水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

母から背負わされたカルマを返す

(今朝は、急に気分が悪くなって、せっかく僕の代わりに子どものお弁当を作ってくれている妻に、ささいなことで感情を噴出させてしまった。

その理由は、急に僕の体内に、母親からされた過去の仕打ちがフラッシュバックしたからだ。

そしてその後、僕は、さっき僕に差し入れられた母親のカルマを取るように、闇の存在に言われた、自分たちがそれを、本人に返しに行くから、と。

僕は、自分でそれを取り、あと、子どもたちにも入れられているから取るように言われて、遠隔で取って、闇の存在に渡した。

どうして、母のカルマがここに来るのか、僕たちは、いつまで母のカルマを浴びせられ続けるのか、ちょっと異次元に聞いてみたいと思って、パソコンに向かっているんだけど・・)

 

 

母の声)子どもが親のカルマを背負うのは当たり前・・!

 

(そうではないと思うけど、僕は、そういうことはしたくない、自分のせいで子どもを苦しめたくないと思うのが親心なんじゃないかな。)

 

母の声)助けないと、私がどうにかなっちゃうから助けて。あなたはまだ余裕があるでしょう。

 

(僕は、お断りです。子どもたちにも、大事な将来があるんだから、苦しむ意味なんてない)

 

母の声)苦しんでこそ、この世で暮らす力が付く、そのためにカルマを提供している。

 

(つくのは、あなたに対する憎しみだけですけど。)

 

母の守護の存在)もう母親のことでは苦しまないから安心しなさい。こちらで何とかするから、どうか穏便にお願いしたい。

この者は、神から来た汚れ、それの払しょくを地球でどうにか試みたが、汚れは汚れでしかなく、天から来た他の存在を苦しめるばかりで、自らの成長をするどころか、人にカルマを渡し、自分が楽になり、カルマを持つ者を馬鹿にし、と、その繰り返しの人生であった。そのこと、神々が知らなかったとはいえ、今まで地球に降りていた人間じゃないものたちに、申し訳なかったと反省している。

神々は、自分らが捨てた存在を、その申し訳なさで、代表で学びなさいと、やさしく地球に送り出したのだが、そういう気づかいに甘え、皆の上に立ち、自らのカルマを与えるばかりで、その存在をついぞ変えることはかなわなかった。汚れは汚れであった。

よって、神々は、大いなる意志の言いつけ通りに、地球からこの者を輩出することとした。この者の魂は、もうないから安心してほしい。カルマも全部回収してこの者に返す意向である。おまえのところには、特にカルマ流出を阻止したいと願っている。

 

(どういう流れで、カルマを流出できていたんですか?)

 

母の守護の存在)ながれ、・・、それは、この母親が大神出身なので、闇が言うことを聞く、そういった命令形態が出来ていて、魂もどうにでもできた。そういった権限を乱用することで、地球の学びいける環境が、著しく下がってしまったことは否めない。

 

(これからは、その流れを、どう阻止するのですか?焼け石に水では?)

 

母の守護の存在)命令を背くこととする。その力がもうないし、ずいぶん力は取り除かれている。意志が強いことで、いったんとった力も再び手繰り寄せ、人の気も取って自分の力とし、縦横無尽に動いてきたから、このたびおまえに拒否されて、輝かしい一生に傷がつくとずいぶん焦っている。おまえのことは一目置いている。

 

(おかしなことをおっしゃいますね。一目置いている人が、僕にこんな嫌がらせをするでしょうか。もう親とも思ってはいませんが。)

 

母の守護の存在)少し前のおまえとは、ずいぶん違うようだ。前は、好意を好意として受け、喜んでくれた。

 

(僕は無知でした。しかし、子どもができてから変わりました。母は僕を愛してはいなかったことが分かりましたし、どうもおかしいと思うことが起きすぎました。それで自分なりに調べて考察し、結果、母の悪心を確信しました。)

 

母の守護の存在)ならば、もう嘘はつけまい。今後は、闇は、おまえの言うことのみ聞くし、母親は、闇や天の使徒を動かす力は与えられない。大いなる意志より強いものはないからだ。おまえの意志は、大いなる意志に届いている。一時曲げられた事実が与えられていたが、その時はもうなくなり、今は、新しく、何もかもが動き出している。そして、その人員に、母親の名前はなく、母親はもういないも同然。一時苦しみを感じた後、死後は、ここでない場所、似合う場所に捨ておかれる、守護もなく、指導もない場所へ、自分のしたことが返される、絶好の場所へと、つまりは、地獄とも言えよう。

 

(ほかの星ということ?)

