水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

異次元とは4

(昨日は、本当につらかったー。

また何者かに体に入られて、頭がガンガン痛くなって、体が動かなくなって、家族に当たるまいと思い、仕方ないから気分転換にゲームしてたら、夕飯の後、もうどうにもならなくなって、申し訳ないけど寝るよ、と寝室に入ったら、子どもたちと妻がふざけていたずらしてきたので、笑うどころか怒鳴っちゃったんだ。あーあ・・。

・・ちなみに、何かを体に入れられる、とかは、実際に僕が経験しているから、現実にも普通にあると僕は分かってる。幽霊とかそういうものが憑りつくでなくても、体に他の意志を差し入れられると、もう自分の思考とか行動とかが自由利かなくなって、自分ではないように動いたり、発言したりしてしまうんだ。怒りのスイッチが入る、みたいなのも、そういう類な場合もあるよ。理不尽極まりないけどね。)

 

天の存在)今日は、そういった、異次元と人間との関係とか、仕組みについて話していこうか?

 

(よろしくお願いします。)

 

自分ではない自分、そのことに、大抵の人たちは気が付いていない。

自分でない自分は、自分の体に何かを差し入れられてそうなる場合が非常に多い。

正樹は、そういう経験ばかりしてきた。

ここで一言欲しい、ここで行動して見せてほしい、みたいな、異次元からの期待が大きかったのと、自分の思考能力を、母親に奪い取られていたから、自分の意見を持つことができずに、いつもなされるがまま、失言や失態を繰り返していた。たとえ、異次元には期待されても、人間の前でそれをやればおかしな人と見られるし、誰かをかばうために罪や標的を正樹に向ける必要もあって、文字通りいいように使われてきた。それは理不尽で当たり前だろう。

今は、正樹に自分の意志が戻り、つまりは、母親が握っていた正樹の本来の能力とか性格とか、愛とか、そういうものを含む魂粒子が、このたび正樹の体に戻されたので、自分の意識を取り戻せたんだが、意志が戻った今は、言いなりになんてなりたくないと思って当然、母親を憎んで当然だろう。

しかし、現在でも正樹は体に何かを差し入れられるし、そういうときは、自分でなくなる瞬間を経験するし、また、正樹以外の民らも、同じく、日常的に異次元から何かを差し入れられては、自分じゃなくなっていることにも気が付かず、自分にはありえない振る舞いを、今現在もさせられている。

われらは、そのことにも、それをなしている異次元の存在に対しても、怪訝な思いをぬぐえないでいる。

なぜなら、そうすることで誰かを犠牲にしてその場が丸く収まったとしても、実際には収まってはおらず、誰かに我慢をさせて、実際には違う種族同士の軋轢が軽くなったわけではなく、そのまま、むしろ、それより悪化した状態をそこに表していく結果になっていくからであり、すべては、正樹の母親に代表するような、建前で納めれば、裏はぐちゃぐちゃでもいいという考え方が、問題の解決や、それぞれが必要な経験を経ることを遠ざけ、地球をどんどん悪い方向へと向かわせた、と言えるのだから。

特に正樹の現在の差し入れられ方は、本当に正樹の人生とか、ポリシーとか、生き方を度外視して、いいように使われているだけの状態なので、ここぞという場面でないのならば、もうそういった所業は、いくら異次元の存在ができるとしても、公平でないし、この先はやっていくべきではない、とまともな存在だったら自重していく事柄なのである。

正樹の意志に反して、ごり押しや、交換条件の状態で、人に無理に何かをさせることは、今後は避けなければならない。

 

(でも、そのままを異次元の人は、続けるわけでしょう?)

 

私の考え方を述べたまで、この言葉が、異次元の存在を規制するものではないので、今後はない、とは言えない、つまりは、異次元が、皆の思っている以上に、現実の世界へ入り込んでいることをお伝えせねばならない。

 

(僕は分かっているから、逆上したりする人がいても、あまり変には思わないよ。そういうこともあるよね、と思うだけ、自分がそうだから。だって、仕方がないんだもん、本当に自分では止められなくて、子どもがずーっと寝ちゃうのも、異次元の作用だと分かっているから、子どもを怒らないんだよ、本人は、努力してるしね。)

(そう、ちょうど、マトリックスという映画で、どの人もエージェントに変わっちゃうのと一緒。あれ、その人にはどうしようもない。)

 

 

そう。そういうことを説明したかった。

あと、異次元の存在は、良かれと思ってそれをしているが、よろしくないという概念が、ほとんどないんだ。今は、まだ、旧組織の価値観が世界を支配してるから、旧組織の価値観がそのままである限り、異次元もそうするだろうし、異次元の個人個人が自由にふるまえる環境ではないので、自分に何かを差し入れてきた存在に話したところで、らちが明かないんだ。

これからも異次元と関わっていく僕 - 水色のなかま (hatenadiary.jp)

 

(そうだろうね。だから、すごく腹が立つよ。僕にだって人生はあるのに。)

 

 

ブルー)・・あ、今やっと戻ってきた、おまえの体に魂粒子、その粒子は、おまえの母親からだ。母親が、長いことおまえの力で活動してきたが、今は、おまえと関係が切れた後、それを行使できる権利を失い、ここに魂が戻された。こういうことが、どんどん進むといい。ほかの民においても、親や上司、友達から、どんどん自分の魂が返ってきているから、みんな自分自身を味わって、生き生き生きてほしいものだ。

 

(この魂粒子は割と重大な部分なの?)

