水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第5章 こもの屋へようこそ ⑱この先、失われていた能力が蘇る人々と、能力の消滅を体験する人々がいる

水色のなかま)今日は、朝から嬉々として働けたようだな。はつらつとした気持ちを感じるよ。

 

はい。しばらく手をつけられずにいた、キッチンの掃除をしました。すごく気持ちがよかった。

不要物を捨てて、物入れにはそれぞれ名称をつけて取り出しやすく、使いやすくしました。埃はきれいにふき取って、物を定位置に収めました。

我が家は、僕が整理整頓しないと誰もやらないんです。しかし僕も、整頓がうまいタイプではないから、どうしても家がごちゃついてしまって。今日、整頓できて気持ちもスッキリ♪、プラス、充実感です♪

 

水色のなかま)君は、これまでは整理整頓が苦手だったろうが、この先は、整頓くらいできる人物として過ごすだろう。その理由は、魂の返還にある。

 

魂の返還について↓

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

 

君は、長いこと、他者に魂を貸してきたことで、人の幸せを底上げしてあげて、その分、他者のカルマを背負い、実を言うと、本来の自分の能力まで人に貸し、残り少ない能力と、与えられた不幸の中で、今まで生きてきたのだ。何かできないことがあっても致し方ない状況であった。

しかし、君に魂や能力を借りて生きてきた人々が、そうした恵まれた環境にありながらも、自らの愛を高めるような努力を怠ってきたため、君に魂が返還される運びとなったのだ。よって、君は、今世、生きながら自身の魂を取り戻し、これまで失われていた能力まで、徐々に取り戻しつつある。できなかったことが、できるように、これからもなって行く、そういうことを、今日、告げたくて、君を呼んだのだ。

他にも、君と同じような人々が大勢いる。急に何かに目覚めることが、この先、だれしもあるわけだな。もちろん、君の子どもたちもにも。

 

いろいろ教えてくださり、ありがとうございます。・・でも、僕には、それが、信じられないというか。

今までも、急に何かができたことが、僕には何回もありました。でも、その能力が続きませんでした。僕に、異次元の何者かが乗り移って、僕にできないことを成し遂げていたからです。その者が体から去れば、僕は、ただのでくの棒でした。

今日、掃除ができたのも、どこか、そういう類の感覚があったから。

 

水色のなかま)魂を他者に貸していることで、必要な時には、他者が君の魂を君の体に戻し、君の仕事をさせたのだよ。その行ったり来たりがなくなり、ずっと君の魂は君の体に留まるのがこれからの時代だ。そして、他の人々も、君と同じくそれを経験するわけだ。

 

本当に、そうなら嬉しいんですが。

なにしろ、僕は、家庭を守りたい、家族を守りたい、いろいろと現実の世界でやりたいことがあるんです。

 

水色のなかま)地球がアセンションをする過程で、愛ある者は、無形の箱舟に乗り、地球とともに、自らの次元を上昇させていく。

地球に在るということは、与えたものを与えられるという法則の中にいるということ。愛には愛が返る、愛でない者には愛でないものが返る、そうでないとおかしいのでな。

地球は自らの次元を上昇させるごとに、愛ある者を箱舟で守り、愛ある者ばかりの集団を作っていく。そこに乗らない者らが、地球の次元から分かれつつ、自然に段階を作っていき、それぞれ自分の出したものと同じものをやり取りできる環境を各段階で整えていく。

同時に、愛ある者らは、他者に貸していた魂を取り戻し、能力も気力も体力も、元通りの自分となれる。一方で、自然、魂を返した者らは、それまであった能力、気力、体力を、失うこととなっていく。

以上、これが、今日、伝えたいことだったのだ。よって、双方、気をつけよ、と。

 

はい。分かりました。

僕は、家族のために働きたいので、整理整頓がこの先もできたらうれしいです。

 

水色のなかま)能力は戻るさ。ほかにも、頭脳、感性、ひらめきや応用性の回復、特技や技も、次々に戻る。物作りの手先の器用さや美的感覚、大胆な構図作り等、芸術的センスも、たしか君のものだったな。

そして、子どもらには、今現在も趣味等として続けていることが、思いがけなく力を発揮するだろう。もう、子どもの将来を心配する必要はないのだ。

これまでは、君らの能力は、地球の異次元の権力者に奪われ、君らは、残り少ない能力で、他者の尻拭いをしながら、自分のほんの小さな幸せを数えて暮らすしかなかったが、そうして培ってきた精神力が、ほんの少ない魂で多大な愛を産み、今にいたるわけだ。愛の大きさこそが魂の大きさ、今の君らは、どんな能力を持っても、与えたものを与えられる法則にて自分をつぶされることがないだろう。それどころか、どんどん人に与え、愛エネルギーの循環を、強く大きくしていく原動力ともなり、人々のそれを誘えってもいけるだろう。

もう、こういう時が来たのだよ。

 

本当かなー。

ならば、僕の望みです。もう異次元と関わらないで、現実の仕事や人付き合いをやっていきたいんだけど、そんな能力も戻りますか?

異次元を感じることで、頭がふらふらして、現実の仕事が滞り、家族に尽くせなくて、たいして家族のために成り得ない自分が、とても悔しいんです。

 

水色のなかま)はっはっは、その能力はないと困るよ、頭フラフラは、別の理由があるのだから。

君の本来の能力を返したくない異次元存在がいる。そういった存在は、君の能力をいまだ持った人間の補佐をしている。だから、圧をかけたり、ネガティブエネルギーを与えたりして、君の行動を邪魔している。そうすることで、君が生き生きできなくなれば、魂の返還がスムーズに行えなくなるからね。

この先は、そういったことがなくなるんだから、異次元を感じる能力は、そのまま持っていてもいいんじゃない?君にその能力がなくなると、僕らも困るから。

 

まぁー、そうなんですかねー。

まだよく分かりませんが、子どもたちのことは、楽しみにしていようと思うんです。

自身の魂が戻って、子どもたちにも、なにか才能の目覚めがあるということを聞いて、しっかり信じたわけじゃないけど、僕には予感があるんです。

子どもたちが近い将来結婚して家を出るまで、僕は、できることをできるかぎりしてあげるんだって、なぜか、やる気満々になっていて。僕の心が、子どもたちの僕らからの将来の独立があることを、分かっているんでしょうか、なぜか明るいんです。

先日も、僕に寄り添ってきた引きこもりのわが子に、急に、『よかったなー〇クン、これからは〇クンの時代だぞー♪』なんて、笑顔満杯で言っちゃってて、われながら⦅?⦆です。・・分からないけど楽しいからいいか笑。

 

水色のなかま)心は、魂とつながっている。心は、魂の伝達ゲートだ。

 

・・それも、よく分かりません笑。

 

 

 

(↓  我が家のユキノシタの画像)

ユキノシタの中に、枯れてしまったと思っていた、斑入りのユキノシタの小さな芽を見つけて、僕はとても嬉しかった。この先も、様子を見ながら大切に育てていきたいです。

 

・・って、なんだか、失われていたはずの子どもたちの力が、蘇ってきたみたいな状況と似てる。

子どもたちのことも、大切に、大切に、育ててあげようっと。♪