水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第三章 水色のなかま ⑮現実社会と異次元での出来事は連動している1

今、ロシアがウクライナを攻撃していて、さっき、小児病棟が砲撃されたとニュースで知りました。僕、子ども好きなので、心が痛みます。

そんな中、僕は、相変わらず異次元で様々な出来事を体験していて、そのたびに実際、人間社会における自分が、元気になったり、家事能力が高まったり等しているのを体感しているので、僕の体験している異次元での出来事は、僕自身の現実社会と連動していると言えます。でも、僕の体験する異次元が、現実社会における大きな出来事と連動しているとは、ちょっと思えないんですよね。ならば、このタイトルはなんなのか、・・

今日のタイトルは、水色のなかまが伝えたいことのようですが、どういう意味なんでしょう。世界の紛争や日本の天変地異をふせぐ方法が、もしかして、異次元にあったりするのでしょうか。

 

水色のなかま)今日、話したいことは、世界が滅亡に向かっているということなんだ。引き返せないだろう、もう、‥とっくにタイムリミットは過ぎているのだから。

 

世界の滅亡というのは、地球の文明の滅亡ということなのかな、文明をリセットする時期が迫っているということなのかな。

 

水色のなかま)本当は、正樹にもっと人間社会で活躍してほしかった。しかしながら、正樹は、魂を人に貸している身で、その人に返してもらわねば、目的である文明救済に向かう役目を果たすことができなかった。今頃になって魂を取り返しても、すべて遅いんだ。正樹では、もう止められない。分かっていたんだけどね。

 

そう、なのかな、・・残念だけど。

 

水色のなかま)みんなも正樹に約束通り魂を返していれば、こういうことにならなかったのに。

愛ある者たちは、人間となった時、人として隣り合う異種族の魂を持つ相手に、本当に真摯に愛で接してきたが、それが仇となり、愛ある者の魂がもぎ取られ、その次の転生でも返されず、長いこと何度もの転生でも返してもらえずに、ここまで来ていて、正樹は今世でも、最後まで魂を返してもらえずに過ごし、今に至って、役目を果たせない。正樹が文明を守る役目があったことを皆知らないから、正樹が居なくして仲たがいばかりのみんなだったから、ここまで間違いを続けた。警告は何度もあったから、もう何も言えない。

みんなを守るのが正樹だったのに、能力と魂をもぎ取られていたから、それをさせてもらえなかった。みんなが、正樹に救われないことを自ら選択したんだ。悲しいことだけどね。

 

ちょっとまってください、意味が分からないんだけど。

 

水色のなかま)正樹ですら、異次元の僕たちのことを信じていない。正樹と異次元でどれだけ話せても、正樹は、それを現実世界とは結び付けない。僕らがどれだけ異次元からインスピレーションを与えて、皆にメッセージ性のある作品、例えば映画なんかを作らせ見せたとしても、正樹は、『僕の知ってる異次元と現実の関係と似ているなー』と思うだけで、今一歩踏み込まない。僕には霊感があり、超能力があります、と表立って言うことはない。・・なぜか、そういう教育を母親からされてきたからだ。

巫女の家系に育ち、とうの昔に霊能者の道をやめてしまった家の末裔だったとしても、そこには相変わらず巫女が生まれ、その子に合った働きをして社会貢献してきたものを、母親の強い呪いの言葉と呪縛で、正樹は自分をカミングアウトすることはなく、霊感部分を欠点ととらえ生きてきた。でも、人には得手不得手があるんだ、正樹は霊能力がずば抜けているんだ、なぜ誇りに思ってその道で働かないんだ。‥無理は言えない、正樹も苦しんできた。

 

タイトルは、僕に対することだったのかー。僕に言いたかったことだったんだ。

…いや、僕はね、とっくに異次元と現実社会は連動していると思っていたし、個人的な範囲のことなら認めてるよ、異次元と現実社会は表と裏みたいにつながっているものだって。言わなかったけど、先日観た映画がまさに、僕の異次元と現実の二重生活そのものだったりして、個人だけじゃなくて、世界中の人がそうなってるんだと確信していた。そうでないと、その内容が、みんなに向けて、こんなに大きな作品として作られないもんね。

ただ、異次元を知っている僕が現実で何かしたところで、世界の紛争や天変地異から、人々を救えるの?そこが聞きたい。

 

水色のなかま)君は、現実では何もしないんだろう?

