水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第三章 水色のなかま ㊷誰かに従えば幸せを得られるという定説が間違いだったので変わっていく

水色のなかま)まぁ、タイトルの通りなんだけどね。

僕たちは、地球上の摂理を見てきて、誰かについていくことや、誰についていけば自分が幸せになるか、ということをみんなが死ぬほど考えている様を見ていて、それは、地球独自の出来レースであり、宇宙としては、全然違う世界があるのにな、と常々思ってきたわけではあるが、やっと地球が、自らの独自路線を改めて、宇宙とつながる大きな愛エネルギーの輪を作り、循環に入ろうとしていることを、喜ばしく思うよ。それ以上に思うことは、今まで長かったー。

 

なぜ、地球だけが、誰かについていく文化を毎回繰り返して滅んできたんだろうね。

 

水色のなかま)もう君にも感覚的に分かってきたみたいだな。そう、その文化を捨てられないことで、勢力同士がぶつかって、互いを滅ぼしてきたんだ。そうして地球の文明が滅んできたんだ。分かるでしょ?なんとなく理由はそこだって。

 

自分の所属のグループが、力を持てば、自分の幸せも引き上げられるという考えだね。僕は、あまりそういう感覚が無くて、どちらかというと個人主義。僕が、相手に対して、個人の意見を聞いているのに、上からの考えを伝えるだけの人とは、うまく付き合えない。個人の幸せと、グループ全体の幸せが複雑に絡みついている場合、いいことを思いついても、アドバイスがしにくかったり、いいこと自体が思いつかなかったりする。

 

水色のなかま)では、君に話そう。同時に、これを読んでいる面々にも考える機会を与えよう。ここに来ている時点で、なにか、変化を望んでいる人たちだと思うから。

この先、誰かに従えば幸せを得られるという定説は、皆無となるんだ。もう、そういうエネルギーで、地球のくらしは立ちいかれない、それが、この先の定説だと断言しよう。

この先の定説とは、愛のあり度がすべての人間を救うということ、愛に愛が返り、愛のある者がやはり他者からも愛されて、皆の愛に引き上げられて幸せとなる、皆の願いが叶うのがこの世界なのだから、人の幸せを望まぬ者は、やはり自分の幸せを望まれずに、不幸となっていく、そういうエネルギーの流れがこれからの地球の主流となり、愛ある者は、知らず知らずに幸せとなるために、誰に愛があるのかが、誰から見ても明らかとなる世界と様変わりする。これは、予言でなく、むしろ、断言だ。

 

そのことは、以前からお話にありましたよね。そのようになるんだなーと思って、僕は嬉しいです。

しかしながら、そうなるんだったらお聞きしたいことがあって。

以前に、僕は、上下関係の有無について質問したんだけど、これは、人間界における上下関係の話で、地球の異次元の上下関係の話ではなかった。

mizuirononaka.hatenadiary.jp

でも僕は、人間界での上が下を支配するような上下関係は、地球の異次元の世界がそうだったから、それに準じてそうなっていた、という理由も大きかったと思うんだけど、新しい定説になるのは、地球の異次元の世界もだと、理解していてよろしいのでしょうか。そうでないと、つじつまが合わないように思うのですが。

 

水色のなかま)そうだね。今、少しずつそうなっているよ。だから、心配はいらない。地球は、異次元も、そして、人間界も、自分の出すエネルギーがそのまま返る世界となっていく。仲良くしている人は、仲良くしている人と知り合うし、がんばっている人は、がんばっている人と知り合うし、やさしい人はやさしい人と知り合うし、それは、内面がそのまま引き寄せられるので、話し方や癖はともかく、中身の近しい者同士が隣り合う世界となるのだ。

君たちもそうだよね、家族でよく似ているよね。学びというのは嘘で、君に苦労を掛けてきた引きこもりの子どもは、もういないよ、中身がずいぶんと入れ替わっている、君のおかげでその子は、他人の魂を引き受けなくてよくて、君自身に愛されるために、その子自身になってきたんだ。これまでは、余分な人物の魂・カルマを引き受けてきたから。

君自身も、子どもを、そして家族を愛する、ペットを愛する、出来事のたびに自分を愛して、自分と似ている家族を愛して、心の奥深さをどんどんと広げてきた、文字通りの努力によって。だから、君は、もう、人の魂・カルマを引き受けて学ぶ必要がないと、世界に知らしめられたんだ。それで、自分の魂を集められる結果となり、同時に、子どもの奪われていた魂をも返され、始めから、君らは幸せになる目的で家族となっていた、助け合い、まとまり合う家族の姿に、本来の姿に、自然な成り行きで戻されたんだ。

いいかな、世界っていうのはね、こうして自分で作られるんだ。自分の意思が作るものなんだ。誰かに頼んだら幸せにしてもらえる、そんなものではないんだ。

自分の意思が世界に反映して、君は、本当に家族や子どもを愛する事しか眼中になかったから、世界からも愛されているんだ。いいかな、どんどんそのエネルギーが君を引き上げていくよ、これからは、そういう世界だよ。

 

ならば、僕が店を開く必要性もないわけだね。みんな個人個人が世界を作れば、それでいいのだから。

 

水色のなかま)いいや、それは待ってくれ。君には次のステージが用意されている、もう一段昇ってもらいたい、そしてその位置で、店の主人という役目を果たしてほしいんだ。

 

