水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第4章 体験記 ⑪権力の崩壊と自分自身の確立そして平和

水色のなかま)なんだか今日は、けったいなタイトルで申し訳ない。

正樹に、このタイトルについて筆記してもらうからよろしく頼む。

 

分かりました。

 

誰か)正樹に、今まさに異次元の権力が崩壊したことを、実況的に筆記してもらおうと思う。

 

ええと、あなたは誰ですか?

 

誰か)まぁ、いいではないか。名前などどうでもいい、所属は、地の者、としておこう。つまりは、おまえの付き合っている冥界とか、水色の仲間とかの地球出身の種族で、ワンネスの仲間じゃ。まぁ、肩書は学者、とも言えるかな。この地(地球)で起こるありとあらゆることをずっと見てきて記録してきた、生き証人じゃ。

 

では、地球の学者さん、お話をお聞きいたします。

 

地球の学者さん)うむ。

これまでの地球で、ずっと権力を握っていた存在が、いよいよ倒れ始める、いや、もう倒れている、そして、今後は、その者が権力を失い、新しく世を作る者が出てくる、それが、ワンネスの仲間じゃ。

異次元では、これまで、ある者が、権力を握っていた。その者は、地球で人間のアバターに入って、ありとあらゆる存在と隣り合う時、そこの場の実権を握り、水色のなかまのアバターから魂のかけらを奪う、を生業とし、転生のたびに、自分の魂に力をつけ、果てには、地球の転生に関わる利権や、自らのアバターに有利な人生を送れるよう、生きながら采配を振るえる権利を持ち得ることで、ありとあらゆる者らの魂を奪い、それにより力をつけ、を繰り返してきた。

どんどん力をつけてきたその者は、この地球のアセンションさえ、自らの手腕で、自らに有利になるよう、コントロールできると高をくくっていた。今までのアセンションが、すべて流れてきたのは、この者のせいだった。地球の人々のアセンション活動は、この者にとって、人々に善意的な行動を促すことで、よい人から魂を譲り受ける、絶好の機会となっていた。

しかしながら、宇宙の自然はいつまでもは覆せない。

当たり前の流れのもと、がんばってきた地球が成長を遂げ、新しい世界で生きることを自らも望み、エネルギー的にも、もう古い確執を捨てて、新しい世界で愛を目指しましょうと、地球が、もうネガティブな存在を受け入れなくていい道に、その存在らの出すマイナスエネルギーを、もうこれ以上は浄化しなくてもいい道に、入り始めた、すなわちそれが、アセンション

そのアセンションに、地球に居る者たちみんなが立ち会わなければならない。生きているものも、体を持たない異次元存在も、大きな力を持つ者も、小さな力の者も、みんなみんな、公平な判断のもとで、各存在が、愛か、愛じゃないか、判断されるのだ。

それは、エネルギー的に判断されるもので、いくらやってきた行動が、役に立ってきたとか、きれいにできたとか、しっかりできたとか、そういう効果や働きの大小ではなく、その身から出るエネルギーにより判断されるべき、

そういう当たり前な規律のもと、これまで、愛のある者やよい人から、脅して追い詰めて、そういう形で魂のかけらを奪い、地球には本来なかった霊界まで作り、冥界を手中に収め、勝手な采配で、人間の転生、つまりは、人間というアバターを使って、自らの魂を他者から奪ったもので満たしていく行為をしてきた者たちから、本来の持ち主に、その魂のかけらが次々返され、

これで、地球がアセンションする過程において、この地球に存在する者たちが、このエネルギーの流れの中で、冷静かつ公正な、愛か愛でないかの判断を下される前提に、やっと整ったというわけだ。

そう、魂は、本来の持ち主に次々返され、つまりは、最も多くの他者の魂を持っていた権力者が、その采配の利器(または、力)を無くして、その者のもと培われていた他者へのネットワーク、仕事のノウハウ、マニュアルの効力が失われつつあり、皆、それに従うのを拒否し、独自に自らの人生を見つめ、歩みたい道へと歩み始める、そういう動きがちらほらから、どんどんへと増上されていく傾向にある。

それが、異次元の今の動き、そなたの口を持って、このブログで皆に伝えたいこと。

 

霊界が、この地球になかったという話は、先日、冥界のアヌビスさんも言っていましたね。

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

 

では、この先の死後、行くところは、冥界になるんでしょうか。

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

地球の学者さん)そう、アヌビスの言う通りで大体いいと思う。

 

分かりました。

 

地球の学者さん)以上のことで、なにか心当たりがあるかな?

