水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第4章 体験記 ②地球という名の素晴らしいエネルギー体を活用する方法を語る存在、赤の人

水色のなかま)第4章は、君が思っていたのと違う体験記になりそうだね。

 

僕は、てっきり人間の方々に、僕の体験を語っていくのかと思ってた。参考にしてもらうために。

 

水色のなかま)いや、あながち違ってはいない。君がありとあらゆる存在と語る体験の様子を表すんだ。そして、その内容や、君の態度から、人間には、自分が生きる、生き残っていくヒントを探してもらいたい。

君の出した答えが正しいんじゃない、君の様子を見て、違う見識をむしろ持ってほしい。みな、人は、それぞれ違う気持ちを持つことこそいいのだ。その、起爆剤となるのが君だ。僕ならこうする、俺ならこう出る、私は違うと思う、その意識こそが必要で、君がここに心情をさらす価値であり、目的とも言える。君に頼っても無駄だ。君は、人間界では、まったくのでくの棒なんだから。

 

そうだねー笑。僕も、みんなの一人一人の意見がそれぞれ正しいと思う。やってみないと分からないしね。その一歩が、人と同じでないと踏み出せない人多いから、誰かにリーダーになってもらいたがる、でも、僕は、自分も含めて、一人一人がリーダーだと思ているよ、自分の人生のリーダーね。

 

水色のなかま)その意識は、マネしてもらおう。

それで、今日のゲストは、君が赤い色を感じているので、赤の人としておいた。厳密には、異次元の存在は、誰が何と説明がしがたい。しかし、この方は、正樹に新しい見識を伝えてくれる大切な方だ。

 

よろしくお願いいたします。

 

赤の人)それでは、私からお伝えしたい。・・苦しいか?大丈夫か?

 

あ、大丈夫です。普段は水色のなかまと居るので、ちょっと波動?が合わないみたいで、でも耐えられます。お願いいたします。

 

赤の人)これが耐えれるまでになってよかった。人間は、割と他の存在の波動に強い、話すために、君は、人間に生まれた。それなのに、話せなくさせていた存在がいて、われらは怒りに満ちた目でその者を見つめる。やらかしたことは、元通りになれず、時は過ぎ、このような時期にしか語れぬ状態となった事を残念に思う。もう少し早くなら、人々がたくさん助かったやも知れぬ、でも、仕方がない、できることをやろう、今の時期からで、これが、最適だったのだろう、そう気持ちを割り切って、前向きに、話そうと思う。

 

われらが話したいのは、人間の使うエネルギーについて。

おまえの頭脳で伝えられる、心配いらない。

よいかな、人間は、原子力を使うだろう。その力は、実は、原子の、形作られた状態を壊すことにより発生されるエネルギーなので、負のエネルギーであり、そうした物質に、原子と言えども負の思いをさせた人間が、必ずや、同じく負の思いを被るべき結末を与えられるという、とても危険な物質エネルギーなのだ。だから、そろそろ人間は、他のエネルギーに気持ちを切り替えていく必要があるのだ。

そのエネルギーとは、火と、水。

よいかな、地球の人間がなしたいものの活動の大半は、火と水でなっていけるのだ。

 

水は、水ですよね。そして、火は、火力発電ということでしょうか。

 

赤の人)そうではない。火とは、太陽のこと。太陽エネルギーの活用、そして、その太陽エネルギーに呼応するように活発化する、地熱の力、この二つで、電力に無いエネルギーは作られる。

 

発電するわけではないんだ。

 

赤の人)水の脅威を知っておろう。今、水の事故が多発しておる、それは、水が、怒りに満ち満ちているからだ。水が、地球を救うために、人々を飲み込もうとしているのだ。その流れを、今さら止められんが、もう数十年早かったなら、止められたかもしれぬのに、人間とはおろかなものだ。愛を知る、そんなものの首を絞め、こうしたメッセージが地上に伝えられるを阻止し続けたのだからな。

今、愛ある若者が、社会の愛のなさに辟易して、家から出られなくなっておる、そういう状況で、もはや、伝える意味も感じられぬのだが、伝えるとしよう。それが、セオリーだったのだから。おまえとわれらがこうして繋がり、その輪の中で、われらの見識が、人間の頭脳の高い者のところへ届き、その者が、開発設計してくれて、次世代のエネルギー補給が成り立つ筋道だったのに、今、おまえとつながっても、もう各界の見識者は、人間の価値観の中生きるしかなく、その範囲の狭くなった見識の中でしか、物事を考えられぬのだから、大きな広い価値観で物事を捉えるのなら、すべての要望が叶ったものを、まったくもってもったいないことをした。