でも、僕の役割は、店としては、形が作りずらいよ。この間から、ずっと考えてはいるんだけど、なかなか合うアプリもないし、僕の頭脳では、無料サイトでの店のカスタマイズが難しくて。

 

水色のなかま)頭脳、まだ魂が落ち着いていないから待ってみて。君の魂、この間、また返されたでしょう、そこからの動揺が、まだ続いているから、答えを出すのをちょっと待ってみて。頭脳、必ずつくから。

 

本当かなー・・。まぁ、もう少し待ってみるけど。

あと、引きこもりの子どもが、前と違って中身がよい方に変わっていて、今は、僕たち家族が幸せに暮らしている、みたいに言ったけど、引きこもりの子は、相変わらず引きこもっているよ笑。すごく大きな問題が持ち上がっているとかはないけど、その問題のない現状維持の状態が、いわば幸せだと、そう理解すればいいのかな?すべては気の持ちようだと。

 

水色のなかま)君、僕たちの声は届いているかい?

 

うん、聞こえているよ。

 

水色のなかま)なんと言えばいいのかな。すべては気の持ちよう、そういう意味でもあるんだけど、そうではないというか。

君の望みが、子どもの引きこもりが治ること、だった場合、望みは叶ってはいないよ。でも、君の望みが、子どもの幸せなんだったら、叶っているよ。どんどん叶って、どんどん幸せになっていくんだよ。まず、子どもの幸せを思って努力することで、君の幸せが上がるよ。そうなると、家族の幸せが、結局は、上がっていく、分かるかな、そういう形で、君たち家族は、どんどん幸せになっていく、ってこと。

 

よく分からないよ。

 

水色のなかま)なんというべきかな、君は、引きこもりの子が引きこもらなくなるといいなーと思っているけど、その望みの理由は、引きこもりの子の幸せを思ってのことなんだ。だから、君は、引きこもりをやめさそうとはしていないし、突き詰めれば子どもの幸せしか望んでいない、だから、子どもを幸せにしている、そういう君は、世界から幸せにされていく。・・ってこと笑。わかる?

 

なんとなくわかったけど、それでさ、世界は、僕を、どうやって幸せにするの?えこひいき?

 

水色のなかま)あははは。そういうんじゃないよ、エネルギーだよエネルギー。

君が、子どものことを思うよね、笑顔が見たいなーとか、子どもが安心しているか気に留めていたり。そういう思いを抱くたびに、君の体からは、あたたかい、愛のエネルギーが発散されるわけ。

そのエネルギーを発すると、君の周りがそれを受け取るよね。周りとは、家族もそうだし、異次元では、異次元の存在もそうだよね。それを受けた者も、やさしい気持ちになれるんだ。この理屈は分かるよね。

 

うん、分かる。実際、僕もそうだもん。やさしい人の近くにいると、すごく気持ち的にやさしくなれる。

 

そうそう。そうなると、周りの存在は、君にやさしく接するし、直接は、君にやさしく接しない者は、他の人にやさしくできるんだ。そうして、そのやさしさも、回り回って君に届くというわけ、いろいろな形でね。だから、安心していいよ。

そうそう、それで、君が開く店というものは、君の城、家族に関係ない君が代表という場所、だからこそ、君は、店主となって、そこで君独自の愛を、発散していってほしいの。君にしか出せない愛は、家族とともに行う家庭生活より、ご近所と協力する町内会より、夫婦で助け合う子育てや暮らしより、君っぽいから、人と合せなくてもいい環境で、君の愛を、思う存分、放出してほしいの、それが、君の異次元家族である、水色のなかまからの願い。

君は、その環境で、ひたすら愛を発散していてほしい。受け身にならないで、ひたすら与える愛を練習してほしい、受け身になるとよくない、君色がかすんじゃう。だから、魂が落ち着いてからでいいよ、君の独自性を出せる自分になるまで、待ってからでいいから、君が愛だと思うことを、恐れずに、やっていってほしいんだ。

たとえば、人様のご迷惑を考えて、自分が声かけるを差し控えるじゃなくて、思ったら声かけてみる、人はいろんな反応をするだろうけど、それをこわがらず、愛を、そのまま行動に。それが出来るようになったら、本当最強だよ。君、生家の家族に、積極性をゆがめられてきたから、なかなかできないだろうけど、無理しないで、少しずつの道で、いいんだから。

 

君たちの言いたいこと、やっと分かった。いろいろ言ってくれて、どうもありがとう。

 

水色のなかま)分かってくれたなら、それでいいよ。

それとね、こういう異次元の仲間が、君以外のいろんな人間に、ちゃーんと用意されているんだよ、それを、皆さんに知っていただくのも君の役目、君は、そういう幸せを人様に与えられる特技を持っているんだから、あまり気負わないで店を開いてみたら?みなさんも、きみの完璧でない部分を、きっと理解してくれるよ。

 

うん、そうだね。魂が落ち着いたら、きっと。

 

水色のなかま)一人一人の人間の持つ異次元が、そのままの良さを発揮して、その異次元と人間が、一緒になって、愛を深めたり広げたりしていく暮らし、そんな道が、つまりは、幸せであり、幸せを得られる道とも言える、だね。

 

そうだなー。今の僕がそうだなー。

 

 

 

(異次元と現実とで愛のエネルギーを発散する僕↓)

あれ、画力は上がってないぞ笑。