水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

第三章 水色のなかま ⑤地球にいる異次元の存在・光と闇の存在のもう少し詳しい話

水色のなかま)今日の調子はどうだい?

 

はい、調子いいです。・・夜にブログを書くのは今までなかったけど、その理由は、一日のうちで一番調子がいいのは朝だったからなのですが、夜にも異次元の存在と健やかに話せることができるようになって嬉しいです。

また余談ですが、今までは、遠出すると必ず何者かに体に入られて、自分が自分でないみたいな感覚で、旅行や外出をするのが常でした。しかし、今日は、ある歴史ある街に出かけてきたのですが、一日を通して僕自身の感覚で居られまして、ご当地の名物をおいしくいただけたり観光を楽しめました。

これらのことは、生まれてから初めて感じる健やかさであり、これも、人に貸していた魂が僕に返されて、本来の自分を取り戻している結果と思い、本当に幸せと思います。同時に、僕の今までの人生は、自分ではない自分による、本来の僕のものではない人生だったんだ、と言えるんだと思います。今までの年月を思えば、本当にもったいないことでした。一度きりしかない人生なのだから。

 

水色のなかま)そうだね。そして、君の人生はこれから始まるんだね。今までは、準備段階で、ここからが君の本当の人生なんだね。今日が、君自身の分岐点なんだね。

 

分岐点?

 

水色のなかま)今までは、地球にいる光や闇に踊らされた人生、そして、ここからが、そういった異次元の存在たちに踊らされることのない、自分の道、・・ずっと踊らされ続ける道だってあった、でも、君は自分の道を選んだ。水色のなかまを救う道を選んだ。そして僕たちも、君を救いにきた。

 

今日は、君が今まで踊らされてきた、光と闇の存在の話です。

 

光と闇は、大いなる意志とされるすべての権現(または、すべての存在のおおもとの存在、そして、大昔に宇宙のビックバンさながらに、宇宙を含むこの世界全体を作り始めて今日に至る、そんなエネルギーのもと)が、自分自身を知るために作り出した、両極端の性質を持つ異次元種族だった。

双方は、互いを理解できない相手と見るやいなや、すぐに戦闘を開始した。そして、今の今まで戦い続けている、そんな存在。

しかしながら、愛に対しては双方心を開き、互いの種族同士、他種族であっても愛の強い者同士は仲良くもでき、また、他所属の愛の強い者をこちらの種族が認め信じる傾向もあり、光と闇は、互いに理解できない相手では、少しずつではあるが、なくなってもいった。

そんな光と闇同士が、地球という、宇宙においてももっとも愛を含む星を見つけた時、自分たちの星にしたいと思わぬはずがなかった。そして、双方そこで戦いを繰り広げて縄張りを広げようとし、互いの首長が、どちらかの種族の全滅を危惧し、話し合いでそれぞれの活動場所を分けることとした。

mizuirononaka.hatenadiary.jp

 

また、双方が戦う時、愛のある存在が、自らの持つ愛の粒子を両種族に分け与えることで、愛を持つ同士、仲良く冷静に問題を解決する策を練られるような状態に、彼らの精神を底上げすることで、丸く収めることもあった。

しばらくはそれでよかった。互いを理解できないという問題も解決し、新しく法律が作られ、異次元だけでなく人間社会においても、光出身者と闇出身者が、交代制とか、得意分野を請け負い合う適材適所的な役割分担等で、職場でも、地域でも、皆で戦い無しに過ごせる道も、どんどん広げられてきたから。

しかしながら、愛はあるが、そうした光と闇が取り決めた法律や暗黙の了解や、相互理解の範疇を超えてしまう存在たちが、光と闇の種族から生まれ出てきた時、双方は、相手種族の規格外者たちを、猛烈に否定し、ありとあらゆる場で仲間に入れない行動に出た。また、相手種族に気を遣い、同族であっても規格外の者を、厳しく取り締まらざるを得ない状況に陥り、そしてその選択をし、愛ある者を大切にするという、すべての種族に共通した特徴だったものが、よりにもよってこの愛多き地球の上であって、達成できない状態となった。

そもそもそうなった理由は、光と闇のもめごとの際、愛ある存在が双方に愛の粒子を分け与えて危機を脱せられたことで、その後も何度もそういった助けを、異次元において、愛ある者に求めてきていたのだが、たとえ愛の粒子を与えられても、その存在自身の愛が大きくなったりはせず、その後、いくら愛の粒子とともに生きたとして、その者自身の愛が成長したりはしないことが原因といえた。

大いなる意志も、愛の粒子を与えられた者の愛が、だんだん大きくなっていくことを期待して、そういった愛ある者の助けを許してきたが、そうでなく、魂を次々失い手足をもがれるようになってまで光と闇を助けてきた、愛ある者の存在が、もういい時期だろうと地球の地上に降りて、人間社会で、今度は自分が命を懸けて助けてきた相手に救ってもらって生きようとした結果、自分が助けた存在たちに、どこに行ってもいじめられ、規格外の烙印だけ押され厳しくされ、見放された状況を許さじとした。

