水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第7章 瀬織津姫と語る ⑻古事記を紐解こう・スクナヒコ編

(※以下、瀬織津姫とされる神、その他の神とされる見えない存在との会話を、なるべくそのまま書き記します。内容の正誤の判断は、みなさんにお任せいたします。)

 

瀬織津姫)昨日はたいへんだったね、正樹。

 

いやー、いろいろ分かってきていいよ♪、今までの僕の人生における出来事が、すべてにおいて合点が利いてすっきりした気分だよ。

 

瀬織津姫)その他のことだよ、昨日のブログの後の出来事、菊理姫が来たね―正樹のもとに、そして正樹ははっきり言ってくれたね、瀬織津姫に魂を返してください、と。でもスサノオはまだ来ていないね、

 

いや来ているよ、でもあまり気にすることができない。菊理姫とも話はしているけど、あまり感知することができない、なぜなら僕は、スサノオさんや菊理姫さん由来のカルマを今は失っているし、奪われていた僕の魂もあらかた戻ってきていて、以前よりも彼らとつながりがなく、すごまれたり脅されたりが小さいんだ。以前は何かとご本人や部下が来て、僕の日常生活を邪魔したり、精神にダメージを与えられて、僕は仕方なく言うことを聞くしかなかった、今はそれが小さいので、どうにか平気です。

 

瀬織津姫)正樹も強くなったね。

 

魂が戻ったからね笑。あと僕のしたい子育てができているのが大きいです。

僕は、今、子どもたちが、母親のように動物を飼うのを見守り、補助し、そのままの我が子をそのままでいいと思ってて、自分のなりたかった親になれているんです。僕の母にはこれができなかった、そして母は僕にカルマという負荷をかけて、あなたにもできなかったじゃないと言いたかったし、ぐうの音も出ない僕を作りたかった。でも僕が奮起して身を粉にして子育てし、今、このように母を越えた僕がいる、その事が僕の大きな自信となっています。

僕から見れば、母は、やればできることをやってこなかったんです。僕は、大きな負荷をかけられていても、こうして子どもたちを愛するという目標を達成できたのに。この時点で、母の僕への愛は世界に肯定されなくなりました。いろいろな誤解を越えて、やっと僕は世界に理解されました。

 

瀬織津姫)正樹と同じことが私にも言えます。誤解され続けてきた私を、正樹は正当に理解してくれた、それがとても大きかった、私の自信になった、だから私は今、太古から封じられてきた魂を復活させて、正当な私自身の働きをする気になったのです。正樹と私は同志です。魂の生きざま以外に生きるすべを知らない同士、生き方を、人に教わるでなく、もうそういう生き物として、愛さずにはいられない、労わらずにはいられない、そんな魂が、横に並ぶ隣人を蹴落として自分だけ出世とか、誰かをはめて自分だけが助かるとか、そういう精神では生きられない、そんな魂の同士。自分のすべきことをやりましょう、一緒に。

 

そうですね、そうでしか生きられないんですから笑。

 

瀬織津姫)さて、今日は面白い人を連れてきたよ。この人も、ここで癒されて大きく復活しなければならない、スクナヒコだよ笑。

 

スクナヒコさん、聞いたことある、よくは知らないけど。よろしくお願いします。

 

スクナヒコ)よろしくー、僕も小さくされていろんな場所に散りばめられてるの、ネガティブの封印として僕の魂を慰めに、いやになっちゃうよー笑、ここで気持ちを吐き出すと、英気を養えると聞いてお邪魔したよ、男同士よろしく。

 

あ、はい、よろしくお願いします。

 

スクナヒコ)僕はねー、あの太古の時代に、大国主が大好きで、オオナムチとともに、いろいろなところに行ったんだー、その時の話、人民がみんないい人たちでさー、僕らみたいな役人を、泊めてくれてさ、ごちそうしてくれてさ、こんなに世の中が平和なのは大国主様のおかげだって、いつもいつも言ってもらえて、そういう嬉しいニュースを持ち帰るのがいつも楽しみで、遠くまで出かけては、知らない土地にて大国主様の政治を説いたり、一緒に仲良くすべえよ、と誘ったり、みんなが富んでいくのが本当にうれしくて幸せだったなー。

