとって人質の水色の魂もどんどん返されて、地球はそこに人質がいなくなれば好きに怒れるからね。その作用が南海トラフを引き起こすとしたら、地球の怒りをわれらが止めるわけにはいかないんだ。この世で地球が一番自然体なんだから、自然を止めてはならない、流れを止めることはわれらにはできないんだ。人為的と地球の怒りでは、比べ物にならない事分かるよね、ちきゅが怒るということが、どんなに稀なことであり、それだけにそうなった時は誰にも止められないということが、正樹になら分かってもらえると思うんだ。

 

うん、人質を置いて気をとる、という考え方がね、僕にはどうにも許せない。ひどいと思ちゃうね。地球があまりにも可愛そうだ。やさしい星だけに、さぞ心を痛めていらっしゃるだろうと思うよ。

 

瀬織津姫)仕方がないよね、それが、旧政権が雇う連中のやり方なのだから、ちなみに南海トラフは、その地域の神々に人間が、心を入れ替えて地球を守ってください、と訴えれば、防げることなんだよ。人間が、その地域の神々に不平不満を言わないことが、すべての存在に了承を得ていることとなり、みなが異次元で自由に振舞えるんだ。宇宙出身の魂も、人間となって地球に住んでいるのだが、自分の住む足元は見ずに、宇宙神の顔色ばかりうかがって、ご利益をいただくことで気持ちがいっぱいになっている。その前に、南海トラフがやってくるのに。ご利益は、自分の生き方で地球からいくらでもいただけるのにね、その事にみんなは気がついたりはしないんだ。与えるものを、必ず与えられるのに。

 

異次元から見ると、そういう状況なんですね。さぞ歯がゆいでしょう、

 

瀬織津姫)申し訳ないのだけど、瀬織津姫の復活は、こうして封印を解いたり、旧体制の敷いた不自然なものを自然に直していって、みんなに真実を伝えることを目的とされていて、それ以上の任務を行えない、そうでしか生きられない魂だから、ただそれを行う日々を送るだけ、人々を助けたりはできないんだ、もう伝えるべきことは伝えてきた、みんなの鏡となりみんなの姿をそのまま返してきた、学べる機会もたくさん設けてきた、もう自分の存在としての仕事に集中する時が来たから、正樹も同じですよ、われらと自分らしいふるまいをしていくのです。それしか、できぬのです。

 

はい。もう時代なんですね。

 

瀬織津姫)もう、時代なのです。

 

 

 

(山の上に浮かぶ、ぽっかり雲↓)

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