水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

異次元とは2

天の存在)今日も、私からメッセージを伝えよう。

異次元とは - 水色のなかま (hatenadiary.jp)

正樹は、非常に用心深くて、昨日の話し合いをできすぎだと感じたようで、まだわれらの異次元を変えていくという熱意を、本当には信じていない。そして、自分が旗頭に掲げられることに難色を示していて、自分自身はあくまで生活をなしている人という動物であって、人としての責務を子どもや家族や社会になしていく以外に、自分のなすべきことはないと感じておる様じゃが、大きな間違いだと言っておく。

この宇宙にとって、人の思いこそが、それこそ数ある星々、そして、異次元のどの次元、どの場所にも貫いていける、強いエネルギーが通る道だということをこちらに述べ、それに匹敵する思いをおまえが持ち、皆の心を奮い立たせている、その意味つまり、おまえこそがわれらの目指す道であり、役目と場所は違えども、目標とか象徴にさせていただくほかはないと、そう伝えたいのだ。

 

(あのー、お言葉ですけど、ここで何を言っても無駄だと思います。

異次元での大きな政権は、今まではあったかもですが、僕が思うに、そういった統一感というか、目指す道が同じとか、そういう一体感みたいなものは、今後ない方がいいと思うからです。

そういう大きな流れが、一人一人のやりたいこととか、一人一人のレベルとか、得手不得手を無視して、勝手な定規で上から評価され、個性を尊重されないままに団体となり、数で、大きな力によって強引に個人が動かされる、そういう方向になりやすいからです。僕は、そういうのは、あまり好きではありません。)

(大事なのは、一人一人の意識だし、できる範囲での努力、その努力もたくさんすればいいのではなく、その人その人で、やる気や根気や程度が違うのですから、人と比べられて、個人のペースが守られなくなってしまうのは本末転倒です。それは、僕は嫌です。みんな違ってみんないいのだし。)

(僕は、家庭のお父さんなんだし、親として子を可愛がり、家族を守り、が、自分の使命と思っているので、それをコツコツやるだけです。人間社会で特に何かに秀でているわけじゃないのだから、代表みたいのはありえない。)

(異次元の方々も、まずは自分の立場における役割において、小さき者をいたわったり、自分の大事な存在を素直に愛したり、してみたらいかがでしょうか。活動していく団体に人を集めるより、まず一人で自分が歩く、みんながそうすれば、それが遠目から見たら団体になります。そうなったら、同じエネルギー同士が自然に集まれる。それでいいんじゃないかなー。)

 

天の存在)本気さは、伝わっていないのだろうか。

 

(だから、そういうことでなくて、意気込みだけあっても、実際行動に移してなかったら、意味ないってことです。あと、愛に生きることは、勢いでこなしてくこととは違います。勢いだと、自分本位なことしかできない。僕の母親のように、とにかくお菓子を送り続ける、とかね。勢いだけだと、相手に迷惑かけてることにも気が付かない。送ったのにどうして喜んでくれないの?、になっちゃいます。それって、愛じゃないでしょう?ある意味、相手の気持ちを無視した、やってあげたんだから感謝しろ、の脅迫みたいになっちゃう。)

(まずは、僕のマネをしないのが一番。あと、急がないこと。個人個人が自分のペースでやること。それでいいと思います。)

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(上のように会話した後、僕は、急激に体調を崩して意識が遠くなり、同時に引きこもりのわが子も目覚めることができなくなり、あと、犬も吠えてしまって、今朝はさんざんな感じなんですけど、異次元の方が僕たちに、何かしたんですよね?)

 

ブルー)いつものことだよ。

天の存在は、自分の思い通りを好む、俺は、もう慣れているけど、地球を自分たちの思い通りにしたいのが天の存在だ。みんながワンネスなわけじゃねえ、みんなが愛が深いわけじゃねえ。

おまえは、自分が言い過ぎたのだろうか、と反省したようだが、おまえはおまえ、その性格は治らないし、嘘で、皆さん仲良くやっていきましょうね、などとは言えない。おまえは担がれるのは苦手だし、第一自分の役割が果たせなくなってしまうから、集まるのは違う、と思った通りに伝えただけ。それに不服と思って攻撃、いつものこと。いつもおまえは生きる邪魔をされている。

 

(天の存在は、それでもいいの?僕は、無事だったようだけど、これからどうするの?ワンネスになっていくの?世界は本当に。)

 

ダウス)そういう流れがあって、みんな焦っているんだ。

今まで通りの感覚で、強そうなやつにつけば仕事にありつける、何もしないでも救ってもらえる、そう思って強そうなおまえにつきに来たんだ。いろんな美辞麗句を並べて、おまえをおだてて、いかにものやる気を見せて。

おまえは、愛に生きるに真剣だから、温度差を感じて、まっとうな説明をしたんだけどな。俺たちにはよく分かった。だから、心配ない、大丈夫だ。おまえは、ワンネスに守られてる。もうそんな時がきたんだ。長かったけどな。

 

(少し残念だね。みんな、愛にやる気になってくれたんだと思っていたから。)

 

