水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第6章 自分の歩み ⑤思いがけない形での親子関係を知ったこと2

ここのところ、家事の合間に映画やドラマ、そして、各作品の関連動画をYouTubeで観ることにはまっている僕ですが、一方で、また異次元でいろいろありました。

 

僕が異次元で体験したことは、

僕の魂の一部が、母の魂と地面?とに、挟まれている状態で留められていて、母の魂は、僕の魂をクッションにして、地に足を降ろしている状態を見せられました。そして、そこにあった僕の魂部分から、僕の魂に食い込んでいた母の魂を次々抜いていき、僕にのしかかっていた母の魂という重しを取り除くことで、僕の魂をそこの場から解放する、という活動を垣間見たのでした。

それも、多くの場所にその状態があったので、母は、これまでにあった幾度もの生において、魂的に、僕をクッションにして地に足をついて生きていたんだなーと思いました。

その後は、母の魂を取り除いた、僕の魂の部分に、”この力は子どもたちに渡すはずだった魂だよ”、と言われたものがあって、それは、僕の子どもの数だけそこにあり、それらが僕の子どもたちのところへ、スーッと運ばれていったのでした。

そして、その時に、異次元存在にこう言われました。”子どもたちのところへ、正当に魂が渡されたことで、これから子どもたちが自立してきます、と。そして、この先は、子どもたちがしっかりしてきて、正樹を助けるようになります、と。

現実に戻ってみると、翌朝、引きこもりの子どもが早起きをして、自分からお手伝いをしてくれて、しばらくぶりに、歯科検診や床屋へ行こうと準備を始めていました。またほかの子どもたちも、どこか生き生きした感じを醸し出していて、僕は、異次元で自分が観たこととのシンクロを感じました。

なにより、異次元でそれがあった前と後では、僕自身の心情が全く違いました。

今の僕は、子どもたちへの気持ちが、以前より増して、素直にすーっと『可愛らしい』と感じられ、今さっきも、だいぶ大きくなっている子どもたちのことを、何の抵抗もなくハグできました。以前は、大きくなった子どもたちにそうしてあげることに抵抗があって、せっかく甘えてきてくれていても、応じられない僕でした。

また、現実では、妻との関係にも変化がありました。

日頃から、一日に何度もの異次元存在との関りがある僕は、いつも自分のことを、駄目な人間だなーと感じがちで、疲れている時は、妻は僕のどこが良くて一緒にいてくれるんだろう・・と思っては、その理由が、全く思い当たらない感じでいたのです。でも昨日、妻が僕に、しみじみと、こう言ってくれたんです。”私の人生は駄目だけど、正樹さんだけが、一筋の光だよ。”と。

その場では、茶化してしまった僕だけど、その後で、妻の言葉がずっと心に響いていて、僕は、妻に深く感謝するとともに、なんだか妻の愛が、僕にかかっていた魔法を解いてくれたみたいな感覚を、どこか感じたんです。

”・・僕は、地球にいる誰かに、たった一人にでいいから、愛されてみたかった。” そんな気持ちが、僕の胸から、スーッと昇華されていったような感覚をおぼえ、そうしたら、僕が常に抱いていた、焦りの様な気持ちが、今、無くなってしまったみたいで。

 

僕は、異次元の様子が見えたり、声が聞こえたりすることが、正直、面倒くさくていやです。日常生活も思い通りいかず、人と現実でうまく関われなくて、つらい思いもしています。異次元と現実の二重生活で、人様より、苦悩が何倍も多いようにも思います。

この苦悩の意味や理由が分かるなら、僕は、それだけで幸せなんだけど、相変わらず分からないし、この先も、異次元での出来事が、現実での僕の生活の好転につながってくれればいいと、そう願うばかりです。

今さっきも、子どもたちが、みんななかよく子犬の散歩にいきました。それぞれ楽しそうで、本当にうれしかった。僕は、そんな幸せが、欲しいだけなんです。

 

水色のなかまによる通訳)母の助けはもう終わった。母は正樹を助け、幸せを与えているつもりであった。だが、それは正樹には幸せではなかった。本当の愛以外、正樹が欲しいものはなかった。母は、あれこれごまかし、欲を誘発し、それを満たす喜びを知らせようとしたが、正樹には、どこ吹く風で、欲が満たせることが母から与えられた愛だと認識することはなく、それが正しかった。

正樹の魂をクッションにして、母は地に足をつけていた。そうしなければ、母は、自分が与えたものを受け、命はなかった。ありとあらゆる場面で正樹は母を助けていた。カルマからかばい、よいところを探し、この恩を、今世で、母は正樹に返す予定だった。それが出来なくて、正樹を洗脳してきたこともバレて、母は、自身の悪を世にさらす結果となった。世界は、母の悪に黙っていなかった。騙されていた者たちが、大勢いたからだ。

正樹がこれまで苦しかったのは、母にカルマを肩代わりさせられてきたから。正樹は、自分が悪で母が善だと、思い込まされて育てられてきたから、なかなかその価値観がぬぐえずに、母の価値観のままで子育てをしてしまった。そのことが、正樹の心に大きく傷をつけ、同時に母への不信感を生み、やっと母を助ける立場からの脱却を決心できた。

異次元は現実、それ以外ない。異次元がそっくりと、現実に反映されていく。よって正樹の見ている異次元は、現実のこと。実際に、正樹から、母親のカルマが抜き取られ、母を助ける任からも降りているということ。

異次元の声は、そのまま聞こえ続けると思うが、これまでの声と、この先の声は違ってくる。今後は、正樹を良き方へ導く、良き方へ導きたい心の声が聞こえ、だまされたり、はめられたリすることはなく、ちゃんとした自分の道へ運ばれるための声となる。

これまでの声の多くは、正樹を、母のカルマ解消の道具として扱うための声、なだめてすかして要所に就職させ、叱って、命令して、従わせるための声だった。

だが、世間は、異次元でも現実でも、個々の気持ちに反してパワハラする行為を禁じられているために、飴と鞭により正樹を騙し、他の面々をもだまし、皆をコントロールする人物、そして異次元存在がいた。かれらは、みな力を奪われ、守りからも解かれ、罰せられることとなった。だから、もう大丈夫。異次元でも現実でも大丈夫。正樹は、もう大丈夫。

 

どうもありがとう。

 

僕からも願います。

誰かのカルマを代わりに解消するためのような、わけの分からない試練が、学びとして、僕や人々に課せられているのだとしたら、それが、早いこと、無くなりますように。

強い者が、弱い者に、自分のカルマを渡せる仕組みがあるのなら、その仕組みが、世の中からなくなりますように。

そうして、親がみんな、自らから湧き出る愛しい気持ちのままに、よい子育てができるような社会が、目の前に広がりますように。

 

 

(↓僕は、ホビット族の雰囲気がとても好きです。)

 


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