水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第6章 自分の歩み ⑦不登校の子どもを持つ親はどうしたらいいのだろうと思ったこと

連日、僕の異次元では、いろいろなことが起こっています。

僕の魂の”緒”とでもいうのかな、僕の魂の帯をつたっていって、歴史をさかのぼった魂部分に、母の魂と結び付けられている箇所を見つけました。

大昔に(以前の生の時に)そうした結合がなされたようで、異次元で、そして、人間としての生において、お互い協力し合った過去があったようでした。しかし、その結合も今では不自然なため、このたび取り除かれまして、僕は、どんどんそのままの僕になっている様子です。

また、そういった変化の影響でしょうか、その状態を不服と思う異次元存在のネガティブエネルギーを浴びて、僕は、二日くらい体調を崩しました。

そこで、はたと考えます。僕が、自分の意見を持たないで、異次元の権力者に素直に従う性格であれば、こういう目に遭わされないのかなーと。でも、それは間違っていると思いました。すでに、異次元存在の求めに一心に応じ続けた経験がありますが、僕のパーソナリティーを軽視して散々使われ、心身ともにボロボロになったら捨てられてと、今よりもっとつらい目に遭ったことがあるからです。

 

そんな中、娘から、娘の知り合いのお宅に小学生の女の子がいて、その子(A子ちゃん)が不登校であることを聞きました。うちの子どもたちも、みんな不登校を経験していて、娘も、”A子ちゃんはきっと寂しいんだよ。”と気持ちを察しているようでした。

A子ちゃんのお母さんは、A子ちゃんと旅行の計画を立てていたのですが、学校から電話が来て、ちょうどその日に、”学校のカウンセリングを受けませんか?”と勧められて、旅行を取りやめたのだそうです。

娘は、それを聞いて、”旅行へ行けばよかったのに。”と思ったそうです。”A子ちゃんは、ただ寂しかっただけだと思うから。”と。

僕も、こういう時、親はどうしたらいいのかなーと考えました。学校が、我が子のことを考えてくれるのは親としてありがたい、でも、学校のカウンセラーさんに我が子が心を開けるのかな?と思うと、よけいに負担になるかもと思ったり。

ちなみに、我が家は、親として右往左往し、いろいろ相談に行ったり本を読んだりし、子どもに声掛けを工夫してみましたが、親が付け焼刃でどうこうしても、現状は変わりませんでした。

いまだに我が子の一人は引きこもりですし、いろいろやってみて策がつき、その状態をどうにか変えようと思わなくなった頃、つまり、そのままのこの子でいいんだ♪、と思えてきた頃、引きこもりの我が子との親子関係が、良くなっていったように思います。

しかし、僕には、我が子から学ぶべきことがいっぱいありましたが、娘の知り合いのお母さんは、僕のように融通の利かないタイプでもなく、取り立てて問題のないように思えるよい方なのですが、そういう方のお子さんでも不登校になるんだなーと思い、不思議な感じがしています。

ちなみに、不登校になる子どもには、その子に直すところはないと僕は思います。むしろ、周りの大人たちや、その子より強い立場にいる人たちが、その子のためにいろいろ考え、心を使い、やさしい気持ちを持てるよう成長することが、大事なんだと思うんです。

僕は、我が子と接することで、本当にいろいろなことを学びました。そして、結果的に我が子の個性を好きと思い、同時に、自分のことも愛せるようになりました。また、強い人に従う分弱い人を粗末にするでなく、弱い存在を労わり助ける心を持てるよう、ずいぶん導かれました。

でも、僕は、まだまだです。まだ、我が子に学ばねばなりません。おそらく、性格が違う分、気持ちを察してやることが下手な親なので、我が子の力を信じ、やり方や選択や、生き方を、それでいいと、信じて任せられる親になることが、僕の課題なんだと思います。

我が子のことをつい心配したり、横に並んだ位置で頼むでなく、上から目線で指示したり、そういうところを改めていきたいなーと思う、今日この頃です。

 

水色のなかまの)今に分かるよ、君の子どもが引きこもりのわけ。

活躍する場所は、人間社会において無限にあるというものだよ、そのすべてを親が知っているわけじゃない。子どもは自分の居場所を既存以外に、親が知っている以外の場所に、自分で切り開いていけるんだ。親が場所を知らないからと言って、子どもの判断を無下にしないで、学校じゃない、または、学校に準ずる場所じゃないところを目指す子が、この先増えてくる、そういうグループが新しくできつつある。きっとそちらへ行く子たちが決まっていく。君が、そういう子たちを助けたいと思うなら、その望みが叶えられるし、そのための今の我が子との関りと思って、しばらく辛抱して関わるといいよ、すべてうまくいくから。

