水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第6章 自分の歩み ⑥自分の性格や特質は欠点ではなかった!

早朝、引きこもりの我が子が、まだ寝ている僕の布団に潜り込んできて、僕に後ろから抱きついて、嬉しそうに、うふふ、と笑いました。これは、以前からあったことで、僕のことを好いてくれているんだなーと思って、嬉しくなります。

しかし、同時に、この時、僕はいつもこの子から、多くのネガティブを受け取ります。

それは、単純にネガティブエネルギーの時と、ネガティブな存在との対話の場合があって、以前はこれが苦しくて、なかなか引きこもりの子をやさしく扱えませんでした。

でも、もう僕は、昨日のブログに書いたように、以前の僕ではないので、拒否もしないでやさしくできて、とても幸せでした。

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

そして、今朝、引きこもりの子が持ってきたネガティブは、異次元存在でした。

異次元存在は、こう言いました。”正樹に、正樹の魂を返したいが、これを返した後で、正樹が我々を助ける保証がないから、返したくないんだが。”と、・・ちょっと、交換条件を持ちかけているようなニュアンスで。

僕は、すかさずこう答えました。”たとえ返してもらっても、僕は、あなた方を助けないと思います。あなた方は、それを持っていた時に、明らかに僕より力があったのに、僕を助けませんでしたよね。つまりは、僕とあなた方との価値観が違うんだと思います。僕は、僕の思う人たちを助けます。”と。

そう言ったところ、僕の答えとは関係ないように、その異次元存在の持っていた僕の魂が、僕の中に、どんどん注がれていったのでした。・・なんというか、少なからず反発や怒りのエネルギーを浴びせられるかなーと思い、多少ビクつきながら答えたのですが、僕が、なにを言ったところで、どう答えたところで、自分の魂は自分の体に返されていくのが、今のエネルギーの流れのようでした。

ちなみに、僕はこれまで、ずっとこの個性のままで、考え方のままで生きてきていて、異次元ではもちろん、人間界でも、少々というか、かなりかな、上役にもたてつく生意気なところがありました。だから、これまでの僕は、異次元でも人間界でも、大きな力を持つ存在に、結構コテンパンにやられてきました。

でも、今は、そうならない現実がここにある。・・いや、異次元だから現実ではないのだけど、異次元だけで見た場合ですが、明らかに、以前とは流れが変わっているのを肌で感じています。

だからと言って、現実社会では、僕が、このような口調でどなたかに言い返したりは、今後はないので、確かめることはできませんが、もしかしたら、現実世界も異次元と同様、以前とは違う流れがあるのかなーと、ちょっと思ったりはしています。

あと、思うのは、考え方の開放、そっちの方へ、現実世界の方も、どんどん向かっていくんじゃないかなー。

なんかそんな気がするなー。・・あ、わけが分からないこと言ってすみません。笑

 

水色のなかま)いいから続けてみなさい。手伝うから。

 

ありがとう。

ええと、考え方の開放ってことについて、少し話してみたいのですが、

僕は、生まれつきのこの性格で、時に、はっきり物事を言い、時に、少しの矛盾も許せないところがありましたので、人間社会でとても生きにくく、人様にも、ご迷惑をおかけすることもあり、親にもたくさん怒られ、自分は駄目な人間なんだと思い、自分の特質を欠点だと思いこんできました。

だけど、今になって、少なくとも異次元に限っては、現在、僕のこの性格や特質が役に立っている気がするのです。

その理由の一つ目は、異次元では、嘘やおべっかは通じないということ、心の中が全部丸見えになるからです。僕は、生まれつき嘘やおべっかが苦手で、いつも正直です。

二つ目は、異次元の不自然を整える手伝いには、少しのエネルギーの違いや、魂の雰囲気の違いを見極める力が必要で、そこでは、矛盾や適当な判断はありえません。そんなことしていたら、すべての存在に対して失礼になってしまうから。

そして、対面した異次元存在の雰囲気から所属グループを察することもそう、また、そういった存在方に、事実だけをしっかり伝えることも、そして、上から目線も下から目線もない自分の精神の立ち位置で、はっきりと相手に必要を伝えることも、僕の異次元での役割には必要な資質です。(‥たまにやられる時もあるけどね笑、それでも結構へこたれない強さも、僕にはあります。)

今まで自分の欠点だと思っていた部分、そして、駄目な人間だと周りの人に思われてきた自分の特質が、今、異次元での活動では役に立っています。これはもう、僕の長所だと言えるんではないかと、生まれて初めての自己肯定感です。

・・ということは、これまでは異次元と現実の両方で疎まれてきた僕の考え方が、今になってエネルギーの流れが変わったことで、この先は必要になってくるわけで、これまで抑えてきた僕の感覚とか価値観とかを、まずは異次元で、その後、少しずつ現実世界へも解放していくことが、自分のためだし、きっとみんなのためにもなるんだと、そんなふうに思えるんです。

 

水色のなかま)そう、権力にとって邪魔とされてきた人間一人一人の資質が、この頃、そうした一人一人の個性を抑えつける側の存在たちの力が薄れてきていることで、抑えることができなくなり解放されていく。それは、まさに、異次元で正樹が体験し、現実においても、自らの力の使いどころと、自らの存在価値を知って、喜びと幸せに心が満たされていることに証明されているように、実際に、みなに起こっていく出来事だと明言しておく。

 

ちなみに、僕の引きこもりの子は、僕にネガティブを持ってくるのが役割の一つと思います。この子の持ってくるネガティブに対応する力が、今の僕にはあるのだから。

もし、僕が、そのままの自分に目覚めてなかったら、もし僕がそのままの自分に目覚めないことで、この子が僕じゃない人にネガティブを運ばざるを得ない状況になっていたら、この子はただ人から疎まれ、役立たずと思われ切り捨てられたでしょう。・・でも、実際、この子は役立たずじゃない。僕にネガティブを運ぶことで、世界の不自然を整える仕事の一端を、担っていてくれるんです。僕にはそれが分かってる。

あー、なんだか未来が楽しみになってきたよー♪、みんなちがってみんないい、本当にそうだったってことが、きっとみんなに分かる時が来る。

 

水色のなかま)そうだな、きっとそんな日が来る。求めれば、与えられるのが世界というものだから。

 

役割は現実世界だけじゃない。見えない世界にだってある。それだってとても重要だってことを、僕は知っているよ。

絶対に、みんなちがってみんないい。

 

 

(↓ ディズニーアニメ『ソウルフルワールド』)

 


www.youtube.com

(この映画に、異次元では人のために大活躍しているが、現実ではささやかな仕事をしており、誰にもすごい人だとは思われていない人物が出てきます。

僕は、その人を尊敬しています。だって、異次元と現実の二重生活って、本当に大変だし、その人は、現実でも、急に目の前に現れた人に助けを求められても、気前が良くて、とても親切なんです。)