水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第5章 こもの屋へようこそ ⑮新しい考え方の構築、それが自分を生きること

まずは、水色のなかまのメッセ―ジから。

 

水色のなかま)今、日本のいろいろなところで自然災害が起こっていて、その出来事で、様々な人間のずさんさ、冷たさ、愛情のなさ、いいかげんさ、そして、表立った嘘があばかれているさなか、いつも正直に、素直に、親切に生きている者の評価も、きちんと上がっている現状を見て、われわれは、それでいい、と思っている。

いつのまにやら、地球外から学びに来ていた魂の軍団によって、地球の人間社会が、愛よりも強さに従う道、その道で評価を得ることが人間の生きる醍醐味だと、そのように勘違いした者たちが増え、正直困っていた。

困っていた存在の最たるが地球であり、地球は、自らの身を呈して皆の学びを見守ってきたが、もう我慢の限界で、愛のない者らを置いて、自らはアセンションする道を選んだ。一緒に消滅する道は選ばなかった。

そこで、地球は、自らの身を箱舟として愛ある者に捧げ、愛無き者には何も捧げず、このアセンションへ向かう荒波を、個人個人で生きていただくこととした。自らの身をささげる箱舟には、これまでつらい環境ででも愛を見失わなかった、か弱き人民に、これまでのお礼の意味もかねて。

だから、地球の異次元のトップである我々、水色のなかまは、いまだ愛なき民たちから我が子を身を呈して守ろうとしている正樹をはじめ、様々な場面で同じ立場で少なからず苦しみを感じている人々のもとへ行き、そこの異次元環境を整えることとなった。言わば、われわれは、箱舟の客員スタッフだ。

そういうことで、前回のブログに正樹が書いた言葉を、われわれが実行していることをここに宣言したい。

正樹はこう言った。

大きな力の堰となって、じっと誰かを守っている人へ、

君は一人じゃない、異次元は、みんな繋がってる。僕は、自分の持てる力を君たちのような人を守るために使う、僕が決めたから、それは可能になる。きっと、現実の環境が改善されて、自分を生きれるようになる。このまま愛に生きて、それだけでいい、と。

 

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

だから、まずは、現実が変わるのを待っていてほしい。必ず効果はあるから。

 

いろいろ言ってくれてありがとう。

昨日、妻が、この頃はいい時代になったよねーとしみじみ言っていたよ。

会社で、部下やできない同僚に、必要以上に強く当たったり、助けないでいじめたりする社員の行動を、いくら仕事ができても低評価とし、賞罰委員会にかけるほど、それらの行為を重大に取り扱ってくれるようになった、と。

確かに、テレビ番組の雰囲気を観ていても、やさしくて心温かい方々の仕事が増えるようになったし、社会全体的にやさしさとか素直さとか温かさの価値が、ずいぶん上がっているように感じるよ。

地球のアセンションって、本当、すごいよね。

そして、この先は、社会全体を越えて、個々の人々の暮らす環境にも、水色のなかまが異次元的に関与していき、結果、その成果を現実にも表していってくれるんだね。本当にありがとう。

 

水色のなかま)そして、もう一つ言いたいことがあるんだが、宗教について。

 

はい、お願いします。

 

水色のなかま)この地球上には、ありとあらゆる宗教があって、それらの根本は全部正しいので、われわれは地球にある既存の宗教を否定するつもりはない。

ただし、ここで、宗教というものを簡単に説明し、それを理解していただき、この先の自身の歩みを自分自身で見出していただきたく思うので、もしよかったら聞いていただきたいのだ。

 

はい。

 

水色のなかま)宗教とは、・・例えば、宗教の一つ、仏教について簡単にご説明させていただくと、

 

仏教は、インドのゴータマ・シッダールタという人物が、この世の無情や苦しみに対する悲しみを克服するために、自らに修行を課し、瞑想を続け、悟りを開き、皆に広く教えを広めた現実の結果、それが書物にまとめられ、それらの教えが、長い年月を経て、遠くいろいろな国を渡って、日本にも入ってきたわけで、言わずもがな、ゴータマ・シッダールタという人物や、彼の教えは、たいへん素晴らしいものであった。

しかしながら、この時代に日本では、その当時に教えを開いたゴータマ・シッダールタに直接会い、教えを説いていただく機会を持てる者は、当然ながら一人もおらず、彼の教えに触れるには、口伝えの内容や、文献に触れるほかはない。

われらはこう思うのだ。文献には、個々の人生において、今現在、個々が直面している物事に対する教えは、載っていないと。

もちろん、文献に載っている内容をいろいろな角度でとらえた解釈で、答えを導くことはできるのだが、ゴータマ・シッダールタが現存していたならば、おそらく、それとは違う内容の言葉をかけてくれたのではないだろうか。

よいだろうか。宗教の教えは、様々な現象に対する大きな捉え方としては正しいだろう。だが、個々の現実の問題まではその範囲ではないということが言える。個々の問題については、文献や先人のアドバイスを参考に、人間一人一人が、その場その場で判断し、心を遣って生きることこそが、各々の正しき道だと言えないだろうか。

よって、今の時代に、ゴータマ・シッダールタを持たないわれわれは、個々の心と頭を使い、自身で判断する力を、少しずつでも培っていくことこそ、大切なのだと思う。

キリスト教も同じであり、どんな宗教も、それぞれ素晴らしいものだとわれらは理解している。ただ、これからの時代は、経典では十分皆は学んできたのだ、だから、その知識の応用編として、個々が皆、自分のための、それぞれ異なった答えを持ち合い、現実に実行していく時代がきたのだと、われらはそう宣言したい。

地球のアセンションは、既存の考え方の繰り返しでは終わらない。

地球のアセンションは、いわば変化。地球がなんらかの変化を迎える、変化していき続ける、変化の繰り返しの中で、人間がどう生きるのか、自分がどう思うか、自分の思う愛の実現を、一つ一つ現実に置いていくことこそ、地球とともに歩む道とも言える。

もうアセンション前の地球は帰ってこない。この先は、進むだけなのだ。

以上、聞いてくださってありがとう。

 

 

なるほどねー。

僕は、その考え方が好きだよ。

 

あと、僕から言いたいのは、

今、新しい考え方の若者がとても多いと思います。僕の子どもたちも、みんな自分の意志や意見を持っていて、親に従わずに我が道を行きたいタイプ、こういう子を、無理に従わせようとすると、心が壊れてしまうこともあります。実際、僕の引きこもりの子どもはそうでした。

『竜とそばかすの姫』に出てきたトモは、僕の引きこもりの子に似ているところがあります。トモを守る兄貴のケイは、引きこもりの子をかばってきた、うちの娘と重なります。親である僕は、こういう新しい考え方を持った、子どもたちの意志を大事にすることで、愛になれます。

 

既存の考え方や、長らく続いてきた暗黙の了解を破ることが、罪悪感もあり、ちょっと難しいなーと思う時、子どもたちの心を守ることを重点に置くと、今まで続けてきた決まりを破る、というより、これからの時代に沿う、新しい自分の生き方・考え方を構築しているという意識となり、自分の生が、とてもすがすがしく感じられると思います。

できるところから少しずつ始めませんか、生き方の応用編。

そのうち、個々の現実の環境も整います。

こんなに社会の現実がととのっているんだから。

 

 


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