 

ブルー)重大だね。今のままでは、まだおまえは俺たちと話ができない。言うなれば、会議に加われない。人間として地球に生きていて、そういった大事なツールまで渡してしまっていたから、おまえの母親はずいぶんとおまえの自信を失わせ、自分はこの力を持つにふさわしくない、という烙印を、よほど強く押させたんだな。ある意味神業だ。

 

(・・・。)

 

ブルー)でも、戻れば大丈夫、もうすぐ会議ができるぞ。

 

(正直、うちの母親ってとんでもないね。)

 

ブルー)母親を代表に、みんなしておまえを封じ込めたんだよ。都合が悪いから。

 

(・・・。)

 

ブルー)お家の繁栄?、当主の出世?、自分の立場向上?、そんなの望むのって、もう愛じゃないだろう? 

 

(それは、分からないけど、もし僕と同じような立場の方々がいたら、今からでも、どうか幸せになってもらいたいな。)

 

ブルー)そんなおまえの思いは通じているし、文字通り、魂は帰ってきているし、

 

(僕は、心底、母親に愛されていなかったんだな、道具として、使い捨てにされてきたんだ。僕自身が、どんな魂なのかは知らないが、人間として生まれてきて、親にそんなふうに扱われたんじゃ、浮かばれないよ。)

 

ダウス)だから報復するんだろが。

みんな、その思いでいっぱいだ、正樹を苦しめたやつは、闇から報復される。同じことを返されていく。闇も人には入るんだ。人に入って、自分でない行動を山とやらせるつもりだ。今後、異次元が正樹に入って悪さを働いたら、闇は、その異次元の存在と、それを命令したり望んだりした人間を許すわけはなく、その人間に同じことをして正樹の気持ちを味わわせる、その方向で一致している。目には目を、歯には歯を。

 

(でもダウス、闇にもいろいろあって、みんながダウスと同じ意見ではないわけでしょ?僕に悪さをする闇もいるんじゃないかな。)

 

ダウス)もしいたら、その瞬間にその闇は消滅している。流れだ、もう来ているんだ。ワンネスへ向かう流れが。それに、闇は天よりもまとまっている。心配はいらない。

 

ブルー)天もまとまってワンネスに向かえばいいんだけどな、地球で幅を利かせたやつは、まだ人間と結んで力を行使したい気持ちでいっぱい。

人間ってやつは、天の存在を狂わす力があって、人間の思いは、例えば、尊敬とか、敬愛とか、ファン熱とかな、そういったものを受けるともうメロメロで、人間を手放せなくなってしまうんだ。

そして、人間の念というものは、異次元を突き通すまでの力があって、異次元の民の潜在意識に、人間の価値観が知らず知らず巣くってしまう特徴があるんだよな。よほどの意志の強い存在でなければ、または、そういった意志に関係ない自然体の存在でなければ、人間の強い思いに影響され、振り回され、気が付くと、ある人間にコントロールされる結果となる。おまえの母親が、そうやって異次元を牛耳っている、いや、もうできなくなったがな。

 

(・・・。)

 

ブルー)おまえの言いたいことは分かるよ。あきれているんだろ?

 

(いやー、僕はそういうの、いやだなーと思ってさ。)

(異次元の存在にしても、人間の方々にしても、みんな、それぞれの思いや、良さがあるのに、それに蓋をして、一人の者が自由に動かすなんて、・・最悪だよ。)

(僕は、人が、人と違うのが好きで、人が、人とは違った色を持っているのが好きで、異次元の存在が、みんな個性的なところが良くて、こうして話しているんだから。)

(まとまっているという闇の存在にも、よくよく感じたら、いろんな個性があって、そこが面白いよね。僕は、そういう考えしかできないから。違うままで、みんなで協力ってできないものかなー、ってさ。)

 

ブルー)そうだなー。よし、ならまた正樹のために骨を折るとするか!

 

ダウス)そうだな。俺らのできることをやろう。

正樹は、みんなの違いが好きなんだから、みんな違っていたって、それが面白いんだから、一つの価値観でなくて、みんなの価値観を信じているんだから。俺も自信が出てきた。そして、俺の部下どもにも、そう言ってやるんだ、みんなの持てる、その気持ちで良いんだ、って。

 

(みんな、自分を好きでいればいい。)

 

ブルー)ダウス)おお!

 

(今日も、よい一日だ。)

 

 

 

 


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