僕はね、他の人たち(神々)と違って、天から降りてはいないんだ、下からきたの、地球の一部とも言うべきかな、のんきな性格が幸いして、地球出身なのにとらわれず、菊理姫にも大目に見られていて、つまりは、頭が少ないのさ、知能というか、思考能力があまりなくて、要職にはつけない代わりに、捨ておいて大丈夫というか、そういう人材だったから、オオナムチと一緒に働かせてもらえていたんだ、何も野心がないものでね。

でもね、心はあったから、僕が大国主様を失って、スサノオ様や、ニギハヤヒ様に従うことは、できなかったのさー、だって、人民が、かわいそうでさー、楽しかった日々が、どんどん崩れていくんで、僕は、オオナムチと一緒に、人民のそばで祭神となり、少しでもネガティブな政権の余波を受けないようにと人民を守ってきたのさー、その事は、オオナムチも言っていたねー。

大国主様は、とても細かくおなりになった、僕も途中までは一緒に細かくなっていったさー、でもオオナムチが寂しいというので、途中でやめて、一緒にいて話をしていたさー、何とかならないかなと、一生懸命考えてもいたサー、でも、何も変われなくてここまできてしまったなー。

 

そうだったんですか。

 

スクナヒコ)頭が足りなければ、悩みは少ないと思うか?・・いや、心がしこたまいたくてつぶれそうだったさー・・あーつらい、痛い、痛いよー・・涙、人民が苦しんでるの見るのが、本当につらいよー、いろいろ願い事もきたサー、でも何も叶えてやれなくて、つらくてつらくて、・・・僕らは、一晩泣き明かして、また数日たてば泣いて、泣いて、神社にいても、なにも役に立たないことを、悔やんで悔やみとおしたなー、オオナムチは頭がいいから、いろいろわりきれたのかな、僕は、頭が悪くて、つらいばっかりだったなー、胸が痛いばかりだったなー、あきらめもつけられなくて、悲しいばかりだったなー・・涙

 

心が、本当におやさしいんですね。・・僕は頭を使って悩まない工夫をしています、でも、それが出来ないことが、どんなにおつらかったでしょうね、お気持ちお察しいたします。そして、心からそんなあなたを尊敬いたします。本当に、芯からおやさしいんだってわかるから、涙。

 

スクナヒコ)ありがとうー、分かってくれて―涙。こんなにも聞いてもらえてことはなかったんだー、泣・・・・!・・!・・!、つらくてなー、・・泣、何とかしてやりたくてなー、泣、・・!・・!・・涙、・・・・!・・・!・・!涙・・・

 

こんなにやさしい神様がいたんだーと思ったら、僕は幸せです、いてくださって本当にありがとうございます。涙

 

スクナヒコ)なにもできなくてなー、涙・・・、みんなに何かできたらいいんだけどなー、‥政権があるうちは、結局何もできないからなー、・・何とかならないもんかなー、泣・・かなしいなー、・・涙・・

 

できることありますよ、これからやればいい、まずは魂を取り戻しましょう、まだあちこちに置いてあるんだから、封印なら瀬織津姫が解いてくれるでしょ?

 

瀬織津姫)もちろん、私は地球の王だもん。

 

笑、だったら大丈夫、魂を復活させましょうよ。そうしてやるべきことを思い出すんです。

 

スクナヒコ)僕に、やるべきことがあったのかなー

 

ありますよ、ちゃんと魂に組み込まれている。

地球の魂は、人間社会に入る時にやることを決めて入ってる、そのこと知っててその部分の魂を取られて生まれさせられるの、今の政権がそう、僕が自分で体験して立証済み、でもそれだと、いつまでたっても地球が良くならない、地球を助ける気持ちがないと、人間社会が実際の地球に一番関わっているからね、そういう権力保持第一の考え方だと地球の環境が一向に改善しないままに、みんな一生を終えちゃうの。‥ってわかるかなー笑。

地球は、ちゃんと自分の再生なしには人民を守れないことを予期して、ここまで何人もの魂を人間社会に送ってきた、でもいずれも政権を揺るがす恐れがありとして、魂を取られて箸にも棒にもかからないように育てられて捨ておかれた、それだといけなかったのに、政権持ってる魂たちだって、自分たちの足下が危ないのにずっとそれ続けてて、・・でももう終わりにしてもらいたいんだ、僕は意思を持って、自分らしく生きて、地球も人民も政権持ってる人たちも、みんなを救いたい、だってそうでしょ?!、みんなの地球でしょ?!、みんなが自分らしく生きる道が、この星にいる全員を救う道だよ、僕はそう思うよ、なら、僕からそれを始めなきゃ、分かってるやつが一番にさ、って思うよ僕は。