(例えば、職場でね、人を思いやるってすごく気持ちいいんだ。

僕は、介護施設に勤めていたんだけど、なんとかおじいさんおばあさんに笑顔になってもらいたいな、と思って頑張るし、勉強するのが、本当楽しかったよ。でも、職場の上司から、利用者さんよりでなく、スタッフよりになるよう促されて、毎回介護の愚痴を聞かされていたよ。僕は、介護が、全然嫌じゃなかったのに。スタッフのみんなと合わないと、少しでも利用者さんの側に立ったり、上司の意に添わなかったりすると、とたんに冷遇されて、とてもつらかったよ。

出来たら、また介護やりたいなー。)

 

ブルー)その気持ちは、きっと神々に通じるよ。

 

(子どもたちにも、外に出て生き生きしてほしい。

あ、でも、外に出なくても、ネットで仕事もできるし、そちらでもいいと思っているんだけどね。)

 

(あとさ、ここのところ僕の異次元で、とむくんの周りの異次元の人たちと、母の周りの異次元の人たちから、両者を助けるように念が入っていて。・・でも、本人たちが望まないのなら手を出すべきじゃないと思って、ずっと耐えていたんだ。

みんな、僕が関われば、両者が幸せになるとでも思っているのかな。僕は、そうは思わないけどね。僕は不器用だし、思ったことをはっきり伝えてしまうところがあるから、人を助けるとか、教えるとかに向かないことがあるんだ。特に目上の人にはね。自分でもそれが分かっているから、僕がやるべきじゃないって思うし、人に。こうしろああしろの押し付けはよくないと思うから。)

 

 

天の存在)さっきは申し訳なかった。俺たちに、勉強が足りなかった。

私たちが言いたかったのは、認めてほしかっただけで、指導が欲しかったわけじゃないということ、それなのに、いきなりあれは駄目、これも駄目、言われたら、せっかくのやる気が落ちてしまうから、それを思って、私が代表で気分を害し、攻撃したんだ。

 

(どんな攻撃?)

 

天の存在)思念波だ。ありとあらゆる者に、おまえ側の存在に、子ども、犬を含んだ、おまえの関係者に、そして、おまえの行動を邪魔をした。

 

(分かりました。確かにいろいろ邪魔されました。けがをしなくてよかったけど。)

 

天の存在)おまえには、もう少し寛大でいてほしい。少なくとも、やる気のある者の優遇を頼みたいんだ。

 

(優遇って、何?

与えたものを与えられるのが、宇宙の法則じゃなかったかな。優遇っていうのは、愛を発する者が愛される、の形で、行われる、自然な現象と思っていたんだけど、そうではないのですか?)

 

天の存在)厳密にはそうだが、今まで優遇してもらっていたのが、愛の粒子を取られ、そのままの自分で生きよと急に言われて、それで、おまえのところにすがって、しかし断られて、どう生きたらいいのか分からないんだ。

 

(そういう場合、あなたの上司はどう言っているのですか?)

 

天の存在)おまえに頼めという指示だ。

 

(そう言われても、どうしたらいいのか分からないですよ。異次元と現実は勝手が違うし、指導のしようがない、僕はただの人ですよ。)

(母やとむ君のことも、皆さん、ご自分でやってみたらいいんじゃありませんか?正しい答えなんかないですよ。その人その人で、与えられるものが違うんだから、その立場にある人が、自分なりにやってくしかないんですよ。そして、自分に返ってきたものが自分なんだ、と思えば、自分の評価も自分でできる。基本は独学ですよ、独学。)

(僕から言わせれば、子育てや家庭を守ることに支障をきたしたら、僕は親として失格なんです。だから、人様のことに関しては、僕は無理できない、申し訳ないけど。)

 

ダウス)意志が固いようだな。

 

ブルー)よかった、安心した。

今後も、こういうことはあるから、そのたびに、自分の意志の固さを見せてくれ。

頃合いを見て、おまえ、また社会復帰するからな。その道が用意される、子どもにもな。社会に居場所、欲しがっていたよな。大丈夫だ。無理ない形で与えられるから、もう少し待っとけ。

 

(どういうこと??)

 

ブルー)つまり、今のでおまえは愛じゃない者たちから自分の粒子を取り戻した、大々的に、みんなに行き渡っていたからな。それを繰り返し、おまえはとうとうおまえ自身になる、長かったけどやっとだ。それから、人間社会へレッツゴー!だ。

まだ数回あるから覚悟しとけ。

 

(はぁー??)

 

(あ、ついでに、ここのところ妻が疲れやすくて、機嫌が悪いのはなぜ?)

 

ダウス)おまえの妻にも成長の過程が必要なんだ。いろいろな負荷があっても愛になれるか、おまえがいつも試されるように、みんな、そうした試練を経て、忍耐力をつけるし、続けていく意志を強くする。楽だったら、そのままで成長はない。異次元は、成長の場、人として生きることより、早く精神を鍛えられる、そんな場所。

 

(あー、そういうことね。)

 

ダウス)ちなみに、おまえはもう母親とは関わるなよ。関わらなくていいぞ。もう魂の粒子、取り戻したから、関係がなくなった。助ける必要もない。

 

(魂が返ってくるときに、母側のみんながただ恨み言言ってただけ?)

 

ダウス)そう。

 

(分かった。ありがとう。)

 

 

 


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