水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

自分の箱舟を漕ぎ出そう

(連日、僕が人に貸していた僕自身の魂が帰ってきていて、

そのたびに精神は揺らぎ普通を失いを繰り返すけど、魂が自分の体になじんだ後は、さらなる自分に会えて、物事の新しい見解とか、今までにない発想とか、成長してる自分に会えている。

芯から、自分の気持ちだ、という実感があるし、これはもう、自分の魂が帰ってきている、ということは事実だと受け止めていいんじゃないかな、と思っているところ。

異次元の言葉は、どこまで信じていいのか。

異次元の存在には、虚言とか、言葉で刺激を与えて人間の様子を見る、とかもあるから、全部が真実ではないけど、きっと、自分の心の中に答えはあると思う。何を信じるも信じないも、自由でいいんだと僕は思う。)

 

 

異次元の民)では、説明してくれ、これからのことを。

 

(何を?何についての内容?‥それに、突然出てきて、あなたは誰?)

 

異次元の民)もう待ちきれない。

実際、異次元の世界が様変わりしていて、価値観も目指すべきことも、今は、かつてあった目標にみんなが向かう、とか、誰かを目指して努力する、とかがなくて、考えあぐねいている、どう生きたらよいものか。

 

(自分の生きたいように生きたらいいのでは?)

 

異次元の民)どう判断するのが正しいのか、・・

 

(それは、異次元の勢力図において、勝ち組になるためには、ということ?)

 

異次元の民)そうだ。

 

(そういう考え方が、今後は通用しなくなりますよ。ちなみに、勝つ、負けるって、いったい何?)

 

異次元の民)勝てばうれしいし、負けたら悔しいし、勝ったら分け前が多いし、負けたら没収だし。

 

(いまだ、そういった価値観で生きる方がいたなんて、異次元も遅れているね。)

(・・すみません、私事で、今、ものすごく腹が立っているもので。僕の母が、まさにそういうことを大事に思う人だったので、そのせいで、僕は価値観の違いから、ずっと不幸を被っておりました。)

 

(とりあえず、今の僕の心に浮かぶことをお話いたします。

昨日、日本人の若者の自殺者の数が、コロナ渦が相まってますます増えているようで、そういう若い子が死ぬのが、僕にはとてつもなく悲しく感じられるんです。死なないでほしい、せっかくここに生まれてきたのに、って。

だけど、若者を死なしてしまう現状は、なかなか変えられなくて、それも、みんなの所属する大きな組織が、そういった弱者に冷たくて、自分の期待通りに動く人材をありがたがって重用しているから。そうである限り、自分もやさしいままではいられない、強くあって、上司に気に入られるという、生存競争に打ち勝たなきゃ!、皆がそう思ってしまうから、きっと、弱者のことを思う暇と、心の余裕がないんですよね。

だから、僕は、どうしてもどんな仕事でも続かなくて。僕が重用されて、他のやさしい人や要領の悪いだけの人が冷たくされるのが、どうしても我慢できなくて、働く気力を失ってしまうから。

僕は、職場のやさしい人や、誠実な人を、大切にしたかった。

でも、僕みたいに、たまたま妻に職業があったことで、家で家事を行えば家族の暮らしが立てられる人ばかりじゃないから、どうしても職場の価値観に従い、やさしさを捨てざるを得ないのは、仕方がないことと思います。だから、誰も悪くないと僕は思う。

だからこそ、僕は、一人になっても、この道を続けます。やっぱり、やさしい人が困っていたら、おいそれと強い方につけないから。それこそ、そこを曲げたら、僕は死んでしまうから。)

 

(異次元の存在が、どう動けば勝ち組なのか、と僕に聞きに来たけど、僕からしたら、そんなの知りません、僕はそういうふうに考えないから、自分のしたいことが、やさしい人、誠実な人を大切にする、だから、そうするのみ、どんな場面でも、それを軸に僕は動きます。・・そのように答えますけどね。)

 

異次元の民)分かった。

では、私から、知っていることを話そう。

 

異次元は変わりつつある。

どんなふうに、・・まず流れ、みなが向かう方向、新しい価値観がそこに生まれている。そのことを伝えるべく、ここへ来た。まずは、おまえが何派なのか確かめねばならなかった。勝つために、それをしているのかどうか、確認する必要があった。おまえは、勝つために生きていない、生きる方向が目的意識ではなく、自己に立ち戻ることで自己の判断を生む、そういった思考回路で物事を判断していることが確認された。つまりは、あなたはワンネスであることが分かった。

 

(ワンネスなんですかー。よかった、ワンネスなら。)

 

おまえの母親は、目的意識の判断で生きていた。つまりは、目的のためならば何もかも犠牲にした。今生では、おまえに助けられ、そういった価値観から卒業するはずであり、おまえも他の兄弟たちも尽力し、おまえもおまえの兄弟たちもそれなりの努力を収めたが、そのことに功を奏し、ますます調子に乗り、自ら改めることなくこれまでの価値観を深め続け、皆の生活をめちゃくちゃにした、その罪は重い、おまえもよくここまで回復した、よくやった、ひとえにおまえが頑張ったのみの人生であった。

おまえは分かっているが、母のことを話そう。

おまえの母は、おまえの家を自分の思い通りにするために尽力した。まず権力を握っている夫であるおまえの父に従った。その次に後継ぎである長男おまえの兄を贔屓して育てた。一方それ以外の子どもたちには、長男以下に扱い、長男が今の立場を喜ぶように、巧妙に長男以外の子どもを粗末に扱った。おまえには特につらく当たった。

おまえの母は、人間社会である現実には、良妻賢母で非常によく働いた。しかし、異次元的に見たら、その心はドロドロで、隠してはいたが、人へ対する不平不満ばかりの人生であった。そして、ストレスをおまえにぶつけ、そうされるのはおまえが悪いとおまえに印象付け、巧みに自分を恨まないようにも計らっていた。

おまえは素直だから母親のすべてを信じた。母親が子供を嫌うはずがないと思っていた、自分がそうだから。しかし、おまえの母親は、そういったおまえの自分に対する誤解をいいことに、おまえからどんどん魂を引き出しては、自分の保身と自分の発展のために、家族を思うでなく、ひたすら世間の評価を得るを目標に、地力を使い、他力をも引き出していた。

 

(母のことは、僕は、もういいんですよ。何も思っていないんで。)

 

そういう、おまえの母親のような者たちが、地球では、ずっと権力を握ってきていて、この変化の時が来ても、自分たちを成長させたリ、次の地球へと導いてくれるはずのやさしい存在をも小ばかにし、愚弄して、そういう存在の存在感を押しつぶしてしまって苦しめ、挙句の果てに、自分の新しい道までも自ら封じてしまう、という事態となり、今ここにきて、ものすごく焦っているもようだ。なぜなら、この変化は決まっていて、誰にも止められないものだったから。

 

正樹よ、もうだいぶ魂が戻ってきた、そろそろ漕ぎ出そうよ、箱舟を。

ノアがやったように、ここの船も、そろそろ出航の時が来た。

箱舟には、もう人員がそろっている。

おまえが、この先で会う者がその人員だ。それ以外には会えない。

好きなことをやりなさい。自由に生きなさい。もし不自由ならば、それは、おまえに問題はなく、他の未練だと思いなさい。

では、最後の仕上げをするぞ。

 

(あ、ちょっと頭が重くなってきた、・・思考が乱れます。魂でも入れられるのでしょうか。・・では、この続きは、また今度。皆さん、お元気で。)

 

 

 


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