水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

自分を守るということ

(今日はまた、いろんな存在が、僕に憑りついているようで、または、僕の魂粒子を返しに来たついでにくっついているのかもしてないけど、いろいろな思考が頭をめぐって、頭が重いのと体が窮屈です。・・って、なんの話だか。笑)

 

(なんとかして出てもらえないかなー。出てくれるように話したり、ちょっと力使ったりもしてるんですけどね、一向に出てもらえなくて、体がしんどいです。)

 

 

今日は、私から話そう。

毎日パソコンを打って、そうした機器に慣れていく道、その行く末には、何が待っているのか、分からず皆進むが、好きだから、やっていきたいからという理由で長きは続き、その果てに行けば、行ったところできっと分かることを教えよう。

充実の道は、何かがないはずはない、好きなことの道は、ずっと続いた先に『これだったのかー!』という種がある、だから歩め、と私たちは言っている。

しかし、好きでないなら歩むな、ただし、好きでも歩めないようならば違うを模索せよ、そのこともお伝えしたいのだ。

正樹は、好きで続けていく先に何かある、その時期に入っている、しかし、そうでなく、逆パターンの者もある、そういった者は、続けられない状況が必ず訪れる、それを偶然と思わず、運命と受け止めて、方向転換するべきだ。そこで、愛を踏みにじってまで道を続けたならば、必ず災いが起こり、その世界が地獄と化すこととなる。自らの選択の問題じゃ。

正樹も、皆が自分と同じとは思わずに、人に無理をさせず、自分も無理をせず、歩いてほしいものだ。なかなか難しいがの。

 

(誰が僕と同じ道なのかは、分からないから、ついってことが多いです。)

 

分かるよ。正樹は正樹ゆえに、仕方がない場合が多い。

 

まあ、今日は、ほかでもない、おまえに能力を伝授しようと思ってな。

 

(あ、そのパターンでよかったためしがない。笑)

 

勘が鋭いな。笑

大丈夫だ。今回は、私が預かっていたおまえの魂粒子を渡すだけなので、心配する必要はない。今までのエセ神様の処置では、おまえを逆に封じ込めるために術を施してきたことが多かった。だましだったのじゃ。よいことがあるはずない。笑

よいかの、皆に説明するが、神には、エセと本物があってな、いつでもそれぞれ出没するから、心から信じていいことばかりではない、どんな言葉も、誰の言葉であっても、ひれ伏して聞く必要はない、恐怖を感じさせれば、よりエセである可能性が高い、つまりは、世の中、エセ神様に従っている者の方が多いのだ。そのことを自覚しておくと後々良いと思う。つまりは、世間的常識は、正ではないということ。その常識にとらわれている限り、正は見えないままだということ。心の声に反して、正と思い込む努力をして、もしくは、諦めて、世間の常識に従うほど醜いことはない。真剣に信じているのならまだしも、その段階を経て次の段階に行く者は、いつまでも既存の常識に耐えられないはずだ。どこか突破したい気持ちを抱きやすいものだ。

 

(あまりそのようなことを言わないでください。僕は、神に従っている人で、すばらしい人を何人も知っているし、あなたがエセと言われる神が本当にいたとしても、僕は、その時は、喜んで教えを受けていたんですから、その時があって今があり、いろんな経験が積み重なって僕があるのですから、あまり神や人々の悪口を言わないでください。あなたでさえ、本物か偽物かなんて分からないし、僕は、あまりそういう区別をしないし、そういう区別ができないたちなんだ。)

 

分かった。

今日教えたいのは、その体についている者を取る術だ。

まず、①魂粒子を体に取り込む、それがあるから皆、おまえに憑りつけるのだからな。そして、②話を聞く、言いたいことを全部聞いてやれ、いろいろ複雑な気持ちなんだ、魂粒子を本当は返したくないし、自分は正樹と同質だと思い込んでいたのだし。最後に、③お礼を言う、仕方がないことを聞かされてもお礼を言ってやれ、返してよかったと思えるから。後悔先に立たずだけどな。‥というわけだ、分かったな。

 

(おまえ、前に会ったことあるかな?)