 

僕が、自分自身を直したいところは、我が子に、さも自分の方ができる人、我が子の方ができない人、みたく、つい思ってしまうところです。そりゃ、僕の方ができることもあるけど、我が子の方が優れているところがいっぱいあるのに、人間社会になじめてるかどうかの度合いで、人間の評価をしない僕に、成長していきたいんです。

心の芯から成長できた時、我が子との関係が、また一歩進むように思います。

まだまだ成長しなければ、人様のお子さんを助けられる立場になど、とてもなれません。能力が、まだ足りないです。助けたい気持ちはいっぱいですが。

 

また、親が子どもの個性を心配する理由の一つが、経済力なのですが、親が働けなくなったり、死んでしまった後で、貯蓄が十分ない場合、子どもが生きていけるのか、という問題を抱えており、子どもが人間社会になじめないことを、より悪いことだととらえてしまいがちです。僕自身がそうなのです。

 

水色のなかま)君が我が子から教わったことは、果てしなく尊い内容だと思うよ。それは、我が子を見ていると君がいつも思うこと、一つは、自分の意見をしっかり持っていて、嫌なことは嫌だと、はっきりした性格を貫くところ、もう一つは、今を楽しむことに重きを置き、それが出来る場を大切にすること。つまり、その場は、学校じゃなくてもいいんだ。

君がいつも、異次元には、そして人間界においても、エネルギーの法則があると感じているよね、与えたものが与えられると、それはその通りであって、楽しく過ごすことで、楽しいことがもっと与えられるのが、この君もみんなも住む世界なんだよ。そういった大事なことを知っている若い世代は、なぜ先のことを思って今苦しむことができるのか、そちらの方が不思議と感じるんだよ。

君も小さい頃はそうだった。親は、先のことを思い我慢し続ける人だった。若い頃に我慢をしたから、年をとったら楽に生きさせろと、若い世代に強いる人だった。君は、楽しさを追求できる人だった。なのに、親によって捻じ曲げられ、子どもに無理を強いる人となっていた。その人柄を、やっと我が子により手放せた。今は家族で楽しめる人柄となった。そんな家庭に、世界は、なにを与えると思う?やはり、楽しさだ。

 

でも、お金は人間社会で稼がないと、手に入らないものです。

 

水色のなかま)楽しさは、お金で得られるものと、お金以外で得るものがあり、お金の存在は、楽しさの中に入っているのだから、お金だって与えられるのが、楽しさの内容だよ。

そんな世界を、今は、人為的な規則や約束で勝手な感じに作り変えられているけど、それもいずれ壊れてくる、なにしろ不自然だからね。・・なぜ若い時に感情を無くして情けも無視して働いてきた人だけが、お金をもらえて幸せになると思う?強い者に尽くして弱い人をいじめて働き続けてきた人だけが、幸せになれると思う?その反対だよ。心を無くしたら、やさしさを無くしたら、愛を与えてこなければ、ここでは生きられなくなるの。前から言っているでしょう?

 

よく聞くよね。でも、今のところ、国民年金も、厚生年金も、働いてお金を納めないともらえない世の中だよ。

 

水色のなかま)ダメだ、正樹は、頭が固すぎる笑。でも見てて、きっと愛には愛が返るから。きっと楽しさには楽しさが返るから。そうでないと不自然だから。不自然は許されない世の中になっていくの。不自然はつぶれていくの。思い当たることあるでしょう?

 

たしかに。・・あのお店がつぶれたんだ。

 

水色のなかま)そう。それは当たり前のことだった。自分に返ってきたの。君のところにも返っているよ。君の引きこもりの子の能力を知る時が来るよ。とても既存の人間社会では測れない能力、君は感じているけど、みんなにはまだ分かっていない能力。君の子どもたちは、みんなすごいんだよ。

 

うん。僕は、親ばかだからそう思ってる笑。

 

水色のなかま)そう。みんなが親ばかになればいい。

 

うん。僕もそう思う。

子どもが小さい時に、買ってほしいとねだったオモチャ、今でも思うよ、買ってあげればよかったって。その時にしか感じることができない楽しさを、存分に感じさせてあげればよかった。

 

水色のなかま)それが分かっているなら、君はもう合格だよ。安心した。ホー・・

君を幸せにするのは、君自身なんだ。君が出したエネルギーが返るんだから。

異次元の不自然を解き明かして、自然の流れになったなら、すべて分かる時が来る、A子ちゃんも大丈夫。

 

うん。♪

 

 

(↓遅れてできた我が家のゴーヤ)

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(白ゴーヤのはずが、今のところ白くない。べつに白くなくてもいいか ♪)