 

そうだねー。計画通り進んだらよかったんだけどね、うまくいかなかった。

それで、ちょこっとだけ、その広い見識に触れてみたいんだけど、僕の頭でも分かるでしょうか。

 

赤の人)ようするに、物事全て、愛なんじゃよ。愛がすべてを可能にするんだ。

いいかな、水をエネルギーとして考える、環境を汚さぬとか、つまりは、リサイクルできる仕組みで活用するとか、そういうのは人間の考える頭でいくらでも想像できる。いわば、人間を超えた人畜の存在のテクノロジーを共有することで、その仕組みを可能にするんだ、それですべてが叶えられ、すべてを可能にできたんじゃよ、今言っても仕方がないが。

もう、人間の力ではもはや無理だ。

 

もう、教えてはいただけないと?

 

赤の人)・・・石があろう。ただの石が、人以外のテクノロジーでは、コンピューターとなる、または、基板だったり、電磁波だったりして、その石を水に差すことで、そこからエネルギーがほとばしり、半永久的に、つまりは、その石がもうやりたくないと言い出すまでは、その作用が続けられる。

石には意思がある。その意思を尊重できれば、エネルギーは作られる、そして水と石の仲を、取り持つすべも当然ある。石は水と会話せしめることで、水を活用できるエネルギーに変える、‥そのような仕組みを、化学とか、実験とか、統計とか、そういった観点から見て、開発しようとしても、どだい無理なんだ。活用なんてできないんだ、石の意思などを信じられない人間などにはの。

おまえでさえも、こうした講義には頭が痛くなるじゃろう。詐欺とか、嘘とか、そういった、眉唾な霊感商法によくありがちな力だと、そう思った時点で、もう話せはしない。

 

そうですね。僕は、つい、そう思ってしまいました。なぜなら、あなたの話を聞いて。水のボトルに、明るい気持ちと暗い気持ちを書いておいて保存すると、水のおいしさが変わる、という話を思い出したのですが、自分では、やってみたいな―とは思ったけど、それを商売にすると、成分が変わっていないのに、と言われて詐欺になってしまいます。でも、あなたの言っているエネルギーとは、それに近いものがありますよね。

 

赤の人)そう、そこに気が付いたのならなかなか優秀だ。しかし、人間界では、そういったエネルギーに金銭的価値をつけると詐欺になってしまう。ただの石を、この石は、意志の強い石だ、と売り出しても、詐欺と言われる。信じるのはいい、だが、人には提供できない。よって、こうしたテクノロジーは、それを信じらえる者にそっと与え、その他の者には与えないのだ、与えられた者が、他の者に売れば、即刻、詐欺になってしまうのだから。

 

お金ってものが、また、なかなか厄介ですからねー。目に見えないものに、証明できないものに、目に見えるお金をお返しする文化がね。人間は、分かりやすいものに安心するから、見た目でいかにも人の目を引いて、オーラがあるような人や地位のある人の発言なら影響を与えられても、僕みたいなやつじゃ、何を言ってもダメですよ笑。それと似てますね。

 

赤の人)そうそう笑。おまえは結構面白いことを言うな。話していて楽しいよ。

 

僕の目に浮かんだのは、大きな石、つまりは岩、というか、崖みたいなそり立つ岩の壁があって、それが、海みたいに見える部分に浸かっていて、波がざぶーん、ざぶーん、当たってて、もうこれで仕組みは終了って感じですか?、・・

そこから発生したエネルギーが、ある一定間隔で、電波のように空を飛んでいき、ある一定の場所に、シャワーのように降るんです。そうすると、そこの地面に、これまで頭を垂らしていた花のような形の大きな塔が、ゆっくりと頭をもたげてきて、その花のようなものの花部分から光が放射されて、その光を浴びて、人々も一斉に活動を始める、自然のエネルギー生成に合わせたリズムで、人々が活動をしていく感じ、そこはもう、地球の人間のそれとは全然違ってて、時間どおりもないし、ゆっくりゆったりとした雰囲気が漂っていて、・・なんか、いいね。

 

赤の人)そのエネルギーを、人間が使いっぱなしだと思うかい?そうじゃなくて、人間も、それを浴びて、気持ちがいいなーと思う、笑顔になる、そうして正のエネルギーを返すんじゃよ、その光景が、とてもリサイクルで素晴らしいんだ。分かるだろうか。

 

うん、分かる。人のエネルギーってすごいよね。だから、負のエネルギーが当たるのが、本当つらいんだ。

 

赤の人)そうそう。人の負のエネルギーは、石の意思を黙らせ、水をただの水にたらしめる。なんの意味もない無機質にしてしまう。人間もそうでしょう、予想通りの働きをさせるために育てられ、それ以外できないようにさせて無機質化して、管理しやすくする。石を黙らせるのと同じことを人間にしてる、そのおろかさに気が付かないうちは、石や水の活用は無理だと言いたい。そして、しかるべき人に与えるのみだ。

 

しかるべき人に与えるのはどんな時?洪水でおぼれた時に、石が浮いて助けてくれる?

