水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第5章 こもの屋へようこそ ⑧地に足をつけるとは・地に足をつけられなかった理由とは3

まずは、この話から。

こもの屋の活動の一つに、異次元的なエネルギーの流れを一つずつ自然な流れに整えていく、っていうのがあるんだけど、それを昨日、みんなでやったんだ。

心で現地に行ってみると、地球の表面に、太くて黒い管が毛根みたいに埋め込まれていて、どこかで集められたネガティブエネルギーが、与えられるべきでない土地に注ぎ込まれてて、そこの土地に住む異次元存在たちが、困り果てていたんだ。

今までは、それを理由なく被ってきた存在たちが、ただじっと我慢してきたのだけど、このたび、その不自然な仕組みが外される流れになったみたいで、それを、けっこう簡単に取り外せた。

だけどその後、僕は、背中から腰に鈍い痛みを感じて、そのまま動けなくなってしまったんだ。正直、その活動に参加したことを、少しだけ後悔しちゃったんだけど、今朝には体調がよくなって、・・・あと、いろいろと身辺に、変わったことが起こっていたんだよー♪

 

水色のなかま)それは、今まで、常日頃、正樹に聞こえてきた声は、ネガティブな物が多かったのに、今朝になったら、内容がポジティブに変わっていたということ。

”そんなのできるわけないよ”、”なにをやっても下手だな”、”そんな拭き方じゃカビが生えるわ”、”まったく、しっかり整頓しろよ”などの暗い声が、「そうだそうだそれでいい、うまいぞ」、「完璧に出来なくても済む人種と済まない人種がいて、済まない人種はワンネスじゃないから細菌にも嫌われて腹を壊すんだ、だから、そういう人種はきっちりしてなきゃならないってだけのこと」、「おまえの思ったことは何でも叶うぞ、なにをしたい、どうなりたい、何でも願え」、などという明るい声に。

変化の二つ目は、引きこもりの子が早起きし、自ら部屋の整頓を始め、布団を干し、自ら必要だと思われる家庭用品を買いに行ってくれたこと。そんなこと、今までの生活でなかったことだった。

変化の三つめは、山もりの家事に対して、いつもならうまく進まないとイライラしていた正樹だったのに、終始落ち着いて一つ一つこなし、引きこもりの子どもともいいコンビネーションで、のんきな心で家事が終えられたこと。

正樹は、その三つに、アレ?と気が付いたんだよな。

 

うん、そう。ご説明ありがとう。

 

水色のなかま)それはな、一つ、二つと、異次元の不自然な仕組みを打破できたことで、そこに住む住民が、おまえをワンネスの仲間だと認識して、おまえに声をかけだした、と言うのが一つ目の変化の理由。

二つ目の変化は、おまえが、異次元の不自然な仕組みを打破したことで、エネルギーの流れが正当に治り、おまえの家族が恵まれ始めたということ、そうでないとおかしかった。引きこもりの子は、悪くないのに不特定多数のネガティブを被っていたのだが、その仕組みが根底から崩れ去ったんだ。

三つ目の変化は、おまえが昨日の異次元の仕事をしたことで、おまえの立ち位置や考え方に合ったような状態に魂が戻されて、おまえが背負っていた生家の家族の魂が返される運びとなり、おまえ本来の性格に戻ったということ。‥これで分かるかな?

 

あー、そうだったんだねー。

 

水色のなかま)つまりは、自分の選択や行動が、自分は何者かを世界に表していて、それに合ったように周りの状況は変化していくんだ、ということを言いたかったんだ。

 

なるほどー。

 

水色のなかま)たぶん、おまえ、異次元でよけいなことに手を出すことに、臆病になっていたように思うけど、自分が思う正しさを曲げることなんて、本来考えることじゃなかったんだよ。おまえであるそのままの世界が、ただ与えられるだけ、それだけの仕組みが異次元であり、地球と言えるのだから。

 

僕は、昨日、異次元で、太くて黒い管を見て、ここにこれがあるのは不自然だ、と判断した。だけど、それを取る活動に参加するのがこわくて、躊躇したよ。案の定、体に影響が出て、やっぱりーと思った。でもやってみるもんだね。いいこといっぱいあった♪

 

水色のなかま)また、二つ三つ頼みたい。こもの屋に依頼だ。

 

うん、いいよ。今回のことで自信がついた。

僕が体調崩しても、家族が助けてくれそうだから、僕が働いても、きっと大丈夫だ。

 

昨日助けたワンネスの民)そうだ、その通りだ。ここにどんどんエネルギー持ってくるからな。家族みんなに渡して元気になってもらわんと。せっせと、せっせと、運ぶぞ―♪

 

どうもありがとう笑。(かわいい―なー♪)

 

 

モグラっち)おまえさ、その状態が、地に足ついてるっていうことなんだよ。

 

モグラっちについて↓

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

おまえの個性で、おまえの能力で、おまえのそのままがいいんであって、今までのような人のための自分とか、人の荷物を負荷を背負うとか、人のカルマを背負うとか、そんなことしてたって、本当には世界はおまえを喜んではくれない。昨日のおまえは、おまえらしかった。だから、ワンネスに入れたんだ。