 

はい。今まで、いろんなところから僕の魂の欠片が返ってきているのですが、ここのところ、僕の魂を持ってきた存在と話すと、その存在が、自分の意思で決断して返しに来た、と言っています。命令では、そこに置いておきなさい、だったようですが、それに逆らって返しにきたと。そのことが、今回のあなたの話とリンクしています。

詳しくは、・・

僕の母が、僕に自分のカルマをくっつけて、そのカルマと僕の魂の欠片をセットにして、ありとあらゆる異次元存在の場に預けていたんだと。そこの場で、僕は、自分が知らないうちに、母のカルマを代わりにじっと受けていたみたいなんです。

母のカルマは、母を縛りつけ苦しめるものだったらしくて、僕は、いつかの生で、母の負担を減らしてあげようと思い、代わりに背負ったみたいです。でも、今世で、そのカルマは母に返されるはずだった、しかし、母が、僕を悪人、または、学び終えてない人と烙印を押し、僕にそのままに持たせていたんだと。

母が、僕を悪人呼ばわりしたのは、カルマを受け取ろうとしない母に、僕の異次元の仲間、ワンネスのなかまたちが、口々に僕の体を使って、母に対して、”それはおかしいじゃないか!”ということを訴えたところ、母は、親に反抗する悪い子ども、親に感謝のない学びの足りない子ども、という判断をし、僕からカルマを受け取ろうとしなかったし、僕の口をふさぐために、カルマと僕の魂をセットにして取り出し、僕本体からカルマを取り除いたかと周りに見せ、その実、離れたところで、カルマを僕に受けさせていたのだと。

こういうことが、人間の身で、母にできていたのでしょうか。

 

地球の学者さん)申し訳ないが、おまえの魂をどれだけ持てるか、が、自らの愛の量を増やす道だと、裏では通説となっていた。皆、そのために、おまえにアバターで会うたびに、おまえに悪いをすべて押し付け、自分たちが難を逃れるを繰り返してきた。

おまえはやさしいから、人一倍自分を責めた。人を悪く思えなかった。そんな性格を利用していたのだよ。

 

ただ僕のせいにするだけで、魂が取れたの?

 

地球の学者さん)そういうこと。実際、魂の戻ってきている今のおまえは、自分を悪いと思っていない。同時に、人のことも悪いと思っていない。みんなそのままでいいと思っている。それが、本来のおまえだから、何も学ぶ必要などなかったのだ。

それを、皆でよってたかって、自分たちの不幸をおまえのせいにして、自分が返すはずの魂を返さなかったし、困難になった時は泣きついて、おまえに、さらに魂をもらっていた。そうして、転生するたびに、おまえの魂を増やしていったのだ、おまえをだましてな。

 

ふーん。

 

地球の学者さん)なんだ、あまり興味が無いようだが。

 

はい。やりたいことがあって忙しいもので、なにがどうでも、別にいいや、と。

あ、でも、確かに、今の自分はすごく元気です。悩みもなく、人様との現実的な関りも、以前より良好です。だから、魂が返っていて母らしさが抜けて、自分らしくなってるんだなーと思います。本当の自分がありがたいです。

 

地球の学者さん)少し拍子抜けしたが、・・まぁよい、続けよう。

以前は、権力があって、しきたりがあった。権力者は、しきたりによって、人のよい魂を取り上げることを、どんどん可能にしていった。そういうシステムを作り、人の魂を持つことで、自分の愛が高まっていると偽装したかった。

偽装すれば、この自然の流れであるアセンションが、ただの小波となり、それを超えて、ますます自分が宇宙的に権力を持ち、宇宙において自由にふるまえる自分になるよう、また地球とともに行った新しい場所で、新しいシステムを作り、どんどんよい魂を、今度は宇宙規模で他者からとりあげて、自らの格を上げようと、それしか、この者は思っておらなかった。

しかし、そんな気持ちはとっくに世界が見通していて、愛がまだこの者の身にあるうちに、この者が愛でない烙印を押し、この者の本来の愛の量に合った運命を与える道を、そこに表した。

愛は、この者から、元の持ち主に返り、システムは、強制、脅し、見返り条件のもと機能していて、そり立つ壁のような絶対的だったものが、今は、それを作っていた存在の意思が尊重されて、自らの意思で正しき道を生きようと思う者が出て、その壁からは、ブロックが抜け落ちるように、力が下から上に吸い上げられていく仕組みが、あちらこちらで崩壊を始めており、もうすぐにでも、壁自体の崩壊が行われるとこまで来たのだ。