 

今のところはね。でも、我が子を救えるのなら何かしてみたい。その道が、よそのお子さんをも救える道につながっているのなら、気持ちとしては、何かしたいよ。何ができるだろうって、ここのところ、結構考えてたんだ。

 

水色のなかま)君の得意は、異世界の存在同士をつなげること、誰かと誰かの橋渡し、スピリチュアル能力を使って、その活動をやっていく気はない?

 

つまり、通訳ってこと、だよね。

 

水色のなかま)正直に言えば、もう君の活躍する時期はとうに過ぎているんだ。もっと早くにそれを始めていないとスムーズに運ばない。でも、せっかく魂が返されて本当の自分になったんだ、ダメもとで、異次元と現実社会の人をつなげる仕事をしてみたらどうだろうか。君の通訳は、きっと人に喜ばれると思うよ。自信を持てよ。

 

世界に、許されるだろうか、僕みたいな者が。

 

水色のなかま)許されなかったら、淘汰されるまで、うまくいくかいかないか、やらなければ分からない。道は自分で作るもの。

 

うん、そうか。

あ、最後にこれだけは聞かせて、僕がそれをすることで、我が子は幸せになれる?そこが重要なポイントなんだ。

 

水色のなかま)君は心では分かってる。人間ってものは、みんな一つずつ役割を持って生まれてきている。その役割を全うすることが、人間の幸せだし、魂の喜びでもあり、人として生まれてよかった、満足感にもつながるってこと。

だけど、現状を見て。みんな自分の役割を発揮できない状況下に置かれていて、それはつまりは、生まれながらにして、生家の事情とか、生まれる前からある社会常識にがんじがらめにされて、愛情深く接してもらえないから、逆に愛を先人者から奪い取られて生き、成長せざるを得ない状況だから、みんな自分の役割が何なのか分からず育ち、常識の範囲で生かされ、そこから外れることを許されず、ただ死ぬだけ、そして心残りを解消するため再び転生をくり返し、でも解消できずの繰り返し。

だから、そういった人々に、あなたの役割はこれですよ、という情報や、あなたの長所ですよ、といった言葉がけを、いっぱいしていってもらいたいんだよ。

異次元では、もういっぱい働いてもらった。異次元の存在たちにとって、君の言葉は安らぎだった。現実でも、犬の世話や、子育て、家族思いの生活で、これだけやさしくなれたんだから、人に貸していた魂も戻り、こんなに明るく心強くもなったんだから、今度は現実の人に、そういった情報を提供する道を歩いてみないか。通訳として。

店を開けば、君には、話したい人が山ほど寄ってくるよ。まずは、異次元存在が集まるだろう。その後で、異次元が人を招くだろう。どうかな、考えてみてくれないかな。

 

いろいろ良いように言ってもらえて光栄です。

 

水色のなかま)一つ言えるのは、君は、もう少し社会に出たほうがいいし、人と触れ合っていた方がいい、そして、そういう自分の役割を果たしている様子を君の子どもが見て、自分もチャレンジしようと思えるし、よそのお子さんも、君との話で明るくなった親御さんとともに、きっと幸せになると思う。そういう積み重ねが、いろんなところのお子さんを救えるエネルギーとなって流れ、それが渦となっていって、どんどんみんながやさしくなり、子どもの思いを汲んであげられる人々になっていったら、すばらしいよね。

大事なのは、その道を選ぶか選ばないかで、先のことはどうでもいいんだ。大切なのは、今なんだから。今、で、先の結末は、いくらでも変わる、それが、現実世界なんだよ。現実は、自分が作るんだ、人からのお仕着せでなくて、自分が作っていくものなんだ。いくら母親に、引っ込んでいなさい、つつましくいなさい、出しゃばらないで人に従いなさい、としつけられてきたとしても、その呪いの呪縛を破るのは自分、決めるのは自分なんだよ。出しゃばっちゃえば?笑

 

いろいろ言ってくれてありがとう。・・そっか、ちょっと考えてみるよ。

僕が、自分の役割を果たすことが、直接的に、世界平和や天変地異を防ぐ道につながらないとしても、現実をみんなで作りあえば、もしかしたら、・・その先には・・。

 

 

(大事にしてあげたい子どもの心 ↓)

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