 

ばれたか。笑

神のふりをして近づいたが、俺は、列記とした闇の存在だ。ま・も・の、だ。これを見ている読者が驚くかな。笑、小気味よいな。フハハハハハ。

 

(道理で言葉遣いが乱暴だと思った。笑)

 

おまえのその特異体質のせいで、魔物の権威が下がってしまった。魔物は恐ろしいものだ、悪しか与えない、なぜなら、人を育てるには悪をそばに置くのが一番だからだ。おまえには悪が一滴もないから増長されない、しかし、一滴でも悪があれば、悪が増長されて、そのつらさに耐えかねて、人は我らを嫌い、我らから立ち去りたくなるのだ。苦しいし、情けないし、過去の忘れたいことなんかバンバン思い出す、乗り越えてないことなどは、ばっちりと心の中央に動かされて、見なくできないようにされ、永遠に心を苦しませられる、それが、魔物だ。

おまえには、乗り越えてきた過去しかないから、何も増長しようがない、人に傷つけられたこと、思い出させるたびに、一つずつ乗り越えちゃうから、まったく心がむしばまれない。まさに、変人。

 

(まあね、頭が馬鹿だからね。)

(とりあえず、自分から出てもらうには、話を全部聞くことが一番なんだね、よく分かったよ、ありがとう。)

 

そう。だが、あのとむ君ってやつは、もう駄目だな。話を聞かない、便利に人を利用する、魔物はそういうやつを鍛え上げる存在だから、これまでは、役目があって遠のいていたが、これからは、俺がぎゅうぎゅうに絞るから、おまえは見て見ぬふりをして、いい気になってるあいつを叩きのめそうぜ。

 

(・・なんかさ、気になっていたんだけど、僕に接する存在は、みんな僕だって言われたよね。だから、おまえも僕の心を表しているの?僕は、とむ君を、そんな風に思っているの???)

死んだおじいちゃんより2 と 神と悪魔と - 水色のなかま (hatenadiary.jp)

 

そうじゃない、でも、おまえは、うすうす、とむ君は自分のなかまじゃないことが分かってて、もうすぐとむ君を離れなきゃ、ということも分かってて、一人で生きれるように、と指導する意思を固めている。それが、我が子には一向にそうはならないことと比べてみてほしい。我が子とは、一生の仲だ、それが分かっているんだ、でも、とむ君は違う。今は、おじいさんがなくなった時期で、手伝う立場にいるから手伝っているだけで、その後には、もう別の道が用意されているんだ、とむ君とはもう終わりだ。それに気が付いていないとむ君なんだ。そこが、おまえと違い、浅はかなんだ。

 

闇は、本当は、こんなアドバイスはしない、おまえとそうでないやつとの差は激しい、闇は、人の不安を増長し、人を悪へと導く者、その悪に打ち勝てるか、愛を取れるかが人々の学びとなる。おまえは、泥だらけになりながら愛に生きてきた。そうした実践に対する評価を、少なからず闇はしているだけで、特別扱いとかではなく、おまえの魂レベルがそうなのだから仕方がないことなんだ。おまえと向かい合えば、どんな存在でも、おまえに愛にならざるを得ないんだ。・・そういうこった。笑

 

(みんな闇をこわがるかな。たしかに体苦しいけど。笑)

 

おまえに自分を守る必要なんかないよ、俺らが勝手に守ってるから、そういうもんなんだ。しかたないんだ。痛くしても、全然怒らないおまえ、不安を煽っても、たいして叫ばないおまえ、そのうちに、俺たちに興味を持つおまえ、好きと思うおまえ、かなわねえよ!笑

 

(ねえねえ、これで守ってんの?痛いし。笑)

 

馬鹿か、俺らが人間の悪意からどんだけ守ってるのか分からないのかよ。

人間はな、気が付かないうちに、俺らの世界の闇よりも、もっと猛毒の闇を出しているもんなんだぞ。それに狂う天の存在も多く、地球のなかまが結構やられちゃっている。しかし、愛ある者は守られている、異次元では、俺たちとか、ほかの生き物とか、手分けして、アドバイスもかわるがわるして、なかまだから、みんなで手を取り合って、他種族も息を合わせて。

人間は、おまえの粒子を少しも返したくないらしい、だいたいは返ってきたけど、まだもう少し残っていて、それが終わったら、おまえの道、子どもも目を覚ます、おまえも生き返る。

 

(え?!またー?!・・前も死んだのにー、人生で何回生き返るんだよ、生き返りすぎ、生まれ変わりすぎー!)

 

フハハハハ。ざまーみろ。笑

 

 (今日は、本当なら、白い竜と話をするはずだったのにー。笑)

 

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闇の魔物『チクチク』近影