 

母の守護の存在)はっきりとは言えぬ。ほかの星も、受け入れたくない存在で、漏れると困る。地球ではない、地球は、大いなる意志が許さないから。

 

(僕の体が今痛いのは?)

 

母の守護の存在)母親の憎まれ口だ。聞かぬ方がいいだろう。

 

(分かりました。ご丁寧にありがとうございます。)

 

母の守護の存在)私たちも、この者の指導には、ずいぶん苦労した。許してくれる存在に甘えすぎていた。そうでないと指導できなくて、あなたには、本当に申し訳なかった。関係ないのに苦しむ道理はないから、どこの世界でもそうだから。それを、あなたは自分の身を削り、われらに協力してくれた。しかし、お子さんまでにその影響が出始め、あなたは初めて拒否の姿勢を示したんだ。もう十分だから、安心してほしい。

 

(ありがとうございます。)

 

(これが、いつまで続くんだろうな、いい方には向いてるようだけど。)

 

ダウス)もう終わった。そう思っていい。

 

ブルー)神々も、おまえに頼っていたんだよな。情けないことに。

 

(今となってはいい加減にしてほしい。)

(もう母と縁を切りたいんだけど、可能だろうか。)

 

ブルー)大丈夫だ。自分のカルマでがんじがらめ、さすがに自分のふがいなさ、悪、程度の低さに気が付くだろう。そして、ここには来させない。闇も天も、阻止だ。

 

(だったらありがたいけどね。)

(あ、僕のたましい粒子が返されてきた。)

 

ブルー)おまえもだいぶ強くなってるけど、もう少しかかる。

 

ダウス)母親とおまえのつながりは、割と真の方にまで及んでいて、母親は、自分のことをおまえだと思っているところもあって。

だいぶ魂が返されて、二人が切り離されてきているけど、一番核のところに、絡みついている部分があって、おまえが地球に入ってきた時、あまりにかわいそうな扱いを受けていた母親の魂を救おうと決心し、そこまでの結びつきを決めたいきさつがある。

母親は、そのことを忘れて、おまえの魂を無駄使いし、おまえを苦しめ続けた。おまえがずいぶん消耗された。

しかし、それももうすぐ解かれる。そうできたら、もう二人は別々に。

 

(待ちどおしいよ、ほんと。)

(今取ろうかな。笑)

 

(僕の背中の中に入ると、中央の奥に、さび付いた南京錠みたいのが付いてて、すごく違和感ある、これかなー。)

 

ダウス)それだそれ。とれるか?

 

(僕の水色の魂のところと、Uの字同士でくっついている。・・

よし、取れた、周りのさびも一緒にぐるりと取れた。これでいいのかな、)

(あ、僕のたましいのところにフタがあいて、水色の奥に、茶色のさびの粒子がいっぱい、ここにしまってあったのか・・?)

(僕の粒子の中に、ゼリーの中に錆が入ってるみたく無数に浮いてるものが、全部母のカルマだとしたら、それを抜くには、・・・、すーっと力で吸って、…動いた、‥出てきた、‥全部残らず・・・、すーっっと吸って、・・・、もう少し、・・、

あ、またその奥にもあった、どす黒いもの、すごいね。…それも取るよ、‥よーし、ゆっくり、慎重に、)

(海からクレーンであげられた、アミの塊みたいに、でっかいものが、徐々に、出てきた。)

(これを、闇に託すよ。はい、お願いします。)

 

ダウス)承知した、俺が直々に行ってくる。いろいろ話もしなくちゃいけないから。

 

(ありがとう。頼むよ。)

(魂の奥に巻き付いてた、こよりみたいなのも、取れました。)

(あ、母だ。)

 

母の声)もう終わりなんだね、これでいいんだね。

 

(終わりだね、良かった。)

 

母の声)お母さんが苦しんでも後悔しないかい?・・

 

(うん。後悔しないよ。精いっぱい助けてきたから、もう気がすんだよ。)

 

母の声)そうだったら、残念だ。・・これからは自分で受けなくちゃいけないから。・・仕方がないけど、もう、こんな幸せな時は来ない、だから、抵抗もしたけど、もう、そうしても、終わりだから。正樹には、勝てない。・・

 

 

(与えたものが、与えられる、それが、正当となる世の中が来るのが、僕の夢です。

なぜなら、それが、最高に平等だから。)

 

 

 


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