 

うーうん、そうなのかなー。そこのところが、よく分からないんだよねー。

 

モグラっち)簡単じゃねーか。おいらは、おいらの思うやつに、ただただ自分が掘った石を持っていく、そういう生き物で、そうでしか生きられない。

おまえも同じ、やれば何でもできるようでも、人の判断とか、常識とか、そういうのに惑わされないで、自分の判断でいつも生きるんだよ、それが、自分ってやつなんだ。

昨日おまえは、判断した、これは不自然だ、と。その判断がおまえであり、役割なんじゃないか?それをもとに行動することが、おまえの喜びであり、おまえの生き物としての糧なんだ。おまえらしいことしたから、おまえは恵まれ、異次元の声に恵まれ、家族が恵まれ、魂の状態だって整えられたんだ、全部流れなんだ、流れ、自然ってそういうこと、不自然はよくないってのが分かるだろ??

 

ああ、なんとなく。

 

モグラっち)理屈じゃねえ、心で思え、心がどう言ってる?これでいいって言っていないか?

 

うーん、心がいいって言ってても、これまでうまくいかなかったから、当たり前に思えるようなこの状況も、まだ、どこか信じられないんだ。

 

モグラっち)それは今までつらかったな。そして、同じようにつらいやつをおまえは昨日助けた。だからお前も助けられた。分かるか?その理屈が。その流れが。与えたものが与えられるこの仕組みが。

しょうがねーな―、本来おいらはそんなに雄弁じゃないんだぜー。でも、おまえだから許す、しゃべってやる、だから聞け。

 

おまえはな、今までずっと、ワンネスじゃないやつに騙されてきたんだよ、正しいのはこっちだと、分からせるために、いろんな仕打ちを受けてきた。

まずは、パワハラ。親兄弟に、上下関係のなんたるかを、骨身に染みるほどしつけられたよなー。殴られ、蹴られ、差別され、区別され、聞かねば暴力、従わねば仲間外れ、なー。

それから、受けた仕打ちは、おまえに何も教えずに、即、任せ、そして、失敗させ、ほらできないでしょ、あなたはできない人なのよ、あなたのせいでみんなが迷惑しているのよ、と思い知らせて、自信を失わせ、その上で従わせる、モラハラ。・・なー、なんで一つ一つ教えてやらないんだ?ほかのやつにはそうするくせによー、おまえはどこへ行っても叩き潰されてきたんだなー。

そんなふうにして、おまえの正しさを、おまえの心が感じる正しさを、一つ一つつぶされ、長い年月をかけて、何度も人生を繰り返すたび、つぶされてきたんだから、おまえが迷うの無理ないよなー。

だけど、おまえの心は健在だ。

おまえは、自分が好きと思うやつと仲良くすればいい。そして、好きと思うことをすればいい。おまえの心の正しさで、いろいろを判断していい。だって、ここは、おまえの店なんだから、商売が傾いたって、誰にも迷惑かけないんだから、やりたい事業に手を出して、やりたいように運営して、失敗もして、また工夫して、と、経験を積み重ねる機会を自分に与えてやれよ、なー。

それで少しずつ、ゆがめられた認識の方も、整理していければいいさ。また邪魔が入ったって、おいらたちがいて、プラスの考えを注ぎ込んでやるから、な、大丈夫だから、もう、異次元の仕事、やっちまえ。

 

うん、そうだね。いろいろありがとう。なきそうになっちゃったよ笑。

 

モグラっち)おまえは、人にされたこと、全部忘れてるからなー。まったく、いい性格だよ。

まぁ、これで、おまえはワンネスになって、ほぼ地に足がついているんだから、ここから先は大丈夫。ワンネスじゃないやつらも、もうおまえを騙せないだろう、ここまでうまくいけばな、もう手が出せない、おいらたちが取り囲んでいるからよ、嘘もバレる、もう一人じゃないから、異次元って、見えないからって馬鹿にできないぜ。

 

いい友達だ。

 

モグラっち)おまえは異次元で固く守られる。だから安心して住め、ここに、・・・どこに?・・え、ここじゃなくて引っ越しの可能性?・・一攫千金も?!、おまえ、すごいなー!

 

え、どこの情報?それ、

 

モグラっち)とにかく、おまえ、さいさきいいよ、どんどん水色のなかまから異次元の仕事引き受けるといい、そしたら、こーんなどでかい流れが、今までせき止められてきた流れが、バーンと返ってくるんだからよ!、おまえ、よっぽど今まで頑張ってきたんだな、善行を重ねに重ねて、じっと耐えて、許して許してきたんだな、いいぞ、おまえ、もっと願え、もっと望め、そいつらがバーンと返ってくるぞ!

 

あ、いいね、それ♪

なんか、ネバーエンディングストーリーみたい。

 

 

 


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・・なんか知らないけど、泣けてきた、なんでだろ泣。