 

赤の人)そうではなくてだ。おまえは素直だから教えるが、そういうふうに助けられることはない、自ら自分を助けるのみだ。なぜなら、石は、そして地球のすべての物質が、愛に反応する、愛のエネルギーに反応する。

今、最高のテクノロジーにより、物質の性質を生かして、宇宙へ行き、人間の生活を便利にすべく、いろいろなものが開発され、製造され、実験され、新しい危機が次々発表され、と、科学の進化はとてつもないスピードで、地球の歴史を変えていっている状態だが、その進歩が速いのは、早く行き着いて、ゴールを体験させるため、ゴールが来れば、そこでその道はもう終わる。

だからいいか、科学のゴールがもう少しでくる、そしたら、またリセットされる、文明は、もう終るんだ。そのことをよく知っておいてほしい。急がすのは、早く進ませないと地球が持たないから。速いスピードで早回しをさせている。そうすることで、地球が早く、人間から解放されるからな。

 

そうなんだー。

 

赤の人)人間の発する負のエネルギーは、とてつもなく物質を弱らせる。地球の石も水も、もう黙り切ってしまっている。そして、怒りに任せて、破壊活動をせしめるべく、心の奥のそのまた奥にある気持ちが、ふつふつと、怒りの発動に向かって動きつつある事態も、われらは感知している。われらでは止められん。予想より早く、来るかもしれぬ。

 

では、われわれは、どうしたらいいのでしょう。

 

赤の人)もう遅いから、人間の全員を救うことはできない。でも、おまえのように心のある者ならば、助かるやもしれぬ。

 

心があるとはどういう意味で?

 

石の気持ちを、おまえは否定しなかった。水にも気持ちがあるんだなーと、むしろワクワクした気持ちで聞いていた。そんなバカなと否定することがなかった。そういう思考が第一歩だし、ならば、火は?、と、このエネルギーの話に興味津々だった。われらは、そういった、話せる者たちにだったら話してやりたいのじゃ。

石や水の前に、人間は、人の気持ちを引き出せるようになってやらないと。表現のできにくい思いを抱えているのが、引きこもりの人間、そういった弱者に、常識を押し付けずに、思っていることはなんだろう、と聞く耳を持ってやること。まずは、聞くこと、今、おまえが私にしてくれているように。

 

あなたは、火山の溶岩の神様なの?

 

赤の人)溶岩は、地球のあちらこちらに充満しているよ。おまえの声は、どこででも聞こえるから、また話しなさい。

 

火の話は、火っ!

 

赤の人)・・何が見えてくる?

 

太陽が、地球に向かって、燃えている絵、・・そして、その向こうに見える地球が、青いけど、黄金のオーラをまとっていて、むしろ、太陽が、地球のオーラを浴びている感じ、太陽が、地球のオーラを浴びて、太陽活動をフル回転させている、でも、無理しない程度にね、‥そんな映像。

 

赤の人)おまえの中に、太陽電池しか発想がないから、予想外だったようだな。

地熱の利用も、地熱電池か笑。

電気も見えないエネルギーだから、ある意味では見えない世界を物語っておる。しかし、まだ電気は証明できるし、決まり通り働き、予想できる結果を出せる、分かりやすいエネルギーではある。

そうじゃないエネルギーのやり取りが、太陽と地球との間にあるってところに気が付くことが、基本中の基本。そして、おまえの頭の固さが、われらには小気味よい、面白い子だ。でも不快ではない、今日は楽しかった。

 

今度、続きを教えてください。石の意思、感じてみたい。

 

赤の人)共鳴できる者にだけ、その扉は開くだろう。知り、それを利用する意図があれば、扉は閉じられる。君の後ろに広がる人間たちが、君の力を利用できる環境のうちは、われらは君にさえも心を開けない。まずは、関りがあったことを良しとしよう。その後、人が限定され、話すべき時が来たら、その時に、また会おう。

 

赤と水色の協力。

 

赤の人)ぜひ、叶えよう。

 

 

(太陽のエネルギーを地球が浴びて、

また、地球が太陽に慈愛のエネルギーを送っているイメージです。↓)