僕には、自分の思う子育てこそが、人間に生まれた自分のやるべきことだったんだ。それが出来て今、本当に幸せな気持ちだよ。君にも、きっとあるよ、スクナヒコ、一緒に探そうよ、僕手伝うからさ。

 

スクナヒコ)うん、分かった。正樹に手伝ってもらう。

 

うん、きっと大丈夫、ぜったい大丈夫。

 

瀬織津姫)とりあえず、魂集めたら?♪

 

スクナヒコ)うん、僕の魂集めよう、それで、大きくなろう、何か分かるかもしれないから。

 

うん。♪

 

スクナヒコ)正樹ー、せっかく来たから、まだここにいてもいいかー?

 

いいですよ、もちろん笑

 

スクナヒコ)ありがとうー、オオナムチも来るかなー、また一緒にお出かけしたいなー、人民とともに酒盛りでも、あの楽しい日々がまたくるといいなー

 

そうですね。あなたは本当にやさしいから、みなさんに好かれたでしょうね。

あ、なんか泣けてきた、これは、スクナヒコさんのお気持ちですか?・・

 

スクナヒコ)安心できる場所が、今までなかったからなー、なんだかホッとしてなー・・

 

ホッとしたならよかった。笑

 

瀬織津姫)正樹、スサノオ菊理姫、また来るよ、でも大丈夫だね、正樹はもう強いから。

 

うん、もうあまり聞こえないし、腰の中心部が痛いけど、悪いイメージも相当もらってるけど、基本的に平気だよ、うちの家族みんな明るいしね笑。

あと、僕の中に、スサノオさんや菊理姫さんをやっつけようという意識はないんだよ、僕はただ、自分らしく生きたいだけなんだ、自分らしく生きることで、地球にいるいろいろな立場のみなさんが、結局は全部救われていくことをどこか感じていて、だから、スサノオさんと菊理姫さんに対しての後ろめたさが心に全くないので、これほど、なにも心配なく歩けているんだと思います。自分の王道を。

 

瀬織津姫)いい心掛けだ、でももう無理はしないでね、なるようになるのが政権だから、奪うものでも奪われるものでもないし、そのままでいて、だんだんと流れのように移るものが政権だからね、それが自然な地球の流れであって、政権があろうとなかろうと地球のワンネスの環がここにある限り、地球はわれらの味方となり、最後の最後にわれらを連れてアセンションしてくれる。地球が環の中に入りなさいと伝えている、自由意思がそこにはある、その環に入るかはいらないかは、みんなが心で決めたらいい、誰の判断も間違いじゃなくて、正解だってこと、ずっとこのブログでも言ってきたよね、その通りなんだよ。正樹も無理しないで、なにを選ぶかは、心にいつも置き、何も話さずともその雰囲気から好き嫌いは分かれ、だんだんと皆が自分自身になっていけるんだからね。正樹も自分に嘘をつかないで、どの道を選ぶもいいんだから、みんなの自由も許してあげてね。

 

無理を、まだ僕はしてしまっているのかな。

 

瀬織津姫)正樹には、少なくなったとはいえ、まだ母親経由の絆やカルマが、つまり菊理姫スサノオ由来の魂が、絆となって与えられてはいるから、完全なこちら側には入れない、うまく説明できないんだけど、正樹は全部を含む魂なんだよ、みんなの要というか、だからこそ正樹の判断は価値があって、異次元で重んじられるんだ。

そういう立場で、実は、私たちのほかに菊理姫スサノオ側の魂グループのことも考えるのが正樹なんだ、分かるかな。

 

いや、よく分からないんですが。

 

瀬織津姫)スクナヒコに聞いてごらん、いろいろ教えてくれるから、太古の時にあったこと、そこにあなたも関係しているから。水色の魂として、あなたがどんな待遇を受けてきたか、なにをしに生まれてきたか、今後、もっともっと分かってくるから。

 

はい。スクナヒコさんに聞いてみるよ。

 

瀬織津姫)ではまた。スクナヒコの魂を集めてここへ持ってくるから。

 

スクナヒコ)はーい、むにゃむにゃひとやすみだ。

 

 

 

(どこか可愛らしいスクナヒコ ↓)