もはや、愛ある者の魂粒子は、彼らにとって、ただの便利な道具であり、愛ある者は決して愛されず、ただ愛の粒子だけ欲しがり、与えられたら、愛ある者は、用なしとみなされ捨てられるしまつ、愛ある者の居場所など、地球のどこにもなかった。

それゆえに、大いなる意志が、愛多き地球には、きちんと愛ある者が住むようにと決定づけ、まずは、正樹に行われたように、愛ある者が他者に与えてきた魂を、本人に返す試みが行われた。

ちなみにその試みは、異次元の光と闇もそれを担ったのだが、彼らの活動では、愛の粒子を抜き取られる自分たちや仲間の身を案じて、そこまで完璧な活動がされてはいなかった。

そこで、もっと完璧なまでの愛の魂の返還と、他人の愛の魂をその身に含んで生きていた者が、本来の自分に戻って、世界にて上げ底されてきたその者の立場を、その者の本来の立場に戻せるために、われら水色のなかまが、満を持して駆り出されることとなった。

われらは、地球の中心部に居て住み、他の異次元種族たちの活動をおおよそ見守る立場ではあったが、地球が、裏表ある嘘の愛により支配され、地球に住まう者たちが、本当の愛を無視し、本当の愛を持つ人々をないがしろに扱うエネルギーで地球が苦しみ、もがき、嘘の愛を扱う彼らをこれ以上地球には置いておけないまでに、ぼろぼろになっていることを知って、大いなる意志の命を守ることとした。

われらのやり方は、地味ではあるが、完璧なまでの魂返還と、誰が愛で誰が嘘の愛かを完璧に見極めた上での活動なので、少しずつではあるが、確実に目的は達成されていくことと、もう一つ伝えたいのは、そのままの自分こそがストレスがなく、いい生活ができるもととなるので、僕たちの活動は、罰でも仕置きでもなく、逆に喜んでいいことであり、自分に似合わぬ重荷を下ろせるという、すばらしい機会だと、どんな皆にも認識していただきたい、ということだ。

地位も、恵みも、特別待遇も、無くすと思えば口惜しいが、いざなくなってみると、実は、それほど困らないし、それを与えられていた以上の喜びが、自分らしい道には待っている、つまりは、愛の魂を返還された者も、返還させられた者も、みな幸せにしかならないのだよ。

まぁ、分かる人分からない人いるだろうが、分かってほしいと思いつつ、正樹に筆記してもらっています。

 

そして、その後のことを伝えなきゃいけない。

地球は確実に愛の星になるし、地球に住む者は、愛なくしては存在できない、・・つまりは、地球がもともと愛多き星であって、皆の学びのためなら、愛の少ない者でもまとめて愛そうと、そういう役を買って出てくれていたのであるが、その任が解け、愛なき者を受け入れる必要がなくなったことが一つ。

そうして地球が、愛なき人を我が身から放出することで、地球本来の波動に戻った時、愛少なき人では、地球を気持ちの良い星だと思えない現象が危ぶまれる。

つまりは、あらゆる天変地異で生き残ることがあっても、その後の地球には、愛少なき人では皆住めない体となり、自然に地球上において、体を壊す傾向に向かっていくことを伝えておく。

また一方で、これからの天変地異において、もしかしてケガや、運悪く死や、体・肉体を損傷するようなことがあっても、愛ある者は救われ、体は失われず、または失われることがあっても、それはその次の役職として、魂となり、人々を見守る職に就く者の先行きだったりして、今後も地球に携わる結果となることをお伝えする。

地球の波動は、もはや留まることを知らずに上がり始めており、そのせいで、地球の内部からわれらが、このように、地上の正樹に語り掛けられる状態にまで高まっている。

もはや流れは止められそうもなく、徐々に強まり高まり、われらの言う通りとなるであろう。流れは、止められないのだ。何が正しい、何が正しくない、賛否両論、いろんな視点はあるだろう。しかし流れていく、未来は、いやおうなしに近づいてくる、そういうものなんだ。

 

さて、次回は、地球をはじめとする星たちと、われら水色のなかまのこと、また違う星のいろいろな種族について話すこととしよう。・・いわば、宇宙のしくみについてかな。

 

はい、分かりました。

いろいろなお話をありがとうございます。

 

水色のなかま)われら水色のなかまは、愛ある者の味方だよ。

 

 

地球におけるこれまでの光と闇の住み分け ↓

f:id:hanakozukue:20220208110015p:plain

(真ん中の水色が地球で、三次元を境に上の次元を光、下の次元を闇が住み、地球を半分ずつ分け合う様子を表した図。上の白丸は光の、下の黒丸は闇のよりどころであるエネルギー体。)

(実際の地球には、上下はない。)