水色のなかま

このブログはフィクションです。物語の設定は主人公の紹介をご覧ください。

異次元の存在の可視・可聴

(今日は、昨日より幾分楽ですけどね。)

(自分の中に異質なものが入り込んでいるときは、たとえ自分の魂が戻ってきているにしても、頭がぼーっとして、今さっきの記憶がトリップし、寝ぼけているみたいな感じになって、とてもじゃないけど家族以外の人には会えない。家族は、もう分かってくれているからいいけど、いや説明はしてないけど、どんなになっても僕を信頼してくれてるから。)

 

(あと気になることがあって。

我が子が、よそで、『誰もいないのに、おはようって声がしたの。こわいよー。』という話を聞いてきて、僕の場合は頭の中では声が聞こえるけど、耳から聞こえたことはないな、と思い、実際そうなったら僕も怖いだろうな、と思ったんだ。

異次元が、人々にとって身近な存在になっていってるようだけど、肉声で声が聞こえたり、みんなが可視できたりするようになるんだろうか。そして、そうなったら普通、人々は恐怖におびえると思うけど、おびえないような人もいるんだろうか。

アセンションが進んでいるらしいけど、この先の現実が心配だね。)

 

 

ボクの話じゃダメかい?

 

(君は、初めましてかな。)

 

そうじゃないけど、キミのそばにいつもいるんだけど、キミには見えないし、ボクもしゃべらなかった。

 

(そうなんだ。あ、きれいな砂色だね。)

 

あのさ、さっきの話だけど、何も気にしなきゃいいんだ。おまえはボクらとしゃべれるんだし、しゃべれないやつらがうろたえるんだ。やさしいは通じるんだ。おまえはやさしい、凶暴じゃない、我らを捕まえたりいじめたりしない。だから、出会ったって友達になれるよ。知らない人同士が初めて会うだけ、人間と同じ、でも中身はワンネス、キミは人間で関われたんなら、ボクらは全くこわくない。

 

(でも、いきなり見えたらおどろくよ。たぶん僕も。)

 

驚くけど、驚くのは一瞬で、子どもたちは意外と受け入れるよ。子どもたちには見えてる、大人だけが見えない、キミも見えてる、イメージ、与えられる、可視できなくてもいること理解してくれてる、否定しない、存在も、人格も生態も、合わそうとしてくれてる、ボクらの言葉、感覚に。

 

(まずはイメージを与え、徐々に僕らに姿を現していくの?可視できるようになるの?)

 

それは、まだ、というか、可視や耳で実際声を聴くことは、それほど重要じゃない。それをしたがるのは人間だけ、そうできる者しか信じられないのも人間だけ、人間は浅はか、地球が自分のものだと思っている、宇宙のものなのに、世界観が小さすぎて話にならない、意味が通じないからイメージも与えない。

キミに今来てる思念波が非常に強いのは、人間の証拠、人間なのに大いなる意志の愛を持つ生活に慣れて、すべてを動かそうと思念を送る、そういうの、もう嫌だから、ボクが止めに行く。

 

(どういうこと?)

 

キミに思念を当ててる人、キミを自由に動かすすべしってる、そういう思念受けた人、その通りに動く、でも君には効かない、痛いだけ。

 

(確かに痛いけど。笑)

 

そういうの笑えるのキミだけ、ボクら許せない。仕返ししたい。

(ちょっと待ってよ。僕はもう慣れてるんだよ。現実でもはっきり言えるから大丈夫だよ。)

 

いや、違うんだ、これ間違ってるんだ。分かるから、そいつキミの粒子まだ持ってる、それ使って君の心入り、自由に動かす、キミのこと軽んじてる、そういうの俺たちみんな見てる、もう口出していいだろう、キミの粒子取り返してくるから、あとはこういう現象のない世界になるから。

 

(うん。)

 (なんかごめんね。せっかくの出会いだったのに。)

 

キミ自分のためにボクと関わらない、ボクら自己中な人間キライ。キミみんなのこと思ってる、それ分かる、異次元はそんな気持ちが美しいオーラになる。一方で、カルマが重いかわいそう。カルマ、ほかの者から来てる、キミに言うこと聞かせようとしてるやつのカルマ、おかしい現象が、キミを軽んじる現象が、上司と部下が逆、敬う敬われるが逆、従う従わせるが逆、思い込んでいるこいつ、キミが言うことを聞くべきだって、おかしいやそんなの。

 

(僕、キミたちのこともっとよく見たい。)

 

いいよ。

 

(灰色でかわいいね。)

 

うん。

 

(いつか友達になれるかな。普通にさ。仕事こみじゃなくて。)

 

地球でやることたくさんありすぎ、キミたいへん、でも、それ手伝うし、それ楽しいこと。ボクらは、仕事だけど出会い、楽しむ、それいいアイデア

 

(そか、・・そだね。)

 

キミ、すごく痛い、今取るから待ってて。

 

(うん。)

 

(なんか、‥楽になってく。すごいね。)

 

今まで手出し無用だった、もう制約ない、手出しできる、異次元キミの味方ばかり、その他の異次元は罪人、いなくなる、この先いなくなってく人たち、思念出したらそうなる、思念使うふさわしくない、思念使うは愛だけ。

 

(ありがとう。)

 

ボクら見て絵を描いて。

 

(うん。)

 

(絵を描いているうちにずいぶん楽になったよ。いろんな力があるんだね。)

 

みんなキミにつくから力も発揮するよ。

 

(つくとかつかないとかあるの?)

 

うん。自由になった。自分の意志でいいって地球に許可もらった。

 

(そうなんだ。笑)

 

 

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『砂色の小人ピコット族』近影