ここまで長かった。・・

 

はい。

 

地球の学者さん)システムが崩壊し始めた今、この先は、皆、自身の意思を持って生きられる。そうして、魂が返った者、そうでない者、双方に、自分自身の確立が行われる。つまりは、皆が、自分らしくなり、その自分を認め始める。

そうした先に、人々は、初めて自分を好きと思える瞬間を与えられるのだ。

長かった、わけの分からない学びの日々が終わり、今度は、正当に、自分を生かした生き方が、皆それぞれにできるようになる。

もとは、大いなる意志であるすべての権現が、自らの性質を知りたくて、体をいくつにも分け、それぞれに活動させて、自分の知らなかったところ、自分のよいところや、少々可愛げのあるところを見るために、皆がおり、われらがあるのだ。そうした、一つから分断された魂たちが、集まって寄れないわけがない。

それぞれの性質は違えども、皆、大いなる意志の一部なのだから、いや、だったのだから、一つになるができないわけがない、そうなのだが、一部、性質を独り歩きさせた、させすぎた存在たちが、一つになりたくないと意思を固めていることを、われらは覚えている、助け合いたくはないと、首長する者たちが、ごく一部だが、在るのだ。

皆は、そういった勢力に触れることで、自らの意思を知るだろう。そういった勢力に従う、従わぬ、どちらでもよいのだ。ただ自分を見つめ、自分らしく生きる道を貫いていってほしい。その先に、平和があるか、ないのか、自ら歩かねばたどり着けぬのだから、ぜひこの先は、歩いていってほしい。

 

・・すみません、難しい話で、眠くなりました。

ちなみに、平和って、全員に与えられるわけではないの?

 

地球の学者さん)考えてもみなさい。平和とはなにか。

おまえの心は平和だ。家族も平和。のんきなよい性質がうかがい知れる。では、平和でない者はどうか、心が平和ではないのだ、なにがあっても、なにが手に入っても、すでに持っていてさえ、人を疑い、人を呪い、人を恨み、・・な、どうあっても協力とか、助け合い、労わり合いができないのだ。それでは、平和の世にいられない、人間だったら、そんな精神状態で疑心暗鬼なら、事件を起こしたり、犯罪を起こしたりするだろう、そうやって、平和からは見放され、自ら人々の輪から外れていくしかない。

輪は、以前にもあった。でも、その輪は、システムの輪、権力の輪であった。多くの者がその輪に入れぬ者を、失格とし、社会性がないとし、つまはじきにした。これからの輪は、そういう輪ではない。よって、今まで輪に入っていたと思う者が、実は、今後は輪に入れないという憂き目にあう、そんな輪。今までの輪の中心人物ほど、新しい輪に入るはむずかしいだろう。みんなが平和を築いているのを横目に、どんな努力をしても、嘘さえつけずに、本性を隠せず、そのままの傲慢さや意地悪な思考・感覚でしか生きられず、離れていくしかないだろう。

 

・・すみません、途中から、何の話だか分からなくなってきました。思考が妨害されているのかな。誰かほかの人が交信してきているのかも。

 

地球の学者さん)おまえも忙しいな。でもよくやっている、のんきだが、意志が強い。

 

・・というか、こうでしかいられないという方が近いです。意志が強いっていうか、それ以外の思考がないんです。幅が狭いっていうのか、了見が小さいんでしょうね。

 

地球の学者さん)狭い?笑、人の可能性を無限に思うのに?、自分が与える愛には際限がないのに?、なにもダメと思わずに良いはずという定理のもと、人のそのままを認める努力をいつもいつもし続けているのに?

ただ、古いシステムに自分が合わない、それだけで自分を悪いとか、欠陥とか思う必要はない、これは、おまえ以外にも言えるのだが、今後は、そういう自分をきっと好きになるだろう、皆と新しい輪を作れた自分を、どうか誇りに思ってほしい。・・・新しい輪をもう作り始めている、おまえの周りには、愛が散りばめられる、人の持つ愛を増幅し、昇華し、育てることのできる、普段のそのままの生活で、それが出来るのがおまえ、今後も日常を楽しみなさい。

 

はい、ありがとうございます。・・あ、また少し、聞こえるようになった。妨害